2008年4〜5月の「思い」

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眼我真のカレーライブが放映されています)

FM AICHI 「えこのこえポッドキャスト」vol4
眼我真の歌が紹介されています。

 
4月の思い

 徳林寺の野外ライブと茶屋「ai工房」は盛況でした。新しい出会いと旧友との再会、思い出に
残るイベントとなりました。一つエピソードを紹介いたします。某クラシックギター教室の
先生(主催者)が私の歌を評価してくださったことです。ギターコードと歌がズレているが、
そのズレが良いというか、是非生徒の前で演奏してほしいいとの要望を受けました。
身なりはからすると、ちょっと怪しい?感じの年配者というと失礼ですが、そんな感じを
受けました。「ai工房」の横で客寄せ?と宣伝がてら適当に歌っていたら、私の斜め前に座って
聴いてくださる人がいて、色黒でサングラスを掛け、無精ひげのおっさんでした。最初はただ、
黙って聞いてくださっていたのですが、途中から「今の歌は良かった」とか感想を言ってくださり、
5〜6曲目に私に近づいてきて「歌を歌っていただくにはお金がいりますか?」と
質問してきました。「?」「なんでしょうか?素人ですからタダで歌いますよ」と返事をしたら
「実は、クラシックギターの生徒発表会を栄の大黒屋本店3階にある岩本真理・メモリアルホール
(100名ほど入る)で6月22日行うのですが、是非生徒に貴方の歌を聴かせたいのです。
12時〜16時半まで発表会で17時から一時間ほど一階の大黒屋で食事会をするので、
その時に演奏してほしいのです」という内容の依頼を受けました。私としては嬉しい限りの依頼ですが、
「コードと声がズレているけど、実に良いので、是非歌ってほしい」という一点については
「え!」という驚きなのです。以前よりも良くなっていて、もう大丈夫と思っていたのに、
いまだズレているとは??その時私の横にいたもう一人の別のイベント「2008アースデイ」
の依頼者も同じく「そのズレぐわいが、実に味があって良い」と褒めて?くれていましたが、
私としては????ズレてるの?疑問が残るところです。二人の依頼者はどちらも私の歌に
感動を受けての依頼であるのは間違いありません。それで「良し」とします。「ズレ」については
課題として、個人的に追求していきたいと思っています。その石原先生は本格的に演奏しようと
している人達に欠けているものを私の歌から感じ取ったのだと思います。それは
「伝えたいという熱い想い、情熱」なのではないかと思っています。これはテクニックうんぬん
という以前の問題なのかもしれません。私にはまったく無いギターテクニック、そのテクニック
を追求している人達に私が伝えられるものは、生の熱い感情だけです。(4.7)
 4月は私にとっては危険な月です。昨日は急に発疹(アレルギー性)が体中に現れました。
朝起きたときに、首周りが痒くダニにでも咬まれたと思い、そのまま土曜出勤を普通にこなし、
帰宅後店で歌っていたら、顔がかゆくなり、鏡をみたら左の頬から首にかけ異常な発疹が現れているのです。
オロナイン軟膏を塗ったら、発疹が顔全体に広がり、くちびるも腫れ異常な顔になっているでは
ありませんか、驚き、緊急病院に車を走らせて夜9時自分で行ってきました。原因はいまだ分かりませんが、
点滴と薬で、今朝というか、アステロイド系の点滴後4時間ほどで綺麗に発疹が消えました。
先生も原因は分かりませんと明言?していましたが、食事からではないと思われます。
前日の歯科医の麻酔なのか、虫などのアレルギーなのか?昨年の4月5日は記憶が飛ぶという、
異常を体験した思いがよぎります。季節の変化についていけなくなっている体調。歳をとるとは
脳の衰えだと思っていますが、体調の衰えも脳の衰えからくるものではないかと推測しています。
 これからの私の演奏の予定を記載いたします。  4月27日は名古屋栄の若宮広場で歌います。 「2008アースデイあいち」の関係者からの誘いで、 ワンブースを使って勝手に歌いまくります。  5月5日は碧南市制定60周年イベントでこれまた歌います。 演奏時間は20分ほどと短いのですが、 こちらは30組?ほどのアーチストが出場する、楽しめる音楽祭です。  6月22日は栄の大黒屋本店3階「岩本真理メモリアルホール」 (100〜150名?収容)でのクラシックギター発表会でゲスト? として3曲ほど歌う予定です。  今年は外に出て歌いまくりたいと内心思っています。(4.13)
 アレルギーの原因は花粉症の悪化かもしれません。その日毛布を窓から干して、
仕事に行き、帰宅後いつもは叩いてしまうのに、その日はそのまま仕舞い込んだのでした。
その翌日の朝発疹が起こったのでした。毛布の花粉を大量に吸ってのアレルギーだった
のだと推測します。以前から(3月あたりから)寝ると痒くて、布団の中で、もがいていた
のも花粉症のせいかもしれません。これは馬鹿にできません。ただが花粉で、くしゃみと
鼻水程度だと高を括っていたのは間違いでした。気を付けましょう布団干し。(4.14)
仕事が大変忙しくて、昨日と今日も出勤です。今週は休みなしで、 働いています。
ゴールデンウィーク前の工事の都合で、在庫を無くさなくてはいけないとの上からの指示です。
言うのは簡単ですが、実際現場で働く人間は大変です。まあ、休み前のラストスパートと
思い、やるだけです。夜は6時からの開店となります。昨日はライブで少ない演奏者と
お客さんでしたが、楽しいライブでした。(4.20)
 26日(土曜日)から5月5日まで十日連休です。27日は若宮広場で、
5日は碧南へ、と歌いにいきます。それ以外は一度映画に行く予定です。
ボブディランの伝記的映画「I'm not there」です。あとは曲作りの整理整頓、
データのバックアップ、そうそう知人の展覧会を見に行くこと、童話の応募に
出品すること、ホームページの整理整頓、演奏テクニックの開発?などなどやることは
いろいろあります。一日一日の目標を立てなくては、だらだらと時間が過ぎていく
だけになってしまいそうです。(4.21)
インターネットオークションで12弦ギターを狙っています。先週¥5500円で競り落としたと
思ったら、終了3〜5秒で、¥5750円を付けられ競り負けました。残念至極。今回狙っている
ものは多少のジャンク品なので、多分大丈夫だと思っています。後2日です。徹底的に個性を
追求したいので、自分に合った演奏方法を開発?するためには色々なギターに挑戦したいという
思いでいっぱいです。(4.26)
 昨日の「アースデイあいち」のイベントでは、これまた新しい出会いと再会がありました。
出会いは大須演芸場で活躍されている劇団の座長さん杉野さんと労働組合委員長の
大西さん、古布手芸の「ねこず」さんなどなどです。再会は名前を聞き忘れましたが、
ガンガーのお客さんで「フルートの流し」を会場でされていた60歳?過ぎのおじさん、
ガンガーの以前のお客さんたちです。イベントでは時間の進行が遅れていたので、
ソロの弾き語り3人は演奏時間が限られ、2曲づつしか歌えませんでしたが、
私のメッセージは十分伝わったみたいです。歌い終わってから色々な方から「良かったよ」
と声を掛けられました。大西さん、杉野さん「フルートおじさん」などなど。
ありがたいことです。関係者の方々とも知り合いになれたので、これからも
イベントがあれば声を掛けてくださることと思います。
野外のライブでは声の通る歌を選んで歌うべきだとおもいました。野外の雑音で
細やかな音はかき消されるので、パワーがあってしかもシンプルな歌を選んで
歌わなくては聴く人に旨く伝わりにくいということです。あと風が強くて楽譜が
めくれ上がります。洗濯バサミが便利です。いろいろと勉強させられます。
良い経験です。会場の空気をつかむコツみたいなものも、何となく分かってきました。
そうそう、大西さんと杉野さんから私の詩集を読みたいとの要望をいただいたので、郵送する
ことになりました。杉野さんは曲を付けたいとの意思表示がありましたが、詩集の詩は彼の期待する
ような歌に向いてないのではと思われますが、判断は杉野さんにお任せとしておきます。
何かの縁ができれば幸せです。 5月5日の碧南市でのイベントも楽しめそうです。
ギターテクニックを磨いています。驚くほどの進化を遂げつつあります。目指すは
自由自在に弦の上を右手左手が踊りまわるような演奏です。人から学ばなくても
独学でこれだけのことが出来るのだということを実証したいという思いがあります。(4.28)
5月の思い 

やっと競り落とせました。12弦ギター、グレコというエレキギターで有名なメーカー
のフォークギターです。ゼロフレットが付いていることと、シリアルナンバーが
No.227と若いので、1970年代の前半ではないかと推測されます。ペグが一つ
欠けているので、この辺は修理しなくてはいけませんが、多分大丈夫です。12弦は
どんな音色を奏でるのか?たのしみです。ギター買いもこれで終了です。来年の誕生日
まではもうギター買いはしません。それまで小遣いをせっせと貯め、誕生日には
フォークギターの良い物を一本買う予定です。17枚目のCD制作も終わり、予定通り
休日を満喫しています。ただ、仕事をしていないので、どうしても運動不足になって
しまい、お腹が出てきました。明日は散歩で汗を流したいと思います。それか庭の
草むしりもいいかもしれません。土曜日には石原先生(クラシックギターの先生)の
お宅へ行き、青木ギターを弾いて頂き、ギターの感想をお伺いすることになっています。
徳林寺での野外ライブで知り合えた先生です。6月22日の岩本真理メモリアルホール
での演奏話を私に持ち掛けて下さった方です。縁は大切にしたいものです。(5.1)
テラゾに行ってきました。昨年9月の「K・Dハポン」ライブの後、一度行っていらいです。
CDを3枚ほど持って伺いました。私が入ると満席?状態のにぎわいでしたが、快く
私のCDをかけてくださり、お客さんの反応も良好でした。ありがとうございました。
栗山さん率いる「自由次元」は4月にライブで有名な居酒屋「トクゾウ(得蔵?)」
でライブをされ、7月にはクロアチアのミュージシャンとセッションするとのこと
です。私にもまた今度いっしょにやりましょうと声を掛けてくれました。
ありがたいことです。(5.1)
5月5日(月曜日)碧南市での野外ライブのお知らせです。
会場は海底トンネルの入り口(碧南側)横にある
「虹の公園」(碧南消防署と衣浦総合卸売市場の間にあります)
全体を使って4つのステージでライブが同時進行で行われます。
眼我真が出るステージは「レインボーKIDS」で、
メインステージ(グリーンステージ)の隣りの広場の中ほどに
セットされているサブステージです。
演奏時間は14時20分から14時45分までです。
野外のワ−ルドレストランも楽しめますし、多くの演奏者、
グループが出演されます。他にもいろいろな催し物が企画
(60mのバームクーヘン焼き、金魚すくい、世界チャンピョンのヨーヨー教室などなど、盛りだくさん)
されていて一日楽しめます。お友達ご家族で、一人でも楽しい時間が
過ごせるはずですので、時間の都合がつけばお越しください。
駐車場は「玉津浦グランド」「臨海野球場」「海浜水族館北」
シャトルバス(午前8時半〜午後10時)が出る場所は
碧南市役所、名鉄碧南中央駅です。
会場近くは関係者以外の車は駐車禁止となっていますので、
ご注意ください。
詳細はWEBで「楽しいじゃん樂祭」で検索できます。(5.2)
12弦ギター(グレコ)が届きました。ペグ磨きと本体の手入れを楽しみながらやりました。
シリアルナンバー0227とゼロフレット、グレコ関連のHPで1970年代初期と判断して
いましたが、指板の模様とヘットのグレコ・ロゴが貝殻の象嵌で、ナットは象牙?
弦を押さえるピン?も牛骨のようです。作りもしっかりしていて、定価は当時としては高価
だったのではないかと判断できます。良いものを買いました。ペグを10個にして10弦ギター
としました。5と6弦だけ一本弦としました。ペグが2個破損していたので、これで
いいと思っています。弾いてみるとそれなりの面白みがあります。今晩はこれで遊びます。(5.2)
石原先生のお宅で、ギターの話と生徒さんの練習風景を見学させていただきました。
良い体験をさせていただきました。自分の進む道は自分で切り開かなくては、
誰も助けてくれません。12弦ギターは面白いです。新たな表現ができそうです。
もっともっと、練習して、思い存分暴れられるような激しさと、静かに聴かせる
テクニック、これらを身に付けたいと無我夢中にギターを弾いています。
さあどうなるやら?変化を楽しんでいます。(5.3)
 そうそう演奏方法で、早くアルペジオを弾くにはどうしたらいいか?私の場合、仕事で
指力は鍛えられ過ぎるくらい鍛えられているので、パワーと持続性には自信があります。
昨日の石原先生の演奏を見て一つのヒントを見つけました。右手の親指と他の指(人差し指、
中指、薬指)の間隔、位置関係を・・・、(言葉にしづらい)クロスさせるように?
使うと以前の私の演奏よりも早くアルペジオが弾けるということが分かりました。
3日の夜来られたお客さんの前で、アルペジオで「29の春」を弾いたら、練習の時のように、
滑らかに弾けませんでした。ははあ〜ん、やっぱりです。まだまだ練習が足りません。
6月22日までには、アルペジオをもっと完璧に弾きこなせるように、特訓をします。
メモリアルホールで緊張した中、「29の春」をどれだけアルペジオで弾きこなせるか?
実験です。楽しみです。目標が出来ました。声の方も、練習などでは下のドがしっかり
出ているときは良い感じで、声が出ているのに、CDで聴くと低音が出ていません。
音域が狭くなっています。演奏も声も、弾くため歌うための基礎体力がちょうど出来た
ところです。でもこの基礎がしっかりできてないと、指の腱鞘(けんしょう)炎やノドを
潰したり、支障が出てくるのだと思います。 指は仕事で、
ノドはガンガーの店で鍛えられています。後は表現方法です。これが一番難しいのです。
楽しみながら試行したいと思います。人の演奏をみながら盗み撮り?したいと思います。(5.4)
 12弦ギターを9弦(4,5,6弦を一本)ギターにして、楽しんでいます。
12弦ギターのリペアに成功したので、気を良くして、弾きずらくて放置していた
フォークギター(1968年製TOUKAIギター)をリペアしました。アジャスタボルトで
ネックの修正、指板の手入れ、サドル削りなどしたら、弾きやすくなり、もともと良い音が
していたので、これで十分楽しめます。低音と高音が良く、中間音がちょっと響かないような
気がするギターです。東海の39年前のハミングバ−ド(ゼロフレット)で、キャツアイの
前のブランド品です。グレコも年代物で、良いギターでした。ガンスタ(黒澤楽器エレアコ
ギターのスタッフォード)と12弦ギターのグレコ、東海のハミングバード(フォーク
ギター)、青木クラシックギターこれだけ揃えば、もう十分です。
明日の碧南のイベントは雨天中止です。天気が心配です。明日は昼から雨という
予報が出ていました。(5.4)
ギターは良く響き共鳴して、前面に抜け出るような音が魅力的です。私の所有
しているギターの中で一番抜け出る音のギターはガンスタ(黒澤楽器のエレアコ)です。
そんなに高価でもなく、単板かというと?多分合板だと思います。ギターの響きは
力木と板厚の構造的な問題であって、ギターごとに材質(同じ木でも、切った箇所でもう
違う)が違い、それに伴って構造も変化させなくてはいけなく、複雑なものでだそうです。
ある陶芸家が「天目茶碗」を科学的に分析して、どのような条件の時に釉薬が窯の中で
変化して、天目が出てくるかを解明したという話を聞きました。何百年間も謎と
されていた自然のなせる業を長年の科学的研究で解明されたのです。ギターも同じ
だと思います。作ったギターごとにこと細かくデーターを残し、構造と音との関係を
分析解明するようなことをしなくては。自分の経験だけでは短い人生追いつかない
かもしれません。天目茶碗の陶芸家は大学の研究室にデーターを持ち込み、分析して
いました。ある意味陶芸家というよりも化学者ではないかと思いました。
コンピューターも駆使して、科学的にギターを分析していき、しかも最後は職人の感
(経験)で完成させられる。そんなことも出来る時代だと思います。(5.5)
碧南の音楽祭は無事終わりました。小雨降る中、風もあり、観客もまばらな中、6曲
歌い上げました。音響設備も歌うには良い状態で歌えました。スッタフの方々も熱心に
対応してくださり、ありがとうございました。12時から歌われた「るる」さんとは話ができ、
知り合い?になれました。いつか私の店に来ていただければ、幸いです。ガンガーの常連の
調子さんも私の後で歌われました。楽しい時間を共有でき良かったです。
明日から仕事が始まります。体調を整え、生き抜きたいと思います。(5.5)
「るる」さんが私の歌を聴かれて「まったく新しい音楽だ!」と言われて、去っていかれました。
褒め言葉と解釈しています。あの会場に一番長くいたのはこの私一人です。その次が、
「るる」さんで、あとの演奏者は自分の演奏が始まる前、前者の演奏を聴いて、自分の番が
終わると皆帰って行かれました。私は6人の演奏者を聞きました。みなさん私より
演奏力はあり、それなりに場数をこなしている演奏者でした。でも、みなさん既成の
音楽のコピーに聴こえました。オリジナルといってもどうしても、好きな既成音楽に
影響されています。私もオリジナルといっても、耳から入ってくる音楽にどうしても
影響されているはずです。ただ、人の歌を自分からコピーしたことがない(ギターを
始めて最初の2曲はコードを覚えるため、練習しました)というか、人の歌にほとんど
興味がないのです。この辺が他の人と大いに違う点だと思っています。
好きな歌を弾きたいのでギターを練習する人(このパターンがほとんどだと思います)と、
自分の詩に曲を付けたいためだけに演奏している私。私の演奏に限界がくるのも
そろそろかもしれません。「るる」さんなどの演奏をみていたら、起用にコードを
おさえる左手と右手の弾きが曲調にあわせて微妙に変化させています。私のはただ
アップダウンで弾いているだけです。疑問は発明の母だと思っています。限界は
自分で作るものといつも言っている私が「限界」というと信条に反しますので、
「疑問」が出てきたとします。旨い人の演奏を見るのは勉強になります。(5.6)
 少し驚いていることがあります。グレコの12弦ギターがものすごく響いてきました。
購入したときは弦はサビで青黒く変色していました。かなりの間、弾かないで放置
されていたのは間違いありません。ただ、作りがしっかりしていてガッチリした感じで、
安定感がありました。MODEL160と書かれていたので、もしかしたら?16万と
いうことかと薄っすらと思っていましたが、別に気にしていませんでした。でも、
今日弾いていたら以前よりもずっと音がいいのです。音が共鳴しているのです。これは
単板なのか?表の板厚が案外あるのです。サウンドホールの断面がはっきり見えれば核心を
得られるのですが、残念ながら塗装が厚く、木目が見えません。裏板も木目をよくみると、
単板のような気がするのです。共鳴音からすると、オール単板ということも考えられます。
象嵌と象牙の装飾を考えると、37年ほど前の16万となるとオール単板でもおかしく
ありません。感が当たったかもしれません。オークションのとき、出品者は電気器具が
専門で、十数点の出品の中で楽器はエレキとギターが一点ずつというな内容でした。
ようはギターについては余り詳しくないようでした。当たればホームラン、外れたら三振
かもと思いましたが、グレコのブランドに確信をもって落札しました。場外ホームランでした。
やった!37年ちかく前の当時16万のギターを¥5000円で落札したのです。
ジャンク品扱いというのも大当たりの要素でした。ペグがなくても大したことでもないのに、
出品者はジャンク品として格安で値を付けていたのです。すべては私の推測勝ちでした。
やった!(5.6)
グレコ12弦を9弦にして弾いてますが、張力が普通のギタ−よりも強いので、しっかり
フレットを押さえないとちゃんとした音が出ません。良い意味で、演奏の強化に繋がっていると
思っています。9弦を弾いて、普通のギターを弾くといままで以上に曲が楽に弾けます。
「巨人の星」に出てくる大リーグボール養成ギブスみたいなものです。
会社のすぐ近くに池があり、昨日昼休みに出かけてみました。良い散歩になり、
木陰もあり昼休みはこれから、この池のほとりで過ごすことにします。
釣り人が9人ほどいて炎天下のもと釣っていました。鮒(ふな)が釣れるそうです。(5.8)
 良く鳴るギターとはこうゆうギターのことかと、グレコ12弦で知りえました。2日前
まではガンスタ(黒澤楽器)と思っていましたが、今はこのグレコ12弦だと断言できます。
他のギターが色あせてみえてきます。良い物を知るとそれ以下の物は物足りなく感じられるのは
仕方ありません。
 昼休みを池の木陰で過ごしました。良い場所をみつけました。池を見ながら、取り留めのない
文を書き連ねました。(5.8)
 グレコ12はすごいです。5000円のギターが私の歌に変化をもたらすでしょう。
その時その時に合った楽器が与えられるのでしょうか?不思議です。これまでのギターは、
その時期にはそれで良かったのです。今はグレコ12なのです。必然的に与えられる
ものだということに感謝です。(5.12)
 グレコ12のフレットが磨り減っていて、多少弾きづらいのでその内リペアするつもりです。
以前にも一度、東海ハミングバードのフレットを交換した経験のある私にとっては、さほど
難しいことではありません。今回はより完成度を増すために、細心の注意を払って、フレット
交換をするつもりです。手塩をかけて育てると、一段と愛着がわきます。自分で出来ることは
自分でする。それがこれまた楽しいのです。
会社の昼休みは池の周辺を散歩しています。緑が多く、自然に恵まれた地域であることに
気づかされました。畑や花壇、お寺、神社、水田、急ぎ足で散歩していると楽しくなります。
安全靴の重みが心地よく、20分の散歩は足腰の強化にうってつけです。これから体力のいる
夏に向かって、職場の暑さに耐えられる丈夫な体を維持するには今から鍛えた方が安心です。
自己管理も生き抜くためには大切な要素です。足腰の強化は歌声にも良い影響をあたえる
ことは間違いありません。歌は足腰で歌うものという持論を唱えている私です。
一日10時間立ち尽くめで、しかも指先でバネを網の上に並べる仕事、これまたギター弾きの
特訓です。指先のパワー強化は自然と仕事で鍛えれいるのです。これまた偶然ですが、私には
幸運だったのかもしれません。何時間ギターを弾いてもほとんど指先が疲れないのです。
それもそのはず、毎日10時間仕事で否応なしに指は鍛えられているのです。
散歩で歌声を鍛え、仕事で指を鍛える、もうこれ以上の条件ありません。すべては
弾き語りのために備わっているみたいです。何事も都合の良い様に解釈するのが私の特技?
なのかもしれません。楽しみましょう、人生を!(5.13)
 思い立ったが吉日?さっそくフレットを4本修復しました。それにサドルにも手を
加え新たな音色に挑戦しました。まず東海ハミングバードのサドルにアルミ缶の
アルミ箔をサドルの上に瞬間接着剤で貼り付けました。音色を確認したら、以前よりも
音の切れが良くなっていました。サドルの高さも多少低く設定したので、弾きやすく
なりました。ゼロフレットなので、サドルも同じく金属にしてもいいはずなのです。
全部を金属にすると音色がキンキンになってしまいそうなので、弦があたる表面の
ところだけをアルミ箔にすることにしました。これで行けると思い、今度はグレコ12です。
フレットも同じくアルミ箔を接着剤で貼り付け、後はヤスリで丁寧に仕上げました。
1〜4フッレトの4本を修理しました。サドルも同じく手を加えました。グレコ12が
一段と響き渡るようなりました。何事もすぐにやりこなしてしまう自分自身に敬服
したくなります。修復に要した時間は約3時間、あっという間の出来事でした。
無心にやっといると時間の経つのも忘れてしまいます。楽しい時間でした。(5.14)
 昨晩は楽しいライブでした。ウクレレ歌手の「えぐれ笹島」さんとその後援会長で
鬼瓦プロダクションの社長大西さんが来られ、長々と話、歌いました。大西さんは「笹島日雇
労働者組合委員長」というお仕事もされていて、とてもユニーク?な方です。私の多角的な才能に
興味があるみたいで、特に私の書き物が気に入っているみたいです。店に置いていた書き物を
すべて持って行かれました。本人も文章を書かれるので、私の文に興味があるみたいです。その内
「えぐれ笹島」さんとジョイントでもできれば光栄です。(5.18)
 昨日は一ヶ月一回の「うたごえ喫茶」の日でした。ゲストのバンド「南かぜ?」も来られ、
盛況でした。皆様ありがとうございました。昨晩「うたごえ喫茶」の後、延々と一人で夜中の
12時過ぎまで演奏練習をしていました。今日も7〜8時間演奏していました。驚くほど演奏が
成長しています。私流のアルペジオもほぼ完成しました。1週間前の私とは別人のような違いです。
歌にも演奏にも表現力が加わってきました。多分皆さん驚くでしょう。私自身、成長過程を
楽しんでいます。死ぬまで限界などありません。より高い目標を見つけ出せるかどうか?
それが大切なことです。(5.24)
「レオポルド・ブルームへの手紙」という歌を昨年の4月に作っていますが、9分ほどの長い歌です。
まだCDに収録していません。アルペジオで弾き語る形式で歌いたい歌です。そこそこアルペジオに
自信がついたのですが、この歌になるとちょっと乱れる箇所が出てきます。また楽しみを見つけました。
この歌を完璧にアルペジオで歌い上げる目標を見つけました。グレコ12と東海ハミングが
活躍しています。どちらも37年ほど前のギターですが、しっかりした音で頑張っています。
どちらも現役でガンガン音を出しています。頼もしい限りです。(5.25)
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