芦ノ湖 [2002/11/09〜10]

芦ノ湖が禁漁になる前に釣行をと弟と算段する。
弟も私も湖にウェーディングしてのフライフィッシングが好きと言うこともあり直ぐに話がまとまる。
季節的なこともあり、朝6時に出発予定としていたが30分を過ぎても弟が来ない。
程なくして弟から電話が入り少し遅れるとのこと。結局7時出発となってしまった。
途中で弟に近況を聞いてみた。しかし、ここ1ヶ月仕事に追われていて今回の毛ばりすら巻いていないとのこと。
毛ばりを現地調達する必要がある。
おまけに、○十肩で手があがらず腰にもきている。朝遅れた理由も理解できた。お互いに歳をとったもんだ。

たいした渋滞も無く10時30分に現地到着。さっそくノザキでアオミドロを仕入れる。
湖尻湾の桃源台から入ることに決定し移動する。移動途中で白くなった富士山も見え、絵葉書の様な景色をしばし堪能する。
久々の湖でのウェーディングである。
二人とも到着してからの準備は早いものであるが、仕事の段取りもこれくらい早ければ楽になるのだが・・・。
早々に釣りを開始するが水温は思った以上に高いので苦戦を強いられそうだ。
そうこうしているうちに弟が竿を曲げている。サイズは25cmほどであったが幸先良しとする。
しかし、そのあとさっぱり音沙汰無しで日没近くを迎える。さすがに冷え込んできたので温泉とビールが頭をよぎりタイムアウト。

二日目も、前日と同様に桃源台から入る。
天候にも恵まれ楽しい釣りが出来るのだが、お魚さんは沖を回遊している様子でウェーディングでは手も足も出ない。
人間にはちょうど良くても、ニジマスにはそうでもなさそうである。
そうこうしているうちに昼になり、これ以上続けても結果が出るとは思えない。
湖周りにある道の渋滞もとんでもないことに成りつつあり、早々の撤収を決め込んだ。

今回の釣果は散々(結局私はボーズを食らった)ではあったが、
紅葉や白くなった富士山を眺めながらのフィッシングはそれなりに楽しいものだ。
しかし、残念なことにカメラを持たなかったため、写真を一枚も載せられません。
フライフィッシングは釣りと言うプロセスそのものを楽しむものと思います。
しかしフィッシングである以上、釣れたほうがもっと楽しいのは言うまでもないが。

まだまだ修行がたりない!!

作成日:2002/11/10

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