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高温遮熱塗装とは、
高温の炉体等に特殊塗料を塗装することにより
炉体外面から放散される熱エネルギーを炉内に封じ込め
省エネとCO2削減を実現するものです。
また、表面温度を下げますので、作業環境の改善につながり
夏場の空調費の削減も期待できます。
エネルギーの削減効果が大きいので、短期間(1.5〜2.5年)で
投下資本(施工費用)を回収できます。
この高温遮熱の塗料自体はすでに数年前には
開発されていたのですが、その特殊な性状から、
スプレー塗装は出来ないとされ、
よって、刷毛やコテにより塗装が試みられてきました。
しかし、均一な膜厚が得られず、厚すぎる箇所は割れ、
薄すぎるところは充分な遮熱効果を得られず、
仕上がりの状態も惨憺たるものでした。
が・・・、
この度、東亜塗装株式会社殿による技術開発により
均一かつ厚膜の塗装が可能となり
安定した効果が得られるようになりました。
尚、この技術開発には、弊社も多くの提案をさせて頂きました。
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高温遮熱塗装のながれ
| 1. |
養生 |
非塗装部分や周辺機器に塗料が付着しないようにします。 |
| 2. |
下地調整 |
劣化した旧塗膜、サビ、油分ほこり等を除去します。 |
| 3. |
プライマー塗布 |
高温に耐えるサビ止め塗料を塗ります。 |
| 4. |
遮熱塗料塗布 |
高温遮熱塗料を塗ります。(1.0〜2.5mm) |
| 5. |
トップコート塗布 |
遮熱塗膜の保護と輻射熱対策の為シルバー色を塗ります。 |
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塗料
塗料についてはここでは詳しくご説明致しかねますが、
特殊シリコン(珪素)系無機ビヒクルに機能性顔料として
中空セラミックビーズ他数種の遮熱素材を配合した
環境にやさしい水性塗料です。
表面温度降下の実績値
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塗装前 |
塗装後 |
温度差 |
降下率 |
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300℃ |
240℃ |
-60℃ |
25% |
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200℃ |
150℃ |
-50℃ |
25% |
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100℃ |
80℃ |
-20℃ |
20% |
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85℃ |
69℃ |
-16℃ |
18% |
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77℃ |
63℃ |
-14℃ |
18% |
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以下はA社の熊本工場で2010年12月末に施工した
アルミ溶融炉の資料です。
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客先より頂いたデータリポート
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塗装前(12月期)と塗装後(1月期)の対比
電力消費量(1日平均)
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塗装前 |
塗装後 |
差 |
対比 |
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平日 |
238.3 |
220.6 |
-17.8 |
7.5%減 |
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休日 |
151.8 |
149.3 |
-2.5 |
1.7%減 |
※生産量が12月期(1700kg)と比べ1月期(1995kg)と増えている。
※休日は元々温度設定を下げている。
1kg当り(1ヶ月)
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塗装前 |
塗装後 |
差 |
対比 |
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消費電力kwh |
7206 |
6081 |
-1125 |
15.6%減 |
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CO2排出量kg |
2745 |
2315 |
-430 |
15.6%減 |
データ収集期間が1ヶ月であったことや1月という事で稼動日数が
少ないことや1月に入り生産量が増えた事も有り単純に前月との
比較は難しいが、生産量が増えているにもかかわらず消費電力
量が減っていることに効果を実感している。
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上のデータから平日(稼働日)のみの1kg当りの消費電力量を計算比較すると
12月は238.3kwh×稼動日数で生産量が1700kg⇒1kg当り0.140kwh
1月は220.6kwh×稼働日数で生産量が1995kg⇒1kg当り0.110kwh
0.110÷0.140≒0.786となり
実に約21.4%の削減ができたことが分かります。
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再生可能エネルギー発電とのコストパフォーマンス比較
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投下資本回収に要する期間 |
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太陽光発電 |
一般に20〜30年と言われている |
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風力発電 |
30年以上(立地によってはメンテナンスコストを下回ることもある) |
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高温遮熱塗装 |
1.5〜2.5年 |
※再生可能エネルギー(無料のエネルギー)を使って発電するよりも
高温遮熱塗装によって節電する方が、はるかに資金効率が良いのです。
対外パフォーマンスではない、戦略的なECOとして、是非御一考下さい。
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