狛 犬
          

 
     
 

 
     
 

パーカー蒔絵万年筆

2005年10月限定130本販売

koma  inu
狛 犬

 

 
     
       
  「漆塗りのGift Box」   「頒布品一式」   「頒布内容物」  
 
 今回の蒔絵のテーマは
、狛犬である。狛犬は我が国へ中国から朝鮮半島を経由して伝来してきたものである。平安時代には、日本独特の狛犬が神社仏閣に「神の使い手」、「神社仏閣の守護」として安置される様になった。通常、狛犬は2匹が一対になり、社寺や拝殿の入り口などに前に魔よけや守護のために飾られている。
 蒔絵万年筆の「狛犬」制作の主たる蒔絵技法は、「金蒔絵研ぎ出し」であり、作者は著名な蒔絵師の針山祥山氏である。繊細かつ上品な仕上げの「狛犬」を手に持ったときには蒔絵職人の温もり が感じられる。また、制作に精魂が込められた迫力も伝わってくる。

 
       
  「狛犬のモチ−フ」   「狛犬側面1」   「狛犬上面」  


 蒔絵万年筆の「狛犬」制作の主たる蒔絵技法は、「金蒔絵研ぎ出し」であり、作者は著名な蒔絵師 針山祥山氏である。繊細かつ上品な仕上げの「狛犬」を手に持ったときには蒔絵職人の温もりと、制作に精魂が込められた迫力が伝わってくる。

 そもそも狛犬(こまいぬ)とは、高麗(こま、つまり異国または朝鮮)の犬という意味とされている。これは朝鮮経由で入ってきたためであ る。しかし、狛犬は、実際の起源がインドという説が有力である。元々は獅子の形をしていた。我が国に入ってきた当時、日本人はそれを知らなかったため犬と勘違いしたと 言われている。神社寺院の入口の両脇、あるいは本殿正面の左右などに1対で置かれている 。に似た想像上のである。なお、厳密には、「獅子  狛犬」と呼ぶのが正しいとされている。狛犬は中国韓国にも同様の物がある 。一対で、阿吽(あ・うん)の形があるのは日本のオリジナルのようであ る。それが、日本では多く見られる特徴である。これは仁王の影響を受けたと考えられ平安時代に、この様式が定着していた。ただ、日本の狛犬は近世から今日までに、各地の神社に膨大な数の狛犬が安置されて いる。そして、その形にさまざまなものがあり、獅子以外のものもある。例えば「イノシシ」、「龍」、「キツネ」といった像がある。これらを神使(しんし)と呼 び、神の使い手である。この神使は神社(祀られる神)によって特定の動物が採用されている場合が少なくない、稲荷神社には「狐」であり、春日神社では「鹿」、弁財天には 「蛇」などが代表的である。
 

       
  「狛犬側面2」   「狛犬下面」   「狛犬全面」  

 蒔絵万年筆「狛犬」の製品仕様は以下のとおりである。
 
         
Nibの材質   18金ソリッドゴールドルテニウムプレート装飾仕上げ
Nib幅   M(中字)のみ
材質 ボディ   アクリライト切削成型仕上げ 蒔絵加工
   クリップ   ペリリウム合金ベース23金ゴールドプレート仕上げ
トリム   23金ゴールドプレート仕上げ
インクフィラー   カートリッジ・コンバーター両用式 (コンバーター付)
サイズ(長さ)   174mm(キャップをグリップエンドに装着時) 
   (太さ)   13.2mm(バーレル部分の軸径)
   (重量)   31g
付属品   木製ギフトボックス、ボトルインク、保証書
     
限定販売数   130本
販売開始   2005年10月
標準価格   230,000円