街づくりの政治学

新設小学校意見交換会という市民参加

ボクは、今、日進市の新しい小学校をつくるための、市民参画施策である、「新設小学校意見交換会」のメンバーになっている。これは、行政サイドと市民が意見を持ち寄って、よりよい新設小学校をつくるための意見を交換する会である。
全部で5回ほどある。5月22日は第二回目である。
この日は、この新設の学校が市民も使える図書館、集会場、児童クラブの複合化を計画としてもっているので、市民側からいろいろな「使うための要望」「ハードの要求」をだした。
しかし、残念なことには、というか行政の怠慢というか、教育委員会がどのような学校をつくることが望ましいか?とぃう理念とその具体的な計画が明確になっていない。複合化ということだけでなく、どんな「開かれた学校にしていくのか」ということをもっとはっきりとした形で、市民に出すべきであるにもかかわらず、それが、でてこない。 後ほどの、メンバーでの反省会でも、その点の追求が甘いのではという反省がでていた。特に、子どもがどんな活動をするのか?どんなところで、新しい教育活動が保証されるのか?という点にはほとんど教育委員会は「白紙」状態のように感じられた。 せっかくの行政と市民の建設的な話し合いの場なのだから、もうちょっと前向きな内容が聞きたかった。それにしても、市民がこれだけ話をしていくと、行政もそれなりにきちんと勉強しておかなくてはいけない…と思う。


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