2008年8〜9月の「思い」

FM AICHI 「えこのこえポッドキャスト」vol4
眼我真の歌が紹介されています。


 人に利用されることは嫌な思いの時もあります。利用されても良いかなと思う時は別にお互い様という
感じで、気にしません。そんなことを感じさせられることが最近ありました。相手のことを思い、
自分のことを考え、判断したいと思います。音楽活動についての感想です。具体的に書くと、支障が
出ると嫌なので、抽象的に表現します。私はいたって純粋でありたいと思っています。格好付ける
つもりは毛頭ありません。趣味の世界にまで、欲望で掻き乱されたくはありません。人の欲望が
見え隠れする時、嫌な思いが起こります。先月の終わりに「さようなら」という詩を書きました。
何度も訂正をして、まあこんなもんかという程度の出来ですが、そこに込められている思いは、
「人の邪(よこしま)な欲望よ、さようなら」ということです。人から欲望を取ったらどうなるか?
これまた実験です。多分、生きずらい孤高な人生だと思いますが、今の私はそれも選択肢として良いと
思っています。よって、疎遠になる方々が出てくるかと思われますが、ご了承ください。
以上、思うところあって、このような書き込みをしました。CD18「覚悟」の中に収録した
「覚悟はあるか」という歌のように、これも私の「覚悟」です。
(8.2) 「さようなら」 2008年7月29日 欲望よ、さようなら。
邪(よこしま)なものたちよ、さようなら。
私は私だ。 我を操るな!
誰も私を操ることはできない、
できるとすれば、それは あなた。あなただけだ。
そんな想いを言葉に込め、 私は言葉をつづる
木々のささやき 風のそよぎ 雲のながれ 鳥のさえずり すべては生み出されるもの、 言葉も、生み出されるもの。
自然の息吹のように、
私は言葉を生み出す。
邪な欲望よ、 さようなら、さようなら。
さようなら。
私は自然にいきる。
さようなら、さようなら。
邪な、邪な欲望たちよ、さようなら。
 鬼束ちひろの歌「蛍」のDVDをテレビで観ました。最新のDVDだと思いますが、彼女の熱狂的な
ファンというほどでもないので、曲もそんなに知っていないので、古いDVDかもしれませんが、
容姿からすると最近だと私は判断しました。以前よりも頬がコケ、歳を経て、疲れた女が再起をかけて
歌い上げているような感じがしました。私が特に感じたのは左目の異様さです。不思議な目でした。
顎のホクロは椎名さんのホクロを思い出させられました。以前ほどのパワーは無くなりましたが、
ひた向きさは心を捉えます。以前、数年ぶりにCD?を出したインタービューの時、上の空で相手とろくに
会話が成立していなかった精神的異様さは今回のDVDからは感じられませんでしたが、やはり
気になるのはあの左目です。バランスの欠けた左目が、彼女の今を語っているのかも?そこが魅力
なのか?不安定な左目、アンバランスが語る不思議さが彼女の魅力なのかも。(8.2)
 寝ていたら言葉が生まれたので、よろよろと起き上がり、枕元に紙とペンを持ってきて、メモしたものを
そのまま書きます。寝てる間に浮かんだ言葉たち、2編です。 No.1 たゆまない努力の先に手にするものは何か? 幸せの丘に立てるというのか、 その丘からの眺めはどんなものか? 薄っぺらい幸せでも、手に出来るものがあれば良いのか? たゆまない努力の先に手にするものは、何か? 薄っぺらい幸せでも、手に出来れば、それでいい? No.2 外国語で綴られた言葉に 夢を追いかけたあのころ 若さとは夢を追いかける力があること 若さとは夢を追いかける力のこと
取りとめの無い言葉たちですが、これから詩として仕上げていきます。さてどんな詩となるか?
お楽しみに。新曲No.110「さようなら」が出来ました。Amの曲です。
「毒は魂の奥底に」「覚悟はあるか」とAmの曲調がつづいています。多少、「さようなら」を修正する
かもしれません。メロデーラインをもっとはっきりさせたいと思っています。今日も一日店にこもって
歌作りを楽しみます。暑い日が続きますが、皆様もお体を大切にしてください。(8.3)
 No.110「さようなら」良い曲になりました。詩が良いと歌も盛り上がります。
何よりも、まずは良い詩を書くことです。想いが熟すと、言葉が自然発酵して良い詩となって、
生み出されるようです。うわべの美辞麗句を並べた様な詩には、まったく興味がありません。(8.3)
 No.110「さようなら」をCDに収録してみました。テトマス君(ギターの愛称)を使って、
アルペジオ演奏で収録しました。まだまだギター演奏は下手ですが、いままでで一番良いできでした。
歌も一層、良く声が通るようになり、確実に進歩しています。楽しくなります。お盆休みには19枚目
のCDを制作します。お楽しみに。(8.3)
 ダ・カーポの上高地音楽祭なるものを深夜テレビで、たまたま見ました。途中だったので、ダ・カーポの
隣りでフルートを吹いている若い女性が誰なのか?説明なしで見ていました。どう見ても娘さんとしか
思えない容姿です。多分、娘でしょう。良い親子のコンサートという感じでした。野外で登山客の人達が
そこらに座り、音楽を楽しんでいらっしゃいました。綺麗な山々を背景に、美しい音色の歌、でも何か
私の音楽とは違う異質さを感じます。
今日、昼休み、いつもの様に長池の外周を散歩して、いつものところで腰を下ろし池を眺めながら
コーヒーを飲んでいたら、サクサクと音がするのです。その音のするところを良く見たら、虫(多分、蛾)を
トカゲがくわえ、蛾が羽をバタバタさせ、それが枯れ草にさわり、サクサクと音を出していたのでした。
池は静かに波うち、草木は風に揺れ、蝉が鳴き、見た目は穏やかな風景ですが、そこでは自然界の弱肉強食が
なされているのです。ダ・カーポの歌に無いものが、これだと思いました。どちらかというと私はこの蛾と
トカゲの方に興味があります。トカゲは生き抜くため、蛾を食らい。蛾は逃げようとして必死にもがき
ながらも死んでいく。美しい自然を賛美するのも良いのですが、「生と死」こちらの方が私には大切です。(8.5)
 今日一日働けば、お盆休みです。9日は長い休みとなります。何か目標を持たなくては、ずるずると
時間だけが過ぎていきそうです。まずは、19枚目のCD作成。次が、毎日の散歩。その次が、
人生についての探求。映画を見に行く。岐阜、三重の美術館巡り。ギター演奏の探求。メトロノームを
使って練習する意義を探求、アルペジオ演奏の時は、歌と演奏が一致するのに、アップダウン演奏の時は
歌と演奏がずれるのは、リズムをちゃんと刻んでいないから、でも私のような弾き語りのとき、ずれても
「良し」なのでは?常識なんて自分で作れば良い、こんな考えは音楽の世界でも非常識?となるのか?
他の人とセッションするのなら、リズムを合わせなくてはいけないけれど、一人舞台の弾き語りには、
そんなもの(リズムを合わせる)は要らないのではないか。ふん、常識なんか糞食らえ!と叫ぶ、
もう一人の私が居る。深夜の独り言。(8.8)
 いろいろ書きたいことがたまっています。牧野ヶ池公園に散歩に行っています。一時間ほどの
散歩です。初日、行きに猫が道の真ん中で寝そべっていました。朝の6時半、暑さしのぎ
かと横目で見ながら、通り過ぎました。白と薄茶の可愛い子猫です。牧野ヶ池公園は散歩を
する人達で賑わっていました。年配の方々が多く、若い人はちらほらでした。一時間ほど
して同じ道で帰っていたら、先ほどのかわいらしい子猫がまだ、道の真ん中で寝そべって
いるのです。そろそろ車も走り出すので危ないと思い、近づいてよくよく見ると、なんと
息をしていないのです。さわるのもちょっと怖いので、息をしていればお腹が膨れたり
凹んだりと動きがあるはずなのに、まったくないのです。このまま放置していたら車に
引かれて、見るも無残な形態になるのは分かりきっているので、恐る恐る尻尾を持って、
道端の端っこに移動させておきました。もっと近くならちゃんと処置をして、市役所に
電話、これで何匹目でしょう?5匹目だと記憶します。知らない猫の死体処理。今回は家から
ちょっと離れているので、持ち帰るまではいきませんが、端(はし)っこなので、車に牽
(ひ)かれることもなく、誰かが気づいてくれるでしょう。
散歩の時間なのでまた出かけます。安全靴(重さがあります)を履いて、一時間ほど坂道あり
下りありのクロスカントリの道を選んで歩いています。書きたいことが他にもいろいろあります。
今日また書き込みます。(8.12)
昨晩は三好のMOVIXに映画を観にいきました。「ドラゴン・キングダム」ジャッキー・チェン
とジェット・リー、2大カンフースターの共演です。面白い内容でした。「古(いにしえ)の教え、
技を学び、それを忘れる。そこから自分だけの技が生まれる」カンフーを指導する場面で、
このようなことを諭す個所がありました。ギターのテクニックに繋がると思いました。
「忘れる」ことが大切なのだと思いました。多くの人は、テクニックを学び、学ぶことから抜けきれず
、それがすべてと思い込む。さらにその先にある「忘れる」ことが出来ない人がほとんどです。
「忘れる」難しさ、そうです。「無」に戻れるかどうかです。私は学ぶことが欠けている欠点が
あるのですが、一方「忘れる」ことは私の特技です。自分自身、これからどのような演奏をするか?
試行していきたいと思います。(8.12)
昨晩の映画の続きです。待ち時間に床に落ちていた映画カタログ8月号を見ていたら、「鬼束ちひろ」
特集が載っていました。新作「蛍」についても書かれていました。やはり、わたしの推測どうり新作
でした。私が先日書き込んだ「蛍」についての記載はある意味、面白い視点だと我ながら思いました。
DVD画像の鬼束さんの歌う表情に興味が集中してしまい、歌の内容については余り記憶が残って
いません。あの衝撃?のデビュー曲「月光」と同じようなイメージがうっすらと残っている程度です。
(8.12)
 高専を卒業して32年まったく同級生から音信無く、無縁の私でしたが、なんと昨日32年ぶりに
行われるクラス同窓会のお誘いがありました。正月の2日大分市で行う予定だそうです。今の勤めに
変わってから、休みをちゃんと取れるようになったので、出席できると思います。新しい再会で何か面白い
ことでも起こるかもしれません。インターネットオークションでまたまたギターを一本買いました。
¥2600円でした。マルハという福岡の元有名メーカーのギターです。いまはもう生産されていない
幻のギターと言ってもいいかもしれません。W440という番号からすると、当時¥44000円の
ギターだと思われます。ただ、ピックガードの下に凹みと小剥がれがみられるジャンク品です。
リペアの楽しみがあると思って、気にしないでいます。早ければ明日あたり届くと思います。(8.13)
 19枚目のCD19「さようなら」が出来ました。4曲入りのCDです。すべてアルペジオ演奏で
3本のギターを使って、演奏音の違いを比較してみました。東海のハニングバード、テトマス君、
グレコ6の3本です。それぞれ個性があることが再確認でき良い勉強になりました。新しい仲間の
マルハW440は明後日の午前中に届くことになりました。どのようなギターか、後日また報告
します。(8.13)
 ホームーページはずいぶん前に自分でプログラム(HTML)を作り、完成させました。興味が無く
なると放置する癖があり、音楽活動を始めてからは、「日々の思い」に活動の報告として書き込む程度で、
改めて音楽のコーナーを設けることはしていませんでした。先日、同窓会の件で32年ぶりにクラス
メイトとメールを交わしていたら思いつきました。そうだ、音楽コーナーを設けよう。そこで早速
作りました。ただ、昨晩思いたったばかりで、まだCDの詳細内容までは完成していませんが、骨組み
(表紙)はすでに完成しています。ジャケットの写真は載せません。重たくなるのと、私が作ったときは
マッキントッシュのプログラムでつくったのですが、いま家にあるMACは骨董品として置物になって
います。8年前からWindowsを使っていて、MACとはプログラムが違い、新しく写真を載せるように
するには、多少Windowsのプログラムを調べなくてはいけません。そこまでして写真を載せたいとも思わ
ないので、よって載せません。CDの内容だけに留めます。
今日の午前中にマルハW440が届きます。凹みをリペアしなくてはいけませんが、これも楽しみの
一つです。どのようにして回復させるか?いろいろ考え、それを実行することが私の楽しみなのです。
あと音色がいままでのギターとどう違うのか、これも楽しみです。今回のギター・マルハW440は
ホームランかシングルヒットか?昨晩から楽しみで眠れません。(8.14)
 マルハW440が着きました。満塁場外ホームランです。裏板は単板です。当然、表板も単板です。
サイドも多分ですが、単板?の気がします。凹みは気にするほどもなく、まったく支障ありません。
0フレッドとアジャスタサドル、たぶん35年ぐらい前のギターだと思われます。東海ハニングバード
とグレコ12、それにこのマルハW440これで戦う武器は揃いました。「鬼に金棒」です。よくぞ
まあ、こんな値段でこんなすごいギターたちが揃うとは、もう感謝、感謝です。
マルハW440がなぜ¥2600円で競り落とせたのか、それは出品者が、ギターにそんなに詳しくない
古物商だったからです。30点ほど出品の中でギターは1、2点だけなのです。マルハのギターを
¥1000円から始め、売り切ったのです。32人が入札していましたが、出品の写真とコメントから、
まったくのジャンク品と多くの人が思い、高値が付かなかったのです。私はリペアが趣味?なので、
ジャンク品でも気にしませんでした。よって競り勝ったのです。でも、届いたギターを見たら、まったく
気にならない程度の引っかき傷です。凹みはまったく関係なく、写真ではかなりのダメージがある
みたいで、力木が折れていなければいいがと私でさえ心配していました。ところが着いてみると、まったく
何とも無く、あの写真のアングルでは誰でも入札するのに勇気がいります。あの写真のおかげで高値が
付かなかったのだと思います。まったくのラッキーでした。グレコ12¥4600円の時も同じような
状況でした。古物商でギターに詳しくなく、写真のアングルが良くなく、二の足を踏むような写真
だったのです。この2本は掘り出し物です。東海ハニングバードはタダで頂いたギターです。
まったくラッキーです。ありがとうございます。感謝感謝です。(8.15)
 新曲No.111「猫が猫が」(命を生き抜け!)できました。先日の出来事をそのまま歌にしました。
 今日、ギターに詳しいギター演奏者に私のギターの鑑定をしていただきました。マルハW440
これは表と裏が単板、サイドは判定不能。テトマス君は表単板。グレコ12多分単板(判定しづらい)。
東海は合板では?グレコ6は合板。このような鑑定でした。やはり、定価の高い順に良い材料を
使っているということです。東海は合板のようですが、良い音色なのです。37年前という年輪が
醸し出す音色です。グレコ6は考えた結果、補欠扱いとします。よってお蔵入りです。
誰かグレコ6を買いたいという人がいればお知らせください。お値打ちで、お分けします。(8.15)
 昨日は古い友人が何年ぶりか?ガンガーに来てくださいました。奥さんとお子さんは数年前
にも帰省の折に寄って下さった記憶があります。彼とは十数年ぶりだと思います。
彼はプロのカメラマンで、その関係から、業界の知り合いに私の音楽活動を知らせて下さるような
ことを、言ってくださいました。縁があれば関わりたいとも思っていますが、時期が満たされ
時くれば、自ずと道は開かれるものと思っています。あと32年ぶりの同窓会開催の件で、
私の近状を同級生に報告しましたら、特に興味を示してくださった同級生にCD
(「BEST・2」「わたしは罪人」「つながるもの」「BEST・1」「覚悟」)を贈りました。
他の同級生にも私の音楽(CD)を知らせてくださるようなメールをいただきました。少しずつ
ですが、私の活動が人々に知られることは、嬉しい限りです。みなさまありがとうございます。
(8.16)
ギターの材質による音色、音の違いが、やっと判断出来るようになりました。先日ギターの判定を
していただいたことが、この判断で良いのだと、確信が持てることと成りました。以前からおかしいな?
と思いながらも、合板か単板かわからないまま、あやふやな違和感だけがのこっていたのですが、所有
ギターの単板合板が分かってから、弾き比べると歴然です。音で単板か合板が判断できます。
音の終わりかがまろやかにそのまま消えてゆくのに対して、合板は雑音が入ってくるのです。要は
共鳴して板が鳴るときに、合板はどうしてもその時点で、雑音が発生するのです。単板だと木目に
沿って音が自然に流れていくのに対して、合板はいろいろな木材が強制的に合成されているので、
その流れの時に雑音となって、違和感を起こさせるのです。これの音による判定がギターを評価する
ときに一番良い方法だと思いました。ギターは音が命です。音色は材質によって違います。私が
所有のテトマス君は明るい音色で、モニカ(マルハW440のブランド名がモニカとなっていたので、
これからはこの名前で呼びます。女性ぽい名ですが)は沈んだ落ち着いた音色とでも表現すれば
いいのか?これは材質の違いです。テトマス君はスプール?モニカは杉系?ではないかと思いますが、
材質については素人なのではっきりしません。
グレコ12も杉系だと思われます。グレコ12も単板です。12弦は独特な音色を奏でる
ギターです。グレコ12はまだ弾きこなせません。(8.19)
 ソフトボールの延長戦はすごかったです。もっと楽に勝てたのに、采配ミスと勝運が空回りして、
後手後手の試合内容でしたが、やっと勝てたので、こうゆう試合は感動ものです。星野ジャパンは
負けたようですが、監督が金を取るわけではないのに、金しかいらないと明言する監督は、個人的
には好きではありません。選手が言うならまだしも、采配する人が言うべきことではないと思います。
 ギターのモニカの響き、構造的な音の伝達があまりよろしくないのでは?あと東海ハニングバード
の合板の響き(雑音)を多少でも減らせないか?と、二つの疑問を解消する策として、弦の太さ変えて
みることにしました。東海ハニングバードの極細をモニカに、モニカの中細を東海へ、思い立ったら
すぐに行動。東海の中細は正解でした。音が太くなった分、多少ですが雑音が気にならなくなりました。
モニカは音が繊細になった分?響きに影響があるのかどうか、判断しずらいです。モニカ自体の構造が
悪くて、響が今ひとつ物足りないのかも。力木と板厚の問題です。東海がもし、単板だったら
すごい音を奏でるギターになっていただろうと想像できます。表裏が単板というのも、捨てがたいのです。
私の所有ギターで唯一の表裏単板ギターモニカ、これをいかに活性化させるか?工夫してみます。
モニカは最近まで、寝ていたギターなので、しばらく弾き込んで、音の響きを板に思い出させなくては
いけないのかもしれません。構造的な問題だと改良の余地はありませんが、弾き込み量の問題なら
たいしたことではないと判断します。まあ焦らずに、モニカの目覚めを待ってみます。
お金があればいくらでも音の良いギターは手に入りますが、自分で工夫して良い音色を探すのも、
私の楽しみの一つです。(8.21)
 朝夕は涼しくなり、過ごしやすくなりました。昼休みの散歩は「命の憩いの時間」です。すでに
空の雲と風は秋模様です。自然の変化を肌で感じられることは、生きていることの証のような気分に
されます。それとは対照的に仕事場は戦場のような緊張感が漂い、それはそれで生きていることを確認
させられはします。生き抜くための戦場です。優秀な戦士であることはそれはそれで誇りですが、これは
生き抜くための条件のような必要事項とでも言えばいいのか?でも、私のやりたいことは別にあるんだ!と
主張すること、それが音楽であり、文学活動です。32年ぶりの同級生とのメールのやり取り、CD
以外に私の童話、小説なども贈り、読んでいただきたくなります。「32年ぶりの同級生」この題で
歌を作ります。今思いつきました。(朝?3時からのバイトを6年以上やっていたので、ほぼ毎日3時
ごろに一度目が覚めます。)今、3時45分、書き込みの最中に題が決まり、歌の方向性もこの書き
込みと同級生とのメールから決まりです。32年前、別府を離れる時の感情、32年経った今の想い。
正月にはNo.112「32年ぶりの同級生」これを引っさげて帰省したいと思います。(8.22)
 一昨日は夜、ギター演奏を即興で弾き続けました。新しい奏法も発見でき楽しい時間でした。そこで
今度ギター演奏だけの収録をやってみようかと思います。しかも即興での生録音です。多分面白い内容
になると思っています。自分の感情を素直に、無にして発散させる、これは私の個性というものを
再確認する上で重要な要素?となるのではないかと思っています。自由奔放に音、音色、リズム、それら
に身を任せる。基本はコード和音ですが、それ以外はまったく白紙で始める。これが究極の音楽かもと、
内心楽しみです。眠れる森の美女?が目覚めてきました。モニカが多少ですが、表裏単板の個性を
発揮させ出しました。グレコ12を9弦(1,2,3弦だけ2本づつ)で弾いていましたが、アルペジオ
奏法では1,2,3弦を弾く時どうしても弦の間隔が狭いため指が隣りの弦に触れ、多少雑音が混じって
しまっていました。そこで7弦にしました。3弦だけ2本にして、あとはすべて1本づつにしました。
これなら楽に弾けます。グレコ12は東海と同じく、ガンガンに響きます。モニカはそんなに響か
ないのですが、単板の爽快感が音にちゃんと現れています。もう音色を弾き比べるだけで、楽しく
なります。
あと少ししたら散歩に出かけます。牧野ヶ池公園です。土日は早朝散歩をすることに決めました。
お盆休みの間おこなった早朝散歩の快さが忘れられません。平日は会社の昼休みに20分ほど、長池を
眺めながら散歩。休みの日は牧野ヶ池を眺めながら散歩。老後の楽しみが増え、これまた一層
楽しくなります。店でギターをちょっと弾いてから、6時15分になったら出発です。約1時間の
さんぱ、さんぽ、散歩です。(8.23)
 オリンピックも終焉に近づきました。個人的にはソフトボールと男子400mリレーに、感動
しました。どちらもチームワークと悲願の執念があってのメダルでした。さあ祭りの後の寂しさが、
中国国家にどんな影響を与えるか?見守りたいものです。  モニカの弦を極細弦から、細弦に
交換したら、やはり予想どうり音量がアップしました。これでギターの調整は終了です。モニカ、
テトマス、東海ハニングバードこの3本で勝負できます。グレコ12は元の9弦に戻しました。これは
これで利用価値があります。でも、メインはモニカとテトマスで、東海ハニングバードはコンサート
会場などの条件によって、使いこなすつもりです。(8.24)
 モニカが豹変しつつあります。眠れる森の美女です。しだいに表裏単板の威力が出てきました。
音色が心地良く、どんな弾き方をしても、一定の音質を保ち、弾き手の思うがまま、音色を奏でる。
もう嬉しくなります。眠る時間が惜しいぐらい、弾きまくっています。即興で思うまま自由奔放に弾き
まくっています。これも音楽です。次のCDは即興演奏録音です。これで決まりです。(8.25)
 以下は、シーガル(カナダ)ギターの解説の抜粋です。
なぜ単板のトップ板は良いのでしょうか?それは、アコースティック・ギターの構造にあります。
弦の振動を大きな音に増幅させるのがボディです。そのボディのトップ板は、いわばスピーカーの
コーン紙のような役目をします。単板のトップ材は、弦の振動がダイレクトにトップ板に伝わり、
トップ板自体が自由に柔軟に振動するのに最適な材なのです。シーガルの全モデルのトップ板は、
単板を使用しています。では、単板ならいい音がするのでしょうか?それは違います。シーガルは
スプルースやセダーの単板の中でも、樹齢数百年に及ぶ大木を厳選し使用しています。なぜなら、
アコースティックギターのトップ板に理想的なストレートで詰まった木目があるからです。そのトップ板
は、木目に並行した方向には弦の張力に対する充分な強度を持っておリ、同時に垂直方向にはトップ板
を充分に振動させる柔軟性を兼ね備えています。さらに単板の材ならではの「エイジング(Aging)」と
いう現象があります。歳月をかけて弾き込むほどに音が良くなっていくのです。セダーとスプルースを
トップ板に選んだ理由は、両方ともこの「エイジング(Aging)」が起こるトップ材に最適な材だからです。
●Aging <エイジング> 「弾けば弾くほど、音が良くなっていく!」という現象が実際に起こりうるのです。この現象は
「エイジング」と呼ばれます。前段でご説明したように、ラミネイト(プライウッド=合板)のトップより、
はるかに、そして確実に単板のトップは柔軟に振動します。その結果、単板のトップは豊かなトーン、
より広いダイナミック・レンジ、そして優れたサウンド・バランスを持っています。単板のトップ板は
最初から優れたサウンドを備えているのですが、それだけではありません。ひとたび弾くことでトップ板
の振動が起こり、これを繰り返すことで、ますます柔軟に振動していき、良いサウンドになって行のです。
モニカにもこのエイジングが起こっています。短期間ですが、毎日2〜3時間、土日は5〜6時間は
弾いています。その所為で、確かに音が良くなっているのです。眠っていた楽器が目を覚ませたのです。
弾く方も覚醒?させられます。寝不足です。もう、若くないのに、舞い上がってしまいます。疲れますが、
性格なので、直りません。(8.27)
 興味のあることから、こなしていくので、どうしても事務的なことなどはおろそかになりがちです。
またまた、ギター談義です。モニカは総単板ではないかと推測されます。表裏は間違いなく単板ですが、
サイドは判断不能ですが、弾いていて合板の雑音がまったくしないのです。昨日は月一の藤村記一郎
先生「うたごえ喫茶」の日でした。ゲストは日進市在住のバイオリニストの岩切陽子さんでした。
すばらしい演奏でしたが、なによりも私はバイオリンそのものの音色に驚かされました。岩切さんの
演奏の旨さもさることながら、楽器の音質の良さに聞き惚れました。モニカにも通じる単板の響きです。
1700年代のイタリアのバイオリンとのことです。演奏者の感情表現を実に素直に、均一に惜しげもなく
響き渡らせていました。すばらしい楽器だと思いました。エイジングの効果が楽器全体に行き渡っている
という感じです。モニカと比較すると恐縮ですが、同じくギター全体がエイジングしている感覚に
襲われます。私にとっての、たどり着いた名器とでも言えばいいのか、岩切さんは今のバイオリンで
7代目で、やっと自分にあったバイオリンに出会えたと言われていました。私もインターネット
オークションで安物買いを4回目にしてモニカに出会えました。(すべて自分中心で申し訳ありません。)
テトマスも表は単板でそこそこ良い音色なのですが、裏とサイドが多分?合板だと思われます。
微妙に雑音が感じられます。総単板の音色に魅了されると、微妙な雑音も気になってしまいます。
ブラボー!モニカと叫びたくなります。来月の「うたごえ喫茶」のゲストは声楽家・井原ご夫妻だそうです。
これまた楽しみです。(8.28)
9月の思い

 今、福田総理の辞任会見を見ながら書き込みをしています。嫌気がさした男の最後の意地を見て
いるような、奇妙なドキュメントです。同窓会の正式な案内がメールで届きました。担任の先生を
お呼びして、記念品とか・・・。私の関わる場なのかと、多少疑問が起こります。私と高専との
関わりは、たまたまその時期に席を置いていただけであって、恩師は担任の先生ではないという
思いもあり、高専の恩恵?に預かっていない私が担任に会うこと自体が負担を感じます。同級生
との会合と思っていた私が間違っていたのかもしれません。多少、時間をおいて考慮したいと
思います。(9.1)
 家族での旅行は久しぶりでした。それぞれ別行動か、息子と妻はいっしょに行動することもある
のですが、私一人いつもは行動を共にしないことが多く、電車を使っての京都旅行は何年ぶりでしょうか?
「青春18キップ」?なるものの賞味期限がせまり、3回分残っているので、消化?のための3人
旅行でした。快速を乗り継ぎ、京都駅へ、それから地下鉄で北山に行き、そこで昼食、イタリアンの
スパゲティはおいしかったです。建築専攻の息子のために、安藤忠雄の建てた建物があるというB
ブロック?には結局行かなくて、息子は別行動をしたいと言うので、午後2時35分に京都駅地下の
三洋堂書店で待ち合わせということで、昼食後妻と私、息子だけ一人で別行動としました。もう
大学生ですから、それもありです。私と妻は近くの音楽ホールの見学、ここも有名な建築物だそうです。
円形建物のスロープ状の坂がユニークでしたし、上から見た一階の床がダマシ絵になっていて、床が斜め
に見る角度のよって違って見えるのでした。まあそれなりに面白かったです。遊び心を取り入れ、個性を
出しているつもりなのでしょう。もっと有意義?な利用方法もあるのでは、といちゃもんを提示したく
なる空間の贅沢さでした。それと建物入り口周辺でいつまでも鳴り響く、ピンポンという機械音が耳に
響き、奇妙な気分にさせられました。これは京都駅でもそうでした。以前はこんな機械音が響き渡ること
はなかったはずです。群集の中では混乱を避けるため、わざと均一な機械音を流すことで、平穏(安心)
を形成しようとしているのかと推測しました。人は心音のような一定のリズムをきざむ音に安心感を
覚えるのではないかと思い、そこから考案された群集が集う公共の場での音による混雑防止法なのかと
私は推測します。しかし、私にとっては異質な、その場の自然空間を損なう、嫌な雑音でしかありません
でした。名古屋ではこのピンポンを耳にすることはありません。観光都市京都だけの音なのでしょうか?
京都は名古屋よりも美人(個人的見解)が多いのでは?とも思いました。(9.7)
 昨日の書き込みで、「ピンポン」の音を混乱防止策ではないかと書きましたが、私の推測には無理があり、
音楽ホールでは人がさほどいなかったのです。私のHPを読んで下さっている人からのご忠告であの音は
視覚障害者への配慮からなされているとのことです。納得のご忠告でした。ありがとうございました。
間違いは間違いで、それはそれで良い勉強になります。具体的にどのような時に発生しているのか?
常時、鳴らし続ける効果はあるものなのか?視覚障害の方が必要な時に必然的に発生するようなシステム
には出来ないものかと、素人考えですが、一考していただきたいものです。そのことよりも私のHP
を私が知らない人?が読まれていることが分かったことの方が、私には驚きでした。KDハポンでの
ライブで私を知り、それ以来HPを読まれているとのことです。これまたありがたいことです。
 またまたギター談義です。マルハのモニカを買ってこれで、オークション打ち止め宣言をしていた
にもかかわらず。またまた1本買ってしまいました。性懲りも無く安物買いですが、私なりの言い訳が
あります。アリアのエレアコでFETー500Eという2005年に製造中止になった定価¥52500円
のギターです。未使用でジャンク品¥1900円で競り落としました。50名ほどの激戦?でしたが、
オークションでこのところ思うままに競り落としている私です。最後の1分で競り落としました。
競り勝つコツがあります。それを会得?した私だから出来た低額での落札です。このギターの面白い
ところは、エレアコですが電気部品がすべて無いという変り種です。このことから私はある推測を
しました。2005年に製造中止になった時点で、ギター製造下請け会社が在庫として作っていたギター
本体だけが残り、処分するのも、もったいないので、それが市場に出たのではないかということです。
電気部品が無くても、¥52500円のエレアコですから、そこそこギターとしても弾きこなせると
思って買いました。着いてみてセッテングして弾いてみると、合板の雑音が気になってしかたありません。
これではただの置物です。そこで思いついたのが、以前、ライブ用に買ったサイレントギター(ナイロン弦用)
です。低音の5,6弦の音量がどうしても小さくて、1,2弦の高音とのバランスが悪く、余り使う
ことなく仕舞い込んで、放置したままのギターがあったのです。この電気部品をアリアのエレアコに
移植することです。思い立つと極自然に行動してしまいます。完成の予想も付かないのに、勝手に手が
動きだします。何時間ぐらい作業したでしょうか?いつのまにか出来上がりました。一部ミスしかけた
のですが、運良く?ごまかしてしまいました。本来の完成品アリアFET−500Eよりも多分、
多機能なエレアコに変身です。サイレントギターの時の低音の音量不足も解消です。なぜか?ナイロン弦
と巻き弦の2種類の弦では音を拾う時にバランスが乱れるのだと思います。スチール弦だと均一に音を
拾い、バランスも良く、エレアコとしては十分過ぎる出来です。部品さえあれば、どんなギターも
エレアコに改造できることも証明されました。家にはハンダゴテと電器ドリル、各種ノコギリ、工具箱
などあります。オークション安物ギター買いは今度こそ終わりです。何故かと言うと、モニカほどの
ギターを¥2600円で見つけ出すことは、ほぼ不可能だということが、心底分ったからです。
今回のエレアコはこれはこれでメッケモン?でした。(9.9)
 もうすっかり秋模様です。残暑は多少残っていますが、昨年よりかは涼しいのではないかと思われます。
知人からオークションで探してほしいと言われて、調べてみました。「ニコンD80のストロボ付き」一眼レフ
の人気商品?中古では難しい商品かもしれません。ニコンD80のストロボ無しで、新品¥61200円が
一番安い商品でした。人気商品を安くは至難の業です。オークション自体に出てこない商品のような
気がします。調べても該当商品は見当たりませんでした。明日、また調べて知人に報告します。(9.10)
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