Parker Reflex 1999年〜販売
パーカーは1999年に「Reflex」を販売した。「Reflex」は、ソフトグリップを導入したことや、安価であることで若年層に 受け入れられてヒット商品になったのである。製品には万年筆、キャップのあるローラーボール、ノック式のボールペン、ノック式のシャープペンシルの4種類が作られた。これらの大きさは前 の商品であった「Vector」よりやや大きなモデルであり、クリップとペン先以外はオールプラスチックであるために、「Vector」よりもわずかに安い値段の設定が出来たのである。「Reflex」は1999年のデビュー当初から青、黒、赤、緑の4色が用意された。
2001年のパーカーカタログによる「Reflex」の値段は、ノック式ボールペンとノック式シャープペンシルがそれぞれ 5ドル。万年筆が8ドル、キャップのあるローラーボールが、7ドル程度の小売価格 であった。(日本では2007年5月段階の税込み価格は、FPが1,260円、BP・SP・RBが1,050円である。) 面白いことに、「Reflex」は1999年にパックされたものと、2001年以降に販売されたペンと比較すると、クリップがわずかに異なっている。1999年のペンのクリップの矢は1対の羽根のみの輪郭であるが 、2001年以降のクリップには矢に3つの羽根印を押したものとなっている。 ペンの全ての装飾はどちらのステンレスでもまたはメッキされたクロムです、そして、万年筆はすばらしいか中字程度のステンレス鋼ペン先を付けています。書き味は 「Vector」のペン先とほとんど同じ感じのものである。