朱文金と丹頂

自称「金魚飼育の鉄人」になるまでのストーリです。
熱帯魚店を見学に行きましたところ、餌用(店の方がおっしゃるには)の小金を
安く売ってましたので10匹ほど購入しました。
我が家に拾ってきた水槽がありましたのでエヤーポンプと簡易型の濾過機それに
餌用金魚に与える餌 (^_^;)それから ・・・
初心者用マニュアルブックも買いました。
これは金魚の購入前に読んでおくべきですね。
まぁ・・・衝動買いは父方の遺伝なので私に責任はありません。
まず水の用意です。水道水は殺菌用に塩素を含んで金魚に有害ですので
カルキぬきで中和します。
肥溜として畑に埋めてあるアノ瓶を二つ掘り出して満水にし
日光に当てて塩素をトバシて使用しています。
アンモニアが、とても香ばしいと金魚に喜ばれています(^_^;)
餌は稚魚用のベビーゴールドを成魚になった今も与えています。
食餌に習慣性があるので変えないように本に載っていましたので最初に選ばれた
製品メーカーは上得意様を得た事になりますね。
ワイワイと皆で美味しそうに食べるので私も御相伴にあずかりましたが味は魚粉
そのものです。これ以外の餌を食べた事がない我が家の金魚達は気の毒というか・・・
与えた餌が5分位で、無くなるのが丁度いいとマニュアルに書いてありますが
そのとうりですね。彼らが可愛いいので多めに餌を与え水質を随分、悪化させたものです。
最初は経験不足でオモチャのような濾過機とエヤーポンプを
使用しましたがイロイロ試して洋服並みに(^_^;)イタリア製
濾過機に落ち着きましたが、メンテナンスが厄介ですね。
エヤーポンプも吐出量を変える静音タイプに替えました。
ヒーターは、なくてもいいそうですが低温になると病気が発生し易いとマニュアルに
載っている (^_^;) のでサーモスタットで23度にセットしてます。
根が凝り性ですので彼等に水草や家具調度品を揃えましたが
自然淘汰し残ったのはアナカリスと流木です。
怖かったのは金魚が内出血で次々と死んだときです。
いろいろ調べても分からず薬浴も効果なく、内出血の痕を
ボンヤリ見ているうちに疑問が氷解しました。
私が彼等を殺したのです。彼等の友達にと沼エビを数匹入れた
のが災いして金魚の睡眠中、刺して廻ったようです。
金魚って外傷にすごく弱いんですね。
金魚も種類が増え鯉も加わったので餌を食べるスピードが
各々異なり弱肉強食ぎみですのでプラスチックの瓢箪池を購入しました。
水槽にはスピードの遅いリュウキン、黒出目金
五色出目金、丹頂を、瓢箪池には和金と錦鯉に分けました。
鯉は購入した時は5糎、今は40糎余りで持て余してます。
鯉は、ほてい草の根が大好物で池に入れると食べてしまいます。
繁殖も考えたんですが話を聞いてやめました。
数百匹の稚魚が孵りますが、内数匹を選んで育てるんだそうです。
残りの稚魚は、どうするかって?聞かないで下さい・・・
それ!聞いたら今晩眠れませんよ。




屋内設置
屋外設置
ポンプ部分
フィルター部






樹脂製瓢箪池専用濾過器で自家製 (^_^;) です。
水槽の容積が大きく市販品では無理ですので、あり余る知恵を
しぼりました。画像を一目見れば構成は、お分かりと思いますが浴槽用排水ポンプ
(DIYで中国製980円)と濾過器?で成り立っています。
濾材はプラスチックケースに入る市販品を使いました。
吸水量が大きいのでポンプの付属フイルターは、外します。
ここで注意するのはACアダプターを中の画像のように並列にして電力容量に
余裕をもたせることです。
ACアダプター一個の時は過負荷で焼け切れました。
安物は浴槽一杯分の水を汲み出せばいいように設計してあり
長時間使用を想定してありません。現在は長時間使用しても
ACアダプターがホンノリ暖かくなる程度です。
それに途中バルブを追加しました。フイルターが目詰まりして
きますと、濾過部の排水量を吸水量がうわまわり上部から水が溢れますので
バルブで調整します。高所から水を落とせばエヤーポンプがなくても酸素の補給が出来ます。
吸水量が多いので吸込口に金魚が吸い込まれないよう対策も必要です。
2ヶ月程使用して問題が発生しました。
ポンプの吸水力が弱くなりましたのでモーターを分解しましたらブラシ(整流子)を
使ってるんです。安価で小さなモーターなので使い捨てというわけです。
ちなみに上記のプライム濾過機はブラシレスです。
今では朝昼夜、各々15分の使用のにどめていますが、それでも
浴槽一杯分の仕事量ですので使用前と後では格段の差があります。
いいかえれば多数の金魚がいる水槽のヨゴレは、それほど凄まじいんですね。
えっ何匹かって?今は和金が18匹です。





ブランドは米国ですが台湾製リオパワーヘッド濾過器です。
構成が簡単で水中ポンプにフィルター、エアーレーション
吐出口を付けただけです。フィルターはスポンジで時々、外して揉み洗いをします。
エアーレーションは効果を期待できません。
吐出口は幾つかの組み合わせがあり、この製品のウリでしょう。
電源は100Vでパワーに不足ありませんし終日運転で二ヶ月ですが異常はありません。
水槽に合わせ多種類ありますしメンテナンスが楽で気にいってます。



最近、ホテイアオイによる事故が多く寄せられています。
水槽に入れたら金魚が全滅したとか云々。ホテイアオイの細根は金魚の大好物ですが
有害な成分が蓄積されてるとしたら納得できますね。
私の推測ですが水田で栽培した為に農薬が蓄積されたんでは?同種の
ホテイアオイでも無害な物もある事を考えれば栽培方法が原因でしょうね。