近況:1999.4.13
99年度は、専科教員をやることになった。五年生の理科と六年生の家庭科である。
ボクの勤務している学校は専科やTT教員の希望する人がいない。巷では学級担任を持ち
たくないという先生が三人に一人もいるというのにだ。そこで毎年専科を誰にするかで
こまる。ボクは、誰かがやらなければいけないのなら、1年間の契約でやっても良いよ
!と校長に話した。むろん、高学年を希望しながらである。ところが、春休みに転勤の
決まっている校長が、来年度は専科をやってもらえんかな?というのでたまには校長の
いうことも聞かなくちゃな!と思い引き受けた。
さらに、校長は「学校の努力点の委員長をやってくれないか?」という。この努力
点というのは、校内の教育研究の組織で、その委員長をやれといことである。ボクは
ボクがやればリスクも同時に背負うことになるが、それでもいいか?というと、うーむ
といいつつ、やってくれい…ということになった。むろん、主任/長といっても、手当
てはつかないし、ちょっと忙しくなる。でも、職員室でみんなに言うと、それはいいね
ということだし、これで面白くなるという人もいて、まずまずの人気である。
新学期がはじまっても、担任にくらべ暇で、つくづく担任というのは忙しいものだな
と感動した。実は、今日もちょっと、休暇を取って、都心の「栄」の春の街を歩いてき
たが、女の人が「春じゃー!!!」とさっそうと歩いているのを見て、春はいいなぁー
と思った。古本屋でトーマス・キューネ著『男の歴史』という本を買ってきた。
1999.4.13