ドキドキサバイバル感想

2008.7.17up

2006年の12月に発売された、恋愛アドベンチャーゲーム。山篇・海篇の2枚セットです。
それを今頃やって、キャーキャー騒いでも、もはやネット上でさえも、誰にも相手にされません(苦笑)
なので、ここでこっそり好き放題叫ぼうかな、と。

いわゆる『萌え』と共に、毒も吐きます。
もちろん、ネタバレ満載ですので、ご注意を。

購入して3週間、暇を見つけては、コツコツ遊びました。
楽しかったです。
無人島で、40数人のテニス少年と2人の女の子がキャンプ合宿です。大人なしで。
でも、PTAが青ざめるような展開は一切起こらず、みんな真面目で爽やかです。
「あぁ、天国に一番近い島だよねぇ」と思いました。
一応遭難したということで、食糧・燃料など、自分たちで調達していますが、この島いろいろ恵まれ過ぎ(笑)
景色が非常に美しく、サンゴ礁や海の幸、亜熱帯の果実、山菜などの山の幸までは認めます。
でもあまりにも整ったキャンプ施設とか、湖とか、洞窟つきの滝とか、温泉とか、廃村とか、どうよ。
さらにゾンビの出る洋館とか、財宝ザクザクの幽霊船とか、UFOとか、恐竜とか・・・・いや面白いけどね(笑)

  何より全員、中学生(爆笑)

でも、コナミのスタッフ、良い仕事してくれていると思いますよ。
40人にも及ぶキャラの魅力をそれぞれ引き出す台本で、40通りのストーリー、ひとつもかぶりがなくて。
立ち絵も丁寧で、表情の変化も、目の動きによってとっても豊かで、ドキッとします。

セリフもイキイキしたものが多いです。
本当に中学時代に戻ったような、楽しい会話もありました。


以下、キャラごとの感想。(随時UP予定)

ちなみに、私が原作で好きなキャラは、
 1.大石 2.真田 3.柳 4.千石 5.佐伯 です。
これはもう、ほぼ不動。

でも、このゲームでは、
 1.平古場 2.丸井 3.向日 4.柳 5.真田 という感じでしょうか。
みんな悪くはないですけど。

 山・海完全コンプしたのは、2008.7.16です。
 一番苦戦したのは、メダル集め。
ミニゲームをやって、金銀1枚ずつ×キャラ40人分、つまり80枚集めなければなりません。
普通は、本人からもらう確率が高いのですが、幸村がなかなかくれませんでした。20枚くらい他人のメダルをくれました(泣) 仕方なく、立海ばかり何回もチャレンジして、最後に丸井がくれた時には、私、涙目になってました。
【感想:山篇】
【感想:海篇】


 平古場・・・・
キャラ的には、金髪ロンゲだし、あまり好きではないのだが、
このゲーム内では、圧倒的に台本のセンスが良い。
初めはつっけんどんに追い返していたが、だんだんヒロインの明るさや健気さに惹かれていく様子や、高まる気持ちを抑えきれずに思わず抱き締めてしまうところ、エピローグで遠距離でなくなって歓喜する姿など、本物の10代の男の子に近いものがあるように思った。
 丸井・・・・
私は、王者立海大附属が大好き。もちろん、ブン太も好き。
相変わらずの食いしんぼさんだが、果物の王様マンゴスチンよりも、ヒロインの無事の方が大切だと言うのが、カッコいいかなと。
あと、控えめに「・・・・手、つないでもいいか」って言うのが、少年らしくて好き。
 千石・・・・
私は元々、立海大附属と、青学黄金ペアと、それから千石が大好き。
なので、このゲームでもとても期待していたのだが、残念ながらひどく裏切られた。
まず、立ち絵が違ーーうっ! 誰ですか、この人は、絶対千石じゃない。
千石は、鼻の下は長くても、瞳はキラキラ生き生きしてる。
軟派だけれど、軟弱じゃない。軽いけれど、薄くはない。
明るさと精神的余裕がオーラとなって、漂っている人だ。
ミニ絵はとっても千石らしいのに。
台本も、違ーーうっ!!
彼は、絶対モテ系プレイボーイだと思う。コナミよ、目を覚ませ。
『R&D』や『最強チーム』のイメージで良かったのに、『学プリ』から変になってる、千石かわいそう。