Parker  Rialto
 
(1994〜
         )

 

     

 


 今回紹介する万年筆は「Parker Rialto」である。1994年から発売になったもので、当初の名前は「Parker 188」であった。三角形のニブで、裏と表で文字幅が変えられた「Parker 180」(両面ニブ)の後に発売された万年筆である。この「Parker 188」は1996年12月に「
Rialto」と改名された。「Parker  95」と同じように英国とフランスで製造された。
 ペン先は14Kであり、「
Parker 95」の円筒 形のNibに比べOpen Nibとなっている。このために日本語の筆記になめらかさと柔軟さがあり、極めて書き味がよくなている。
 

 
       
 

「化粧箱のRialto」

  「スリムな胴軸のデザイン」   「ストリップ・ニブ」  

 ペンのサイズは、軸の太さが10mm、長さ(キャップを閉じた状態)135mmである。軸が細めでスリムなデザインである。
インクフィラーは、コンバータ とカートリッジ式の両用式である。販売時に装着されているコンバーターは、簡易 型コンバーターである。
 
当時の販売価格は
10000円(税別)
 
       

「Rialtoの構成」

「簡易コンバーター」

「ボール入りのコンバーター」


  最近ではこのデザインが若者にもてはやされるようになった。そこでParker社ではこの「Parker Rialto」の高級品仕様をリリースしている。本体を23Kのゴールドで仕上げ、Nib にはイリジュウム23Kのプレート仕上げを導入している。以下にその仕様をまとめてみた。

  本 体   ブラスベース23Kゴールド仕上げ  
  トリム   23K]プレート仕上げ  
  Nib   イリジウム23Kプレート  
    文字幅   Fサイズ    
  サイズ   長さ135o 10mmφ  
  インクフィラー   カートリッジ&コンバーターの両用式  
  セット内容   本体、保証書、ギフトボックス  
  価  格   31500円(税込み)  
   
 
「Rialtoの最高級品」 「23KプレートNib」