争いなんて、嫌なのに。
誰かが犠牲になるなんて、
死ぬなんて、嫌なのに。
2002.3.6(水)
HPを作るっていうのは、私の10年来の念願だった。
時間的・技術的理由を口実に、ずっと自分にお預けをさせてきた夢であった。
多分、夢が実現するのはもっと後か、もしかしたら永久に叶わないかも知れない、と思っていた。
それが、ふとしたきっかけでひょっこり出来てしまうのだから、世の中わからない。
だがHP開設と同時に、パッタリと筆が進まなくなってしまうのもまた、世の常なのだろう。
私は作家を志した中学生の頃から、いや初めて字が書けるようになった6歳のころから、文を書く星の元に生まれたがごとく、暇さえあれば何かしらコツコツ書いているような子どもであった。
(いや、もちろんイラストも描いたが♪)
それが幸か不幸か、そのまま大人になった。
ほんの1年前までは、童話の公募に毎年応募していたし、新聞にも何回も投稿して掲載されている。
それが大きなチャンスに向かうと、パッタリと筆が止まるんだな、これが。
度量が小さいのか、つくづく、〆切に追われる作家はエライ、と思う。
私のHPなんてホント、何の制約もなく、あえて好き勝手書き連ねられるように作ってあるのに、
それなのに、ああそれなのに、筆が重たい私のバカ。
2002.3.2(土)
今日の新聞、「失意の若者へ」という編集長のコラムに、感銘を受ける。
力・健康・幸せ・富・称賛・成功を求めて全力を尽くしたのに、神は、
謙遜を学ぶために弱さを
より良きことをするように病いを
賢明であるようにと貧困を
得意にならないように失敗を 授けたという。
人間の尊大さや傲慢さを諌め、人生を深める滋養が、失敗や敗北の中には、あふれているのだと。
私は、うぬぼれていなかったか。
傲慢に陥っては、いなかったか。