函館ではいつもお世話になっています。どうもどうもです。
登校拒否の親の会であるアカシア会の主催で26日の夜は講演会をしました。ボクは最低二人と言う講演会もやったことがあるので、少人数には驚きません。だから、覚悟をしていました。だって岡崎ごときで、平日の夜に来てくれるなんて……と。でも、50余人の定員会場が満席になり立ち見まででて、すごい人でした。市民運動で、こんなに来てくれるのはうれしいですね。日頃の会の活動の成果?でしょう。この会を中心的に支えているコバヤシさんは、偉い!そして集まっているみんなの顔も明るい。久しぶりに野村さんというちょっと変でおもしろいおじさんに会って、びっくり。本当にどこでもいます、神出鬼没の人。しかし、あいもかわらない、笑い半分の話でごめんなさい。でもボクの話は、自分では結構いい線の話だと思っています。さすがに当地の新聞もどう記事にしていいか?迷っていたようです。夜は、みなさんと居酒屋で飲めや話せの大騒ぎ!ボクは飲めなくてもいいのです。おいしいイカさえ食べられればボクはいいんです。
次の日の午前中は、宿舎の近所の百貨店が古本市をやっているのを発見し、やいやいこれはラッキーと手を打って、探索。兼子仁編の教育法の文献集と梅根悟のちょっとおもしろ本をたった800円で買って幸せ。ちょっと、歩いて散策。
次は函館市教組の教育研究集会の全体講演会に!コバヤシさんが会場まで運んでくれました。雨が強くて出足が今ひとつだとか、ボクは、例によって「人数はどうでもいいのです」が、主催の組合本部はそうは行かないでしょう。でも、最初は「笑っていいのかな?」と言う感じの会場が後半は大いに笑ってくれてボクはよかったなと心底おもいました。でも、まじめすぎる教員はむっとしていたとか。でも、それでいいんです。最後はどっちが笑うか!最後までみんな聞いていてくれて本当にありがとう。
夜の懇親会までのあいだに、コバヤシさんの高校時代のなつかしい喫茶店へ行き、チョコレートパフェと抹茶パフェを食べました。いやーうまかったぁー。コバヤシさんは華奢な体ですが、キラリ眼に力がありなかなかの女性です。組合の執行部の人と居酒屋へ。3時間30分組合のこれからの在り方について熱っぽく論議しました。ボクはとてもうらやましかった。こういう熱い組合が、もう日本にはほとんどないから……。ボクは、福岡、広島、北海道、三重という強い組合に呼ばれることが多くなりました。いいことなのか?でも、がんばってほしいです。教組の牽引車である相澤さんの熱い声がボクの耳に残っています。
28日に帰名して、29日は反天皇の日。休息して、30日は社会臨床学会シンポで東京です。
2000.4.26-28