Parker Sonnet Accession

 
 

 
Sonnet Accession FP
 

 
Sonnet Accession BP
 

    2002年 限定発売品

 エリザベス女王在位50周年記念

   (FP 日本480本限定
  (BP
日本500本限定

 
     
       
  「長円形のGift-Box」   「Gift-Box の表」   「キャップの印字」  
 
 「SONNET」(ソネット)は、近世ヨーロッパ文学の最高峰シェークスピアの詩集から名付けられたと言われている。1994年に誕生した「SONNET」は、全体的に優しい丸みを持ったラインとバランスのとれた美しさ をもった万年筆である。それは、柔らかく優しい雰囲気の矢羽根クリップを持っている。そして、その書き味のなめらかさ によって世界の多くの人々に愛されてきた。私もこの写真にあるブラック(1997年製)を 今も愛用している。
 2002年7月エリザベス女王即位50周年を祝して、「Sonnet Accession」が発売された。万年筆の本体は深みのあるロイヤルパープルのバレル(胴軸) である。そして、マットゴールドプレートのキャップには、在位50周年を記念する言葉が刻まれている。紫色のバレルにマットゴールドのキャップの配色は、優美な デザインであり、貴賓が感じられる。ペン先には、王室の暗証「EUR]の文字と、王室のモノグラムが刻印されてい長円形でパープルの特性ギフトボックスに納められた、格調高い装丁になっている。
 
 
  「王冠の付いたNib」   「宝石入りの天冠」   「奥 ラックSonnet」
「手前  Accession」
 


 深い紫色であしらわれたギフト用の箱には、金箔で碑文が書き込まれている。その箱の中にクリーム色の絹で裏打ちされた中段に万年筆本体が収まっている。その下に、 女王の記念写真と共に万年筆の説明の小冊子が入っている。
 青味がかった紫のバランスのとれた美しい万年筆は、バレルに漆を使った塗装である。キャップは金メッキのマット仕上げに、「Accession The Queen
Golden Jubilee」と明記されている。
 

  「左 ラックブラック」
「右 Accession     」
  「リーフレット」   「パンフレットの写真」  
 


 「ソネット・アクセッション」万年筆の主な仕様は、ペン先は、23金ゴールドプレートで、カートリッジ
/コンバーター両用式である。万年筆のサイズは、長さが146o(キャップをエンドに取り付けた状態)で重さは29gとなってい る。これは、市販のラックブラックGTと規格は変わらないものである。Nib(ペン先)幅は、M仕様だけであった。当時の定価は税抜きで¥25,000と結構安価であった。
 このアクセションのシリ−ズは、DuofoldとSonnetがあるが、ソネットにはボールペンも販売されていた。定価は税抜きで¥20,000で、万年筆に比べると、割高な感じである。
 

 

(追 加) Accession BP (2009-2-1)

 

     

「Accession BPの外箱」

「楕円のGift-Box」

「ボールペン Boxの記念文字」


 今回、やっと入手できた「Sonnet Accession Ball-Point Pen」を紹介します。実はこのBPの入手に関してであるが、日本でも500本ほどは販売された 。しかし、こうした記念の限定品は大変な人気である。そのため、これを入手するのは困難である。コレクターはこれらを入手して、保管してしまうため、市場には出回らない。 ネット オークションで見かけたが、結構高い値段からのスタートであった。私は、ロンドンの「Pen Box」でデッドストックを「75£」で入手した。これで、やっと、Accessionの限定品は揃ったことになった。
 この3種類を揃えて比較すると、写真では立派なGift-Boxに見えた。しかし、BPの楕円のBoxは段ボール紙製なのは、びっくりした。
 
「Gift-Boxの中身」 「小冊子」 「FPの冊子と同じ」

 「Sonnet Accession Ball-Point Pen」は特段、市販品のBPと機構的には何ら変わりはない。仕上げが変わっているだけである。しかし、市販品との違いは
、深みのあるロイヤルパープルのボディが大変に優美で品格ある英国製を表現しているところである。製品の規格そのものは、全長132mm、最大径10mmで全く同じである。
 
「キャップの印字」 「小冊子と説明書」 「気品のある装い」

「新聞広告」 「FPとBP」