2006年12月の「思い」

 
 五月の時点で年間50曲作ると公言しましたが、7ヵ月で51曲作ることが出来ました。 すでに公約を実現してしまったので、今月(12月)はこれまでの曲を検証する月にあてたいと 思います。演奏方法の検証、曲のコードーとメロデイーの関係、曲自体の検証、曲の歌い込みの 練習、とやることはいっぱいあります。大角さん作のCDジャケット「迷宮カレー」の曲を作る ことにしていますので、新曲をまったく作らないはけではありません。検証しながら、生まれ出 るものは自然と作っていきます。12月は一年間のまとめをしたくなる月です。2月にギターを 始めて、5月に作曲を始め、7月には瀬戸で初ライブをしました。10月には二度目の瀬戸深夜 カレーライブをさせていただいて、その映像をDVDにしていただき、イナターネット「You  TUBE」にも放映していただき、実に著しい進歩だと自分では納得したギター演奏成長過程 です。独学のため遠回りなことも、多々ありますが、これしかできない不器用さを武器?に唯我 独尊。瀬戸の安藤さん、大角さん、羽賀さんや江袋さん、あと多くの常連さんに何かと助言や サポートをしていただき感謝です。音楽を通して出来ることを手探りで試行しています。多少 ですが、それなりの自信も付いてきましたので、今月は今年の総決算月にしたいです。(12.1)
 自分の曲のアレンジ?をしています。コードを循環コードに変換してみたり、アルペジオで 歌い込む練習もしています。今晩は安藤さんが大角さんの作られた眼我真CDジャケットを沢山 持って来てくださいました。実に面白いジャケット達です。「迷宮カレー」のジャケットも入って いました。「これかあ〜!」3億円強奪犯のモンタージュ写真と私の髭写真をダブらせたジャケット に仕上がっていました。このジャケットから「迷宮カレー」の歌を作ります。イメージを膨らませながら 作っていくつもりです。あと安藤さんが明日、不動産を購入する交渉を不動産屋と午後3時ごろに 多治見でされるそうです。売買契約達成の祈願を込めて、即興で契約達成祈願の歌を歌いたいと思います。 何か神がかり的発想ですが、何でも有りでいいのだと思います。応援したくなる理由があります。 カレーライブの存続がその不動産購入に関わっているからです。「ガンバレー安藤!」(12.2)
 やあやあ、不動産購入契約がはぼ成立したとのことです。他人事ながら嬉しくなります。 可能性を追及する人達に道が開かれることは、同じ表現者として喜ばしい限りです。お互い 影響し合って、お互い成長して行きたいものです。「迷宮カレー」の歌が出来ました。循環 コードをちゃんと踏まえ、詩とコードの性質を考えながら作りました。落ち着いて聞ける歌 に仕上がったと自負?しています。他者に聞いていただいて、批評してもらわなくては いけません。大変忙しい中、それでも創作活動が出来ることが、これで証明されました。 一安心の一日でした。感謝感謝、です。(12.5)
 53番目の曲は明るいパッピィーな曲となりました。 大角さんが作られたCDジャケットに中に「ガンガーノママニ」というビートルズのパロディー? ジャケットが有り(私はビートルズをまったく知らないので、その元のジャケットも知りま せん)。題名が「ガンガーノママニ」となっていましたので、「迷宮カレー」もそうですが、 大角さんが作られたジャケットの題名にそって、私のイメージで曲を作ることにしました。 その第1作が前日の「迷宮カレー」でした。その第2作目が今日できた「ガンガーのママに」 ということになります。いろいろな方に刺激を与えられ、創作意欲が涌きます。ありがたいことです。 何かの形でお返しが出来れば、幸せなことです。感謝しながら、創作活動に日々励みたいと 思います。パッピィー?ハッピィーです。(12.6)
ビートルズの曲で「Let it be」つづりがこれでいいか?ですが、日本語訳が 「あるがままに」だそうです。そのパロディーで「ガンガノママニ」と大角さんがジャケットに 書き込まれたのでした。それを私は「ガンガのママに」と解釈してしまいました。ガンガの お母さんへの感謝の歌として、詩を作りました。パロディーのパロディーを作った感がしない でもありません。これはこれで「ガンガノママニ」という大角さんの意図が現われた作品かも しれません?昨日の土曜日ガンガーライブに新しい参加者がいらっしゃいました。安藤さんの ギターの生徒さんということです。自作の曲を3曲演奏されました。さわやかなメロディーでした。 あと気付いたことですが、私の声が前よりも通るようになりました。以前よりも必然的に 歩くようになったことが原因だと確信しています。歌は足、腰で歌うものかもしれません。 腹筋やスクワットで筋トレするのもいいかもしれませんが、働きながら鍛えられれば言うこと なしです。店にこもっていた私が必然的に外で働くようになったら、足腰が鍛えられ(前より もという程度)自分が思いもしなかった効果が歌に現われてきたということです。私は自分に 都合が良いように解釈するところがあります。それが長所で有り、欠点かもしれません。 これこそ「ガンガノママニ」です。
 今日は創作時間が沢山とれたので、いろいろなことができました。作曲についてですが、 「愛のクリスマス」という新曲も作りました。あと「一つになれた夜メリー・クリスマス」 を循環コードに変更して、一部詩もかえました。「ガンガーのママに」も手直ししました。 曲(詩)に起承転結を付けるように藤村先生に指摘されていました。人の曲を聞いて、 起承転結がはっきりしない曲は説得力に欠けることが分かりました。どうすれば良いかはまだ 手探り状態ですが、「詩と曲に起承転結!」を心がけたいと思います。(12.10)  
 コードと和音を間違って記憶していて、そのまま歌っていることに気付きました。 Gmというコードです。どうゆわけか?ド・ファ・ラの和音で音符を書いていました。慣れない コードだったので、間違って記憶してしまい、そのまま歌っていました。は・は・はです。これで また一つ進歩しました。この箇所の歌がいままでよりも音と合うこと間違いなしです。以前にも 同じょ様な間違いをしていました。これで二度目です。「迷宮カレー」も出だしと最後を手直し しました。ここにもGmが使われていました。(12.13)
 昨日の夜はついつい、2時間ほどワンマンショウをやってしまいました。 流木作家の山根さんが久しぶりに来られた(個展「それぞれのクリスマス」を見に来ら れました)。久しぶりだったので、ついつい、歌い込んでしまいました。歌よりも、もっと話 すべきことがあったのではないかと、多少反省しています。今日のライブは演奏者とお客さん が多く、いつもよりにぎやかです。私は控え目にしています。こんな日もありです。 「終わりの花火」も循環コードに変換しました。多少難しいコードですが、以前よりも指が動く ようになってきたので、成長過程としては程よい程度の難度です。過去のすべての自作曲54曲 を検証しているところです。あと26日の「冬のガンガー祭典」ライブで歌う曲を選曲中です。 3〜4曲演奏する予定なので、選ぶのに大変です。54曲からとなるとさあて?「友よ、冬だ!」 と「終わりの花火」、「ガンガノママニ」「ねこの降った日」「ガルーダの守る店」 「カボチャ・太鼓・最高!」「クリスマスの夜」「おまけの楽器・オホホホオ」このへんから 選曲したいと思っています。(12.16)
 「友よ、冬だ!」のコードをチェックしていたら、2〜3箇所おかしなところがありました。 歌と音符がずれているのです。ははは、笑ってしまいます。以前はまったく(今もそんなに かわりませんが)何もわからなっかので、こんな間違いがあっても当然です。素直に喜びたい です。自分の間違いに自分で気付くことができました。日曜日の夜もワンマンショウをやって しまったのですが、そのとき古い歌を歌っていたら、コード進行が今の感覚からするとおかしな ところが幾つかありました。耳が多少音楽的?になってきたのかなという思いもしないわけで もないのですが、まだ直感的感覚で具体的にどうだといわれると?マークです。てっとりばやい? 方法は循環コードに変換することですが、これも決められたコードですから、いま一つもの 足りません。もっと音に対して分かって(慣れて)くれば、本来の姿である自分でオリジナル ?コード進行が組み立てられるようになることと信じています。今は常識的感覚の循環コード に従って変換しています。あと変化がみられるのは、ライブの演奏者の中に自作の作品を模索 している方が二人いらしゃいます。先日の安藤さんの生徒さんではなく、ガンガーの常連さん です。喜ばしいことです。多少なりとも、私の影響かなとも思っています。ご両人とも演奏 経験豊富な方ですので、メロディーはすぐに出来てしまうといわれました。でも詩が出てこない と言われていました。私の場合は曲と詩が同時ということがほとんどなので、曲に詩をつけるという 感覚がわかりません。詩に曲をつけることは何回か経験しているのでこれも出来ますが、逆は 今だ経験がありません。いろいろな方の自作曲を聞くのも参考になります。(12.19)  
自分の殻を破るには、自分の努力では限界があり、必然的外部の力が働かなくては 破れないものだと改めて実感させられているところです。何を言いたいかというと、私の歌声に ついてです。店にこもって、腹筋とスクワット、腕立て伏せをいくらやっても、多少の効果は 有りましたが、外に出て6時間立ったまま働くことに比べれば大したことではなかったのです。 今、良く声が出ます。店にこもっていたらこの感覚は実感出来なかったことと思います。一つ 限界を越えたという感があります。さらなる限界を越えるにはさらなる変化が必要なのかも しれませんが、自然にまかせ、日々努力していれば、外から必然的変化が訪れることと思って います。謙虚に努力することに喜びを感じる今日この頃です。曲の中で、転調?させるには どうしたらいいか、多少気にしながら、一部の曲にはそのようなことを意識している箇所も 加えました。転調?は起承転結に繋がるテクニックだと思っています。如何なものか? 試行しています。  必要とされることは、喜びに繋がることです。人に「思い」を伝えることに喜びを感じる 私としては、その手段の一つである歌声が多少なりとも出るようになってきたことに、 大いに喜びを感じています。ギターの演奏はまだまだですが、これも日々の努力で多少ですが、 以前よりかは、まだましです。成長過程ということで、これからの成長に期待したいと思って います。何か自画自賛の書き込みになってしまいました。恐縮です。(12.22)
 土曜ライブは盛況でした。流木作家の門脇さんがハーモニカを持参され、わたしとの セッションを試みてくださいました。先週来られ、私の歌と書き物「眼我真のギターパフォー マンス物語」を読まれ、また歌が聞きたくなったので、来ましたと言って下さいました。あと 田中さんも加わり、ブルース(はえ殺しのジョニー、うんこ雲)を何回も繰り返し歌いました。 気が付くと夜中の12時を過ぎていました。2〜3時間歌っていたことになります。日曜日は 日曜日で、今展覧会されているゼロちゃんの同僚が来られ、私の歌で大いに盛り上がり、ワン マンショーをまたやってしまいました。二日続けて沢山歌ったので、咽(のど)が疲れぎみ です。後、おもいろい?ことはゼロちゃんが日曜日の夜ガンガーで作詞した文章に、私が手を 加えて、その詩「イブの夜」に曲を付けることにしました。人の詩に曲を付けることは初の 試みです。今日(25日)中に曲が付けられるといいのですが、楽しみながら挑戦しています。(12.25)
忙しくて書き込む時間がとれませんでした。まずは、55番目の曲「イブの夜だから」ができました。 詩はゼロちゃんの詩に私が補作して、曲をつけました。コード進行も循環コードにアレンジを加え、 起承転結を意識して作りました。落ち着いた良い曲に仕上がったと思っています。人の詩を客観的に 読むことで、自分の詩では出来にくかった詩の「起承転結」が見えるようになりました。自分の詩だと どうしても思い入れが激しくて、客観的に見ることが出来にくいことに気付きました。良い経験となりました。 自分の作品も客観的に見れるようにならなくてはいけません。  26日の「冬のガンガー祭典」は盛況でした。お客さん、演奏者の方々ありがとうございました。 すでに来年の「春の祭典」(3月下旬)を楽しみにしてくださっている出演者もいらっしゃいました。 ありがたいことです。3月にはCDを発行することに決めています。そのジャケット展を今ガンガーの 店で行っています。投票形式にして、一番人気のジャケットで最初のCDを作ります。一月いっぱい このイベントは行っていますので、興味の有る方はガンガーまでお越しください。あなたの一票で 私のCDデビューのジャケットが決まります。20点の中から選ぶようになっています。投票は一度の 来店で一回としていますので、何回も店に来られれば、そのつど投票できます。  あと、デジタル・ミキシング?を2月1日に買うことになりました。これでCD化への道が開けました。 (12.28)
55番目の曲「イブの夜だから」は、なかなか良い曲になりました。只、「イブ」だと いつも歌うには、多少時期外れな感もしないわけではないので、「誕生日の夜だから」に詩の 一部を変更したいと思います。詩を提供してくださった牧野淳子(ゼロアレルギー)さんに 了解を得なくてはいけません。  表現者(創作する者)と「単なる演奏者」には大きな違いがあります。その違いに気付かない でいる「単なる演奏者」が表現者(創作する者)を認めようとしない節が見受けられます。 創造することと、単なるコピー演奏することは全然違います。 誰でも表現者になれるのに、その「違いの判らない人たち」は オリジナリティという一点を勘違いされていて、見かけの器の景色ばかりを気にして、作者の 創造性にまで気付かないのです。生み出す葛藤の純粋性が何も判っていないのです。 人の曲のコピーをうまくパッチワークしているにすぎないことにさえ気付かず オリジナルだと思っている人たち。表現者と「単なる演奏者」には違いがあるのですが、 それさえもごちゃ混ぜにして、コピーのパッチワークをオリジナルと勘違いされているのです。 美しいメローディーラインも心に訴えてきません。詩も訴える力が抜け落ちています。単なる 奇麗な曲、美しい国日本のように「絵に書いた餅」なのに、聞えの良さだけの空虚漂う曲に 自己満足している輩から、私は一部無視されています。そんな輩をみると真実を見抜く目が 無い、かわいそうな人達と思ってしまいます。そうゆう私は大丈夫かと?自問自答する今日、 大晦日です。真実とは?我が目は真実なり。眼我真の名に負けないように、物の本質を見抜き、 虚構、見せかけの真実を打ち負かしていく覚悟です。我が道を邁進するのみです。そして、 私の考えが正しいことを証明したい思いです。来年も今年以上に、我が道をばく進します。 3月31日「春のガンガー祭典」ではCDデビューを果たしたいと思っています。 来年も宜しくお願いいたします。店は4日から平常営業です。 (12.31)
         
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