最初の愛犬、太郎です。
辺鄙な所なので番犬兼狩猟犬として購入しました。
「狩猟」が脳裏にあったのは子供の頃に魚を釣り、小動物を
追っかけ回した記憶が鮮明だったんですね。ですがイザと
なったら農耕民族の末裔ですので殺生は出来ませんね。
猟師や漁師は狩猟民族として先祖から受け継いだ殺しのDNAを
持ってるので生業として成り立たせてると思います。
町の人間でも殺しのDNAを持った人達は血が騒ぐので
ハンティングにスポーツフイッシングにと走り、時として理性で
抑えれず人やペットを襲うんです。
DNAがそうさせるので直りませんよ。
で、太郎は猟犬としての出番はなく番犬一筋、
最初の犬でしたので随分と甘やかしました。




マリは太郎が寂しかろうとご近所で頂きました。
禿丸の祖母です。 猟質が高く敷地内に侵入したヘビ、野鼠は
生きて帰れませんでした。普段、とても温厚ですが肉食獣としての
本能が出るんですね。 夫婦喧嘩をすれば体の大きい太郎を
追い詰め、なだめるのに苦労 しました。














太郎、マリ夫婦はフィラリアになり手術の甲斐なく慶太を残し
この世を去りました。土地柄、蚊が多くてご近所の犬猫は
短命でしたが現在、フィラリア予防薬がありとても助かります。
写真は、ありし日の太郎とマリです。
私が作った小屋は美味なのか半分かじってしまいました(笑)
居場所が決まっていて奥に太郎が入ります。







マリの子供慶太です。
エルザとの間に禿丸をもうけ16年の生涯を全うしました。
散歩の途中、転ぶようになり最後の一ヶ月程は寝たきりでした。
季節が夏ということもあり虫を追ったり、日中は扇風機を
かけたり、また二時間毎に水を欲しがり夜中は大変でしたが
エルザに看取られ大往生しました。
岩崎丸(本名)は、かって一週間ほど家出したことが、あります。
理由は、いまだ不明ですが所轄の保健所や野犬収容所等を
探しましたが見つかりませんでした。
夜間、私宅の窓ガラスを叩く音がするので開けますと慶太が
泥に、まみれ山ダニを連れての御帰還でした。
半分、諦めていたので、とても嬉しかったですね。





禿丸は我が家で生まれた慶太(ニックネーム)と他所より
購入したエルザ(ニックネーム)との子供ですが、父犬より短命で
13年で生涯を閉じました。
性格は、まるく躾も[ダメ][ヨシ]を教えたくらいですが天性ですね
不審な人物を見ると良く吠えました。
それは柴犬ほんらいの性質ですので叱った事はありません。
柴犬は主人に忠実な犬種ですが言い換えれば他人には距離を
おくわけで、特に禿丸はシャイで一緒に住んでる母犬の傍を
通る時には目をふせてるんですね(見てて面白いですよ)
直らぬ悪癖もありました。
何故か子犬の時から飲料水容器に足(手?)を入れて洗うんです
・・・味付け??
それに夏になりますと散歩の途中落ちている蝉の死骸を拾って
食べるんです・・・餌が足らない??