近況:1999.1.26
愛知県知事選のこと
恩師というか、ボクの現在の存在に欠くことのできなかった人、影山健が知事に立候補した。2005年の愛知万博反対という主張。そして財政難はゼネコンへのおもねりでは解消しない。生活の在り方事体が変わらなければならないという考えからだ。しごくもっともな主張だし、多分そうでなくてはならない。これから生きていくためにはそれが知恵というものだ。しかし、「政治は民度に比例する」というのが、原則なので大変である。
2月7日選挙日はどうなることやら。
影山の立候補にボクは最後まで反対した。それは、他に良い立候補者がいるとか、不適任だというのではない。単純に、先生の苦労が目に見えているからだ。体も心配だった。身内感覚と言えばいいか?
自由すぽーつ研究所所員の三名は、全員一致で賛成するのに躊躇した。でも、多分先生は立候補するだろうな!と想った。それは、私益でなく、みんなのためには、「必然」だったからだ。ボクら所員は、皆分かっていた。
だから、とてもつらい。68歳でこんなしんどいことをやらねばならないという民主主義も。しかし、相手候補の神田さんは元一宮市長だそうだが、その前は、ゼネコンの顧問弁護士だったらしい。さもありなん。
格段に影山先生の方がかっこいいし、知恵もありそうだ。神田さんにひどい負け方は許されない。人間の値うちはみんな同じだが、知性と品位は違いがある。金まみれの弁護士と一緒にするな!である。
面白かったのは、候補紹介で、年収2000万円の神田さんに対して、影山さんは300万といい、乗っている車は、アウディの神田に対し、日産パルサーの影山ということだ。なんじゃなんじゃである。ボクは金持ちは必ず悪いことをしている。と言いつづけて顰蹙を買っている。でかい家をみると、きっとあの家の人間は悪いことをしているぞ!と冗談半分に言って、家族に叱られている。でも、そうおもっちゃうもんねえー。
教員なので、ちょっと選挙は応援しにくいが、できることは、違法な事以外はやりたい。
以上 1999.1.12.