Grain d'Orge  (1971 - ? )

 
 

 
 


「パーカー 75」の


    Place Vendomeの仲間
 

 この万年筆は1971年から製造販売されたという説がある 。しかし、天冠(tassies)のフラットなものや、”0”マークの付いたセクションのものもある。そのために、もっと前から製造されていたのではないかと思われ ている。

 
     
       
  「3種のGrain」   「いぶし銀の万年筆」   「Grainのパターン」  

 この「
Grain d'Orge」のパターンは、全体が細かい菱形の連続したもので ある。丁度「大麦」が集まっている様相を表している。(詳細なパターンを見たいときには、ここをクリック)
 本体の材質は真鍮で、
銀メッキのSilverplateと、金メッキのGoldplateがある。
 この
Grain d'Orge」のモデルには、goldplateとsilverplateの万年筆( FP)、ボールペン(BP)が用意されていた。
 
  「30ミクロンのメッキ」   「天冠(tassies)」   「上 ゴールド」
「下 シルバー」
 

 万年筆の価格は、
1992年では、 FPが125ドル、BPが75ドルであった。これは純銀製(sterling  silver)と比較するとFP、BPのどちらも25ドルほど安い価格であった。
 メッキされた「
Grain d'Orge」の初期のバージョンには、キャップバンドの幅が広 い。また、メッキの厚さが、30ミクロンであった。Goldplateの30ミクロンのメッキの物は稀少性があり、tassiesのフラットなものは、コレクターの注目しているものといえる。
 
  「下 オーナー名入れ有り」       「ゴールドのFP,BPセット」