平成30年度の事業計画
平成30年3月11日、平成29年度末町内会総会に続いて自主防災会総会を開催し、平成29年度の実施報告と平成30年度の事業計画が承認されました。事業計画の骨子は次の通りです。
①1965年(昭和40年)4月に町内会が発足して53年、2005年(平成17年)4月に自主防災会が発足して13年が経つた。自主防災会長は町内会長が務めるので毎年交代していく。
従って防災士、建築士など防災知識のある者が副会長名目で実質的に会長役を務めてきている。
また、本部班、広報班、消火班、避難誘導班、救出・救護班、避難所班の班長・副班長も13年前の者が続けている。世代交代を検討する年としたい。
②町内会発足53年間、火事・凶悪犯罪・大きな災害も無く平穏な暮らしが続いていますが、今一度、安全・安心な町、特に災害弱者・高齢者に優しい体制を整えたい。そのためにも「住民簿・防災会台帳」の充実と災害時の「要支援者」の把握に努める。
③防災訓練を2回行う。(若者・町内会班長・小、中学生への参加を呼びかける。)
④防災関する施設・行事に積極的に参加する。
⑤防災講演会などに積極的に参加する。
⑥世代交代も考慮して、現役世代の方々に情報提供する仕組み作りを検討・実施したい。
平成30年度の事業報告・お知らせなど
1.4月16日上記自主防災総会の資料が町内回覧され、合わせて町内の最新地図が各家庭に配布されました。 (守秘義務を守り、防災・防犯などに活用して下さい。)
2.4月8日(日)町内お花見会。今年の桜の開花が例年より10日ほど早く、ほぼ花が散り終えており前日の雨 で遊園地も濡れていましたので「憩いの家」で行われました。
3.4月14日午後3時13分「三河地方で震度4の地震」がありました。震源は愛知県西部、深さ約10km、M4.6と推定。
西尾、高浜、幸田で震度4.名古屋緑区、岡崎、三好などで震度3。豊明も震度3だと思われます。
4.前段でも記載しましたが東海地震の予知を前提にした「大震法」が見直されました。昨年(平成29年11月1日)から異常現象が観測された場合に「南海トラフ地震関連情報」を発信し、トラフ沿いの地域に警戒を呼び掛けることになりました。
南海トラフは、静岡県沖の駿河湾から九州沖にかけて700km続く海底の溝。約100~200年おきに巨大地震が繰り返し起きている。
M9クラス、最大で死者約32万人、経済被害約215兆円と予想されています。
どういう方法で提供されるのか? ラジオ、テレヴィは当然だが、行政からの 通知方法等は検討中か? |
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情報が届いたらどうするかが問題。 特に津波の恐れのある所はいつ起こるか分からない のに高台に何日も避難していられないだろう。 |
5.平成も来年の4月30日で終わります。平成時代の30年間でマグニチュー ド(M)7以上の地震をまとめてみました。
14件ありました。阪神淡路大震災、東日本大震災と大正時代の「関東大震災」に並ぶ大震災が2回もおきた平成時代となります。
幸いにも当地では大きな震災被害は無かったと思います。
当地では過去に明治24年の「「濃尾震災」(主に岐阜市の被害甚大)、昭和20年1月13日の「三河地震」が被害甚大の地震と言えるでしょう。
1993年 | 釧路沖地震 | M7.5 |
1993年 | 北海道南西沖地震 | M7.8 |
1994年 | 北海道東方沖地震 | M8.2 |
1994年 | 三陸はるか沖地震 | M7.6 |
1995年 | 阪神淡路大地震 | M7.3 |
2000年 | 鳥取西部地震 | M7.3 |
2003年 | 宮城県沖地震 | M7.1 |
2003年 | 十勝沖地震 | M8.0 |
2004年 | 新潟中越地震 | M6.8 |
2008年 | 岩手宮城内陸地震 | M7.2 |
2011年 | 東日本大震災 | M9.0 |
2011年 | 宮城県沖地震 | M7.3 |
2011年 | 福島県浜道理地震 | M7.0 |
2016年 | 熊本地震 | M7.3 |
6.平成30年5月12日 午前10:29分長野北部地震
長野県北部、深さ11kmでM5.2の地震が発生。信州新町、中野中条で震度5弱、戸隠、大町で震度4を観測。
7.平成30年5月12日 午後0:42分、名古屋市、四日市市で震度2の地震。
震源は伊勢湾、深さ40kmでM3.8
8.平成30年5月25日午後9時13分、長野県栄村で震度5強の地震。
震源は長野県北部で、深さ6kmでM5.2 刈羽原発h異常なし。上越新幹線停電で6分遅れ。
9.平成30年6月12日、宮崎地震で震度4 M5.5
10.平成30年6月12日、千葉県沖地震で震度4. M3
11.平成30年6月17日、群馬地震で震度5弱 M4.6
12.平成30年6月18日、大阪北部地震 6弱 M4
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13.平成30年7月5日 西日本豪雨災害
7月5日から、日本列島は梅雨前線の活発化で広い範囲で大雨になりました。
7日にかけ特に西日本を中心に豪雨の被害が拡大し、7日に広島、岡山、愛媛を含む9府県に特別警報を発令しました。
特に6日、7日の両日の土砂崩れ、河川の氾濫で特に上記3県で大災害となりました。
平成になってから最大の豪雨災害となりました。
10日に総務省消防庁の発表では死者157人、行方不明者56人となっています。
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西日本豪雨から7月12日で一週間が経ました。
予想外の被害で14府県で死者200人、安否不明60人となっつています。
インフラの復旧が遅れ、生活のめどが立っ手いません。
1982年(昭和57年)、死者・行方不明者299人を出した「長崎水害」以降最悪の豪雨被害となりました。
当地は幸い河川の氾濫、土砂災害の恐れがないとされていますが、東海豪雨とか竜巻などの恐れはあり、頃から災害情報に関心を持ちましょう。
14.平成30年9月6日 北海道地震
9月6日午前3時8分 北海道胆振(いぶり)東部地震」 当初震度6強と発表されたが7に修正された。 札幌から50km位の苫小牧近くの「厚真(あつま) 町が震源。 震度7は激震で先ず通常の民家は倒壊する。
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15.平成30年9月16日 区の防災訓練が社協で行われました。6町内会から各25~30名くらいの参加で耐震車や煙道など普段の訓練では経験できない訓練ができました。
市長挨拶。普段からの心構えと転倒防止など 防災対策意識の高揚を要請されました。 |
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紐の結び方。防災には紐と言うよりロープが 役立つとの観点から「結び方」で多様に活用 出来ることの指導をうけた。 |
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消火器の取扱い訓練。噴出は15秒、約3m位から 噴出。火が天井に達したら逃げる。 合わせて台所などに煙感知器の設置による人身 被害防止効果の説明があった。 感知器の機能検査を年1回はやるように。 |
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愛知県に2台ある「耐震車」での震度7までの揺れを 全員が経験した。 |
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煙の中の避難訓練。床面50cm位には空気が】 残っている。腰をかがめ壁などに手を添え、同じ 方向に進むこと。 手を変えて別の壁にを得ると迷路になる。 |
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保健衛生大学の准教授。北海道地震時に札幌のホテル にいた。凄い揺れだった。停電、階段で10階くらい降りた。 震度6強、7の揺れでは倒壊しないまでも家具などの転倒、 転がりが想像を絶する。 転倒防止器具の紹介があった。 良さそうなので検討してみる。 |
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これが転倒防止器具。ミドリ十字製とか? 調べてみよう。 |
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区の市議さんから閉会挨拶。 本会の行事進行は我が町内会の防災会副会長が務めた。 |
引き続きAEDをはじめ三角巾の使い方などの訓練が成されました。
町内会会長を始め班長、防災会役員など 総勢50名弱の参加でした。 |
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AEDは参加者全員にやってもらいました。 心臓マッサージは救急車が来るまで続ける ことが強調されました。 |
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三角巾は使い方次第で非常に有効です。 自宅で色々訓練されることをお勧めします。 |