星から小ゲイマにシマッた形に三三に打ち込む手を調べていきましょう
まず既に小ゲイマカカリのあるケースの中でも 三三に打ち込む事の多い辺の星へのヒラキがある設定で見ていきます[ケースT]
次にカカリが無く単独で三三に打ち込むケースを調べていきましょう[ケースU]
ケースT
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 黒の考え方としては次の二通りあります
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ *隅を白に譲って先手をとる(A型)
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ *白を遮断して隅に小さく活かし
┠┼┼●┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┼・┼┼┨ 下辺の白への攻めをみる (B型)
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A型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ この部分だけでは黒の先手になります
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ このあと黒は左辺へのヒラキが必要な場合も多いでしょう
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┠┼┼┼┼┼ア┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 下辺白の拡大を防ぐならば 黒アでしょうか
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┠●○●┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ 白から左辺一子トリは後手7目のヨセになります
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B型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ この後黒からア、イの選択があります
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨ また途中手順が変化すればそれに応じた対応が必要です
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┠○ア┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
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┠┼○●●○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
┠┼○○●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
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*それぞれの型について詳しくみていきましょう*
A 型
手順
A型は途中の変化もありません。左辺一子トリが後手7目のヨセとなります
(参考 黒一間シマリで同じ型になった時のヨセは後手11目です)
B 型
手順
*ここまでの手順の中でも途中変化する事があります(後述) まずこの後の応酬を先にみてみましょう*
その後T
白4、6は急ぎません。黒から4の左に押さえ難い形です
黒3で4にノビるのは白3で黒が悪いです
その後U
黒1のオサエは最強です。黒9の後白隅は手戻りです 白も先に2から様子を見る事ができます
やはり隅は手戻りです
*途中で白が変化した場合にも正確に応じたいですね*
変化T
白シチョーが良い場合(黒2の右にキルシチョー)は 白1に黒が先に隅をハネると白9まで白が
白1と先に伸びることがあります 好形となります
白7,9をキカせて11が正形の活きです 黒ハネ出しに備えれば白も上辺を固めます
(11でハネツグのは隅にキキが生じます)
変化U
白6でハイは黒にハネに回られてしまいます 続いて白がキッても隅は手戻りです
黒は好形 白の隅はまだ不完全形です 黒のハネは急所です
ケースU
┠┼┼・┼┼┼┼┼・┼ カカリがない隅のシマリに三三に打ち込むとコウが基本形 A型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 黒が白を小さく生かす事もできます B型
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┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼ 周りが強い時には黒は白をトリにいくこともできます C型
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┠┼┼●┼┼┼┼┼┼┼ 白から小さく無条件活きを選択する事ができます D型
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A型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ このコウはとても大きい
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 黒も負けると可也の被害が出ます
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┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼ 価値としては30目を越します
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┠┼○●┼┼┼┼┼┼┼
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B型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 黒がA型のコウは争そえないと判断した場合は白を小さく活かします
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┠●●┼┼┼┼┼┼┼┼
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┠┼○●┼●┼┼┼┼┼
┠○○○●┼┼┼┼┼┼
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C型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 隅で2眼ができない形にもっていき白を中央に追い出してとってしまおうという型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 失敗すると黒も収拾がつきません
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┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼
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D型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 白から隅で最小の活きを求めた型
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┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼ 外の黒はとても厚い形です
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┠●┼┼┼┼┼┼┼┼┼
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○┼○●┼┼┼┼┼┼┼
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*それぞれの型について詳しくみていきましょう*
A 型
手順
コウの結末
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┠┼○●┼┼┼┼┼┼┼ ┠┼○●┼┼┼┼┼┼┼
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黒が勝った時 白が勝った時
B 型
手順
白の活かし方は他にもありますが基本形です
C 型
手順
下辺・左辺に黒石があることかつ中央黒が厚いことが条件です
D 型
手順
白が確実に活きることができる図 白5のこの形は途中黒6で二の3のアテから
トリにくる事も考えられます
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