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初日
正月明けの日曜日で朝早かった事もあり
中部国際空港には50分程で到着した。
離陸まで時間があったので
朝食を食べた後で空港内を見学したりして
ゆっくりと旅の始まりを楽しんだ。
搭乗ゲートへ
空港内は意外と空いていたが
正月を仕事していたか?引退した人達なのか?
登場ゲートにはたくさんの旅行客が待っていた。
誰を見ても楽しそうにおしゃべりしていたりして
旅の始まりを楽しんでいるようだ
もちろん自分もだが・・・
離陸
定刻の9時5分離陸の飛行機の乗り込み
滑走路に向かう途中でふと外を眺めると
北海道に行く為に何度も乗船した太平洋フェリーが
偶然にも名古屋港に帰港する時間と重なった。
妙に嬉しくなり早速カメラを構えたが
タイミングが合わず撮るのが難しかった。
北海道へ
離陸後1時間30分も過ぎると北海道が見えてきた
上空から見えるのは懐かしい苫小牧市の景色だが
こちらも太平洋フェリーが入港するとろだった。
フェリーに乗って車で来るときには
ここでガソリンを入れることにしている
製油所があるためか価格も安いし
名古屋よりも御得だと思う。
着陸
定刻どおりに千歳空港に着陸した。
ボーディング・ブリッジが飛行機に接続され
久しぶりに北の大地に足を踏み入れた。
大好きな北海道に帰ってきた気分だ
ようこそ!氷点下20度の世界へと招かれ
うきうきしながら機外へ出る時には
嬉しさと寒さで身震いしてきた。
団体ツアー
飛行機を降りて預けた荷物を受け取りに行くと
ターンテーブルには松飾りが飾ってあり正月気分が味わえた。
今回は団体ツアーなので手荷物を受け取り
クラブツーリズムの看板を掲げていた添乗員の下に集合した
ツアーでの参加は珍しいので何か変な気分であるが
早速バスに乗り込んだ。
長距離移動
今日は千歳から稚内まで一気に移動する予定だ
距離にして450キロ位であるが
道央道の三笠から内井江砂川間と深川留萌道が
吹雪の為に通行止めになりルートが変更になった。
日本一長い直線道路(国道12号)を走行することになり
記念にはなったが信号も多くあり渋滞で参った。
道の駅「もち米の里・なよろ」に着く前の
午後四時前には早くも太陽が沈みかけたが
まだ、稚内までは半分近く残っていると
ガイドが言ったとたん(ハァ〜とため息が出た)
宿泊ホテル
初日の宿泊は「ホテルめぐま」だが
宿に到着したのが午後八時近くになったおかげで
ゆっくりと温泉に入る前に忙しく食事タイムなった。
内容は焼きタラバ&毛がに鍋と蛸しゃぶ等で
びっくりするぐらいの御馳走だったが
生ビールをグラスで11杯も飲んだおかげで
(酔った&酔った)
チェックアウトの時には財布が寂しくなった。
二日目
二日目は今回のツアーで初めて観光地を訪れた
最初の観光地はノシャップ岬だが
稚内は例年なら積雪はあまり多くないそうだが
今年はすでに80センチも積もっていたので
記念写真を撮る場所に着くのに苦労した
今回は我々のツアー客だけだったので
雪まみれになったが記念写真だけはしっかり撮った。
※ちなみに良く似た名前のノサップ(納沙布)岬は根室半島にある。
宗谷岬
次は日本最北端の宗谷岬である。
今年はカイロの宣伝で有名になっていたので
たくさんの観光客がいると想像していたが
我々以外にはプロ?のカメラマンが一人いただけだった
早速カイロを出し「真冬の宗谷岬に来ています」と
CM風にやったら予想通り皆さんから大爆笑を戴いた。
(でも・・・コマーシャルと同じで本当に寒かった)
※本当の日本最北端は北方領土の択捉島である。
最北端の売店
北緯45度31分14秒にある売店である
備え付けの温度計が故障していたが
バスガイドさんの発表では
マイナス12度・風速が15メートル程なので
体感温度は氷点下27度だ。
俺は平気だぞ〜(嘘)
真冬に来たかったのは確かだが
やっぱり夏のほうが良い。
白鳥の湖
オホーツク側のオロロンラインに出ると
天気が回復して太陽が出てきた。
贅沢なものでバスに乗っていると眩しくて暑い
次に目指すは白鳥が飛来するクッチャロ湖だ。
ここも夏には何度も来ているが白鳥を見たことは無い
当然だが・・・
今回初めて見たが想像よりグレーに近くて汚かった。
成長すると白くなるらしいが
昼ごはん
昼ごんは、さすがに蟹は付いてこなかった。
枝幸町にある交流センターで食べたが
お弁当にしては美味しかったが
道中を考えてビールが飲めなかったのが辛かった
外に出ると目に入ったのは併設されていたスキー場だった
あぁ!滑りてぇ〜
オホーツク海
今日のオホーツク海は実に穏やかだった。
いつも荒れているイメージしかないが
北海道の天候には驚かせられる。
また、景色の変化も無いし運転もしていないので
バスに揺られていつの間にか寝ていた。
助手席に座って、うたた寝する気持ちがよくわかる。
とっかりセンター
バスは順調に走り午後3時前には紋別に入り
とっかりセンターでアザラシのショーを見学した
個人旅行では絶対行かない場所だが・・・
ショー自体はこんなものだと思われるが
最後にはアザラシとのふれあいが待っていた。
自分は絶対触ることが出来ない
だって怖いんだも〜ん。
海洋交流館
とっかりセンター横には
流氷を見る時に乗るガリンコ号が停泊していた
流氷は、まだ来てないが
例年なら今月末には到着するそうだ。
観光船のオーロラ号と比べる小さいので
予約してないと乗れないこともあるそうだ
昔から一度は乗ってみたかったが
今年もたぶん無理だと思う。
海中展望台
展望台では海中窓から流氷の下を見学出来るが
今日は流氷も無く魚も何も見えなかった。(残念)
館内ではドクターフィッシュも体験できる
手を入れるとすぐに寄ってきて角質を食べてくれる
ビビットきて電気が走っているような気がした。
流氷
館内には去年の流氷が展示されていたが
なぜか舐めても塩辛く無かった。
※さて、ここで問題です
流氷がオホーツク海しか到着しないのは何故か?
答え
アムール川から流れてくる水が
オホーツク海の塩水を薄くする為に凍るが
日本海には流れて来ないので塩分が濃くて凍らないそうだ。
紋別プリンスホテル
午後5時前にはホテルに到着した。
名前がプリンスと付くが西部系のホテルでは無いし
部屋が狭くタバコ臭くて気分が悪くなってしまった。
食事まで二時間近くあり時間を持て余したが
温泉はサウナも露天風呂もあり満足だった。
ただ、ツアー会社に物申すが
もう一箇所観光しても良いかなと云うのが
正直な気持ちかな!!
蟹づくし
蟹づくしの食事は大満足だ。
内容は牡蠣やふぐの天ぷら等と
新鮮なズワイガニが丸ごと一匹付いてきた
また、昨夜に懲りたので最初から飲み放題にした
飲みすぎたので寝る時に目が回ったが
朝起きても二日酔いにはならなかったのが不思議だ
♪何でだろ〜何でダロ〜♪
三日目
最初の立ち寄り地は上川町の北の森ガーデンだった。
ここに来たのは両手で数えても数え切れない程だ。
土産には興味が無いのでアイスパビリオンに向かった
休憩時間が少ないので懐かしい写真を撮っていた時
そりで無邪気に遊んでいるのを見て微笑ましく思っていた
が・・・大きな声で中国語が聞こえてきたので
思わず五月蝿いと言ってやった。
心の中でだが・・・(笑)
身勝手神社
アイスパビリオンの出口には身勝手神社がある
外から眺めると雰囲気が多少変わっていたが
中に入ると以前と一緒だった。
横には身勝手の極意が書いてあり
思わず拝んでしまった。
決して俺の事ではないが(ほんまかいな)
旭山動物園
個人的には全く興味が無いのだが
ツアーなので仕方が無い。
来たのは二回目だが全く記憶が無く
入園して思ったのが
こんなに坂道が多かったっけ?と思った。
また、雪が積もっている間は危ないので
早くバスに戻りたいと思った。
パレード
冬のメイン行事はペンギンのパレードだそうだ。
入園者は少なかったがパレードの廻りには
観光客が集まっていた。
歩き方は確かに可愛かったが
足が短いのは世の中に多くいるぞ〜(笑)
冬の動物
寒さに弱い動物たちは
冬の間は他で飼育されているので
この時期には150種類程が見れるそうだ。
冬眠しているはずのヒグマもせわしなく動いていたが
もしかしたらこの時期に動物園以外にも
いるかも知れないと思ったら
ちょっと怖ゎ〜い。
旭川
昼ごはんは数年前に出来たラーメン村だった
八件の店があり繁盛しているそうだ。
味は好みがあるので一概には言えないが
寒いのでもっと濃厚なスープだと思っていたが
入った所があっさり系だったので
値段の割には美味しくなかった
また、今年は旭川市も例年より雪が多く
市内は雪捨て場に向かうダンプで大渋滞だった。
ハイウエイオアシス
今回の旅行で最後の休憩に入った。
初日と同じ砂川サービスエリアだ
最終日なので気持ちは正反対であるが
御土産をたっぷり買い込んでいる人が多かった
ここはタイヤチューブで遊ぶ滑り台が毎年あるが
現在製造中のため滑ることができなかった。
ちょっと悔しい。
千歳空港
初日の予定のルートが替わった為に
しんどさが身にしみた旅だった。
千歳空港も去年リニューアルしたそうで
ずいぶん替わってしまった
土産屋も増えて以前のような
商魂たくましい店は姿を消していた。
また来るでよ〜
今回のオホーツク美食旅は
結構くたびれた三日間だった。
搭乗口から帰りの飛行機に乗る時に
淋しさが湧いてきたので
また来るからな〜と小声で誓った。
が・・・席に座ったとたん
すぐに爆睡していたのは言うまでも無い。