『DOUDA』に依る設備点検サービス

        

チャック/ダイの動的芯ズレとプレスラムの動的変位をデジタル数値で測定し、調整&保全に活用

  

点検の為の点検で無く、結果を不良減少に反映する事を目指します

アイドルランに依る5段プレスのチャック/ダイ芯ズレ測定例(パンチ/ダイ無装着)

                

右図散布図の様な芯ズレデータ(最小単位=0.01mm)が得られた時、芯ズレX-Yを"0"にする下記①②の調整方法を提案します。                 

①X方向の芯ズレ調整
 トランスファー本体のX方向の調整機構使用を提案
②Y方向の芯ズレ調整
 トランスファー全体を上下調整するシム製作を提案

上記①②の芯ズレ調整でも直らない時は、オプションⅠ
の芯ズレを"0"にするチャック外段取り装置を提案。

アイドルランに依る5段プレスラムの動的変位測定例(パンチ/ダイ無装着)

右図の様な動的変位測定データ(最小単位=0.01mm)が得られた時、X,Yのばらつき幅を確認。このデータをプレスラムの保全時期特定に活用します。

得られた測定データの説明
①朱色曲線
 プレスラムの最前端前の曲線(行の曲線)
②白色曲線
 プレスラムの最前端後の曲線(帰の曲線)

プレスラムの動的変位曲線はパンチ/ダイの加工精度に大きな影響を与えます。X,Yのばらつき幅を小さく抑えるのがベストで、データを保全時期特定に活用します。

オプションⅠ,Ⅱの提案

長期間に渡り設備を最善の状態に維持する為、下記のオプションⅠ,Ⅱを提案します。
                

オプションⅠ:プレスの調整機構に頼らず芯ズレを"0"にするチャック外段取り装置を提案
       当社のユーザ様でパンチかじり不良が納入以来"0"になった実績が出ています。
オプションⅡ:年間設備点検契約の提案(設備点検は4回/年実施予定)
       お客様に替わって当社がチャック/ダイ,プレスラムの精度管理を行い、
       年間報告書を提出します。