今日は午後は兵庫の宝塚市の市民集会で講演をしました。テーマは「体育とスポーツ批判」ですが、このテーマは最近あまりしていないので、若干の準備をしました。しかし、なかなか準備したところまで話ができませんでした。入り口は「いつから運動場ができたか?」ということから話をしました。学校の体育は全てといってもいいくらい「軍事教練」やら「兵式体操」が元になっています。鉄棒だって、跳び箱だって、体操だって、みんな軍隊でまにあうために、国民を兵士にする準備として成立しています。運動場だって、明治19年の新学制をピークとして、大正の初期までに全国の小学校に完備しました。それは、軍事教練をするためです。それまでは運動場なんてなかったのです。あたりまえだと思うことを疑うことがボクの手法です。
こんなところから話をはじめました。そして、国体の問題点などなどです。
そのあとで、帰る途中に大阪の梅田で高槻の松岡さんと長谷川さんにお会いして、おいしいスパゲティをごちそうになりながら、学校の勤務に関する法律の相談をうけ、それなりにお答えして(参考になったかしら?)、午後九時過ぎに名古屋に帰りました。今夜は名古屋で子どもの人権に関するオンブズマンの総会に出る予定もあったのですが、まあ、今日はパスです。
そういえば、大阪で、新幹線に乗るときに、若い恋人達が、発車間際まで、別れの挨拶というか、なんというか愛の言葉を手を握りながら交わしているのを見て、いいじゃないか!と、心暖まるオヤジ的な気分になってしまいました。
明日は、長久手町文化の家で開かれる、選挙前の市民主催の候補者公開討論会をのぞいてこようと思っています。でも、駄文書きもあるしなぁー。
2000.6.10