29日の土曜日に、ASCU教育研究集会が開催されました。参加者は50名
程度のもので、組合員を中心とした集会です。午前中の実践発表は、まあまあの
内容で、それぞれがけっこうやっているなぁーという感想です。むろん、ASC
Uですから、「いいですね」という賞賛は皆無に近く、「やりすぎだ」「超勤は
ないだろうね」「あそばせておけばいいんだ」「よけいなことはやらないよう
に」という、これだけ聞くとトンデモナイ意見と取られるようなものがたくさん
がでました。まあ、しかし、それは、「教育的善意の押しつけ」への危惧の念か
らでたものです。意見を言っている割りには、ソフトな愛情の感じられる意見の
交換でした。
東京から向井吉人さんを招いて、人事考課による教員管理の実態を聞きまし
た。まだ、本格的にやっていないのだけれど、かなりモンダイのある人事考課で
あることがわかりました。
ただ、ASCUのメンバーは、向井さんに「そういう超過勤務を認めさせる内
容を批判していかないといけない」等々、講師への指導が目立ち、ちょっと委員
長としては下を向くしかない場面もありました。わざわざ、福島県からIさんが
ASCU教研を見たいと、参加してくれましたが、絶句場面が多々あり、なんと
もかとも。笑うしかない場面も多かったです。みんな言いたいことを言うところ
がASCUのいいところです。あとは、残った10人程度で居酒屋へ行っておお
さわぎしました。
2000.1.29