流氷
流氷

24年


令和6年の二月に流氷見学を兼ねて北の大地である北海道へ行く事にした。
流氷見学は二度目だが今回は紋別からの砕氷船「ガリンコ号」ではなくて
網走港から出航する大型観光船の「オーロラ号」からの流氷見学である
今回の目玉は20分程かけて飛行機内から見学する新たな試みなので楽しみだ。
二泊三日と短い日程だが釧路湿原を観光する「SL冬の湿原号」に乗ったり
今までの北海道旅行と違った工程を組んだ ので出発日が待ち遠しかった。



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県営名古屋空港

県営名古屋空港 県営名古屋空港 県営名古屋空港

1000メートル上空から流氷を見るツアーの出発日が来た
家を朝6時に出発し県営名古屋空港に向かう
飛行機に乗るのは二年ぶりだし
貸し切りのチャーター機に乗るのは二度目だ。
ちなみに航空会社はフジ・ドリームエアラインである
セントレア空港と違って30分程で到着した。


フジ・ドリームエアライン(FDA)

フジ・ドリームエアライン フジ・ドリームエアライン フジ・ドリームエアライン

荷物検査が大変厳しくなったし
ジャンバーやブーツも脱いで検査するそうで
こんなに少ない人数なのに時間がかかった。
搭乗時間が来たので飛行機に乗り込む時に
カラフルなFDA航空機が三機も待機していた。
さあ、待ちに待った北の大地に出発だ!


離陸

離陸 離陸

県営空港なので他社の航空機は一機もいなくて
ちょっと寂しい気分だ。
「エンブラエル社E175」という
84人乗りの小さい飛行機なので
あっという間に離陸した。
久しぶりに体にターボ圧を感じた瞬間を味わった。


飛行機は早い

あっという間 あっという間 あっという間

ここ何年かはバイクと共にフェリーの乗って
ゆっくりと北海道に来ている為に
あっという間に北アルプスを通り過ぎて
東北までやってきたので感覚がおかしく感じた。
FDA航空は最近に無いサービス満点の為
旅の楽しさを演出してくれて楽しかったので
初日から大満足のスタートである


北海道へ

北海道上空 北海道上空 北海道上空

津軽海峡を渡って苫小牧上空まで来た。
オホーツク海まであと少しだ。
ここから太平洋に向かうために
日高山脈や北海道の形にそっくりなペンケトーが見えた
国道241号線沿いにある双湖台の展望台からは
草や樹木が高くなり見えにくくなっているので
想像できないくらい程に形がそっくりだと思った。


網走沖

網走沖 網走沖 網走沖

太平洋に出ると、まもなく網走沖に出て
流氷が見えてくると機長から案内があった
例年より一週間ほど早い到来で岸まで着岸していた。
チャーター機の良いところを味わい
大手の航空会社では出来ない事を
フジ・ドリームエアラインがやってくれた。


上空千メートル

上空千メートル 上空千メートル 上空千メートル

今回のツアーでは上空1,000メートルから
流氷をまじかに見学できる為に
一番の楽しみにしていたので
空から20分程かけてたっぷりと流氷を見学出来た。
観光船では味わえない時間をたっぷり楽しんだ。
こんなツアーがあれば又行きたくなるが
天候の関係もあって見えない日もあるので
俺は「持っているな」と内心思った。


女満別空港へ

女満別空港 女満別空港

満足感を味わった後で女満別空港に向かう時に
凍った網走湖が視界に入り懐かしさを感じた。
この空港は愛知県からの直行便が無いので初めて降りた空港だ。
(俺が知らないだけで夏には直行便があるかも)
ローカル空港からローカル空港への旅も
荷物の受け渡しが早いので便利だし
駐車場も近いので有難い。


能取岬

能取岬 能取岬 能取岬

最初に向かった観光地は去年の夏に訪れた
能取岬(のとろと読む)である
日本で数灯しかない白黒の灯台が建っていて
知る人ぞ知る場所だが訪ずれる人は少ない。
団体ツアーの為に見学時間が30分と言われたが
駐車場からオホーツクタワーまで
往復で20分かかるので結構忙しかった。


能取岬の流氷

能取岬の流氷 能取岬の流氷 能取岬の流氷

今年は岸まで流氷がびっしりと接岸しており
海との境目が解り難いので
贅沢だと思うが意外と不評らしい
観光客って我がままでしょ!(笑)

※能取湖は秋になると赤サンゴで覆われて
全く違った景色が楽しめる。


昼ごはん

昼ごはん 昼ごはん

昼ごはんの時間がやってきた
添乗員さんの話では「カニ・ホタテ弁当」だったが
間違いではないが想像していたのと違っていた
期待したのが悪いかもしれないが
団体ツアーの場合はこんなものかな?
駐車場からは斜里岳が良く見えたので
景色が良かったのが救いかな。


天都山

天都山 天都山 天都山


天都山にあるオホーツク流氷館の見学は
予定では最終日だったが何故か初日に変更になっていた
しかも休憩時間が25分しかないので
見学はあきらめて
添乗員お勧めのソフトクリームを食べた
世界一になったと言う事で長蛇の列だったが
絶対ウソだと思う。(俺は美味しくなかった)


天都山展望台

天都山展望台 天都山展望台 天都山展望台

展望台からの景色は素晴らしかった。
上から下まで真っ白な雪をかぶった斜里岳や
知床連山まで見えたので大満足。
ただ中国人の団体ツアー客が多いので
重なると大きな声でしゃべるのでうるさい
相変わらずデリカシーの無さに参った。


オーロラ号

網走港 網走港 オーロラ号

道の駅「流氷街道網走」に到着した。
夏にはガラガラで空いているが
駐車場は観光バスで満車になっていた。
午後3時05分網走港から
砕氷観光船オーロラ号に乗る
400人乗りと大型の観光船だが
乗船券は売り切れだそうだ。


網走港クルーズ

オジロワシ 網走港クルーズ 網走港クルーズ

中国語が氾濫している中で 網走流氷クルーズがスタート
観光時間は60分程だが
令和二年の時と違って風が無く寒くないので
船上にて時間いっぱい自然の力を見ていた。
ただ、紋別から出る「ガリンコ号」と違って
氷を割りながらガリガリ進まないので
迫力の面では全然違った。


二日目

釧路市内 釧路市内

今回の宿は釧路プリンスホテルで連泊する。
昨日のツアーの居酒屋での晩御飯が
作り置きで冷えていてクソまずかった為(怒)
ホテルの朝食がとても美味かった。
今日のメインは「SL冬の釧路湿原号」に乗って
釧路駅から標茶駅まで往復しながら
釧路湿原をゆっくりと見学することだ。


幣舞橋

幣舞橋 幣舞橋 幣舞橋

今日一日はフリータイムなので
午前9時にホテルを出発し
釧路観光のメインである幣舞橋へ行った。
札幌の「豊平橋」、旭川の「旭橋」と
北海道三大名橋らしい
まぁ、何とでも言えるが
河口に近い割には水が綺麗だ。


和商市場

和商市場 和商市場

釧路市には五度程来たことがあるが
宿泊は去年一度しただけで
いつも素通りだった為に
市内観光はもちろんのこと
和商市場にも行ったことが無かった。
「SL冬の釧路湿原号」の出発まで
時間に余裕があったので見学がてら寄った。


北大通7

北大通7 北大通7 北大通7

幣舞橋から北大通7を釧路駅まで
キョロキョロと見学しながら歩く
信号待ちしている時に何気なく見渡すと
観光の街である北海道らしく
街路灯のデザインが鶴の形をしていて
思わずかっこ良いなセンスが良いなと感心
我が町には残念ながらこのようなセンスが無い。


釧路駅

釧路駅 釧路駅

「SL冬の釧路湿原号」に乗るために釧路駅に行った。
切符はWEBで注文してあったので
当日に紙の切符と交換するだけだったが
人気の指定席について確認したい事があったので
窓口の駅員に聞いた。
一か月前の10時ジャストから販売になるが
9時59分45秒ではWEBが開かなくて発売前だったが
10時0分10秒で人気席が売り切れになったのが納得いかない
私に言われても・・・と逃げられた。(怒&怒)


SL冬の釧路湿原号

SL冬の釧路湿原号 SL冬の釧路湿原号 SL冬の釧路湿原号

11時05分発の「SL冬の釧路湿原号」だが
30分前には汽笛を鳴らしながら入ってきた
ホームにはSLのファンや乗客が
記念写真を撮ろうと集まっていて
黄色の線の前に出るなと
常にアナウンスしていたが
守れない人が多かった。
(俺もその一人だが)


人気指定席

SL冬の釧路湿原号 SL冬の釧路湿原号 SL冬の釧路湿原号

初めて乗るSL機関車である
客席は1号車から5号車までの連結列車だが
人気の横向き指定席がある1号車と5号車の
指定席券は(あくどい奴)が買い占めていた。
期間限定の指定席専門の観光列車なので
当日券はすでに売り切れだった。


塘路湖駅

塘路湖駅 塘路湖駅

塘路湖駅で下車する人が多かった。
ここで降りてどこへ行くのか解らないが
結構な観光客が降りて行った
丁度タンチョウ鶴が二羽いたが
車掌いわく今日はこれでも多いそうだ
そんなに珍しい事なのかな??


標茶駅

標茶駅 標茶駅

バイクツーリングでは素通りする町だが
人口7,000人の街だそうだ。
ただ牛はその何十倍もいるそうだが
待ち時間が1時間ほどあったので散策に出る
途中で滑って転び尻を思いっきりぶった
直るのに五日かかった。(痛かったぞ〜)


釧路行

釧路行「SL冬の釧路湿原号」 釧路行「SL冬の釧路湿原号」 釧路行「SL冬の釧路湿原号」

標茶駅のアンテナショップで売っていた
飲むヨーグルト(550円)は美味かった
※(馬勝った)(牛が負けた)とも云う←ウソ
帰りの時間がやってきた
丁度機関車が連結していたが
前後の向きを変えられないので
バックで釧路まで行くみたい?


幣舞橋の夕日

幣舞橋の夕日 幣舞橋の夕日 幣舞橋の夕日

午後4時頃に釧路駅に到着した。
幣舞橋の夕日が世界三大夕日と
ホテルのエレベータに貼ってあったので
暇なので見に行った。
近づくと何やら人が多く集まっていた
信じてはいたが
ちょっと疑っていた自分も居た。


居酒屋「かねきち」

晩御飯 晩御飯

二日目はフリータイムなので
晩御飯はグーグルマップで評判が良かった
プリンスホテルのすぐ横にある
居酒屋「かねきち」に食べに行った。
まずは食べたかったホッケと卵焼きを注文
(一言で言って旨い)。
※ただ、SNSのうわさ通りで
ご主人の愛想は良いとは言えないが(笑)


夜景

セン セン

釧路プリンスホテルの9階からの夜景である
釧路駅方面の絵面だが
目の前が市役所なので何となくな感じ
ビジネスホテルでシングルの為に風呂は小さいし
酔っぱらっているので他にやることがない。
眠たくなってきた。
(^o^)ノ < おやすみー


三日目

釧路プリンスホテル 釧路プリンスホテル

あっという間に最終日がやってきた。
最近の北海道旅行は一週間以上の日程だったので
三日間の日程だととても短い
今日の天候は昼から快晴の予報だが
朝のうちは曇りマークなので期待薄かな
快晴の冬の摩周湖を見たかったのに。


北斗展望台

北斗展望台 北斗展望台 北斗展望台

朝の8時にホテルをスタート
通勤ラッシュは全くない
まずは何も無い北斗展望台へ
トイレも無いし観光バスの寄る場所ではない
すぐ近くには釧路湿原展望台があるのにね
夏に来れば見ごたえがるかもしれないが
この時期はただの原っぱである。


鶴見台

鶴見台 鶴見台 鶴見台

タンチョウが餌付けされている鶴見台で休憩。
40分程休憩時間があったが5分もあれば見飽きる
見学時間の設定がおかしいと思うが
団体ツアーはこんなものかな
今年は色が茶色くてちょっと小ぶりのカナダ鶴が
一匹迷い込んでいるそうなので
探すのに苦労すると思ったがすぐに判った。


道の駅「どれみふぁ空」

道の駅「どれみふぁ空」 道の駅「どれみふぁ空」 道の駅「どれみふぁ空」

駐車場は道の駅「どれみふぁ空」を
利用させてもらっているので
寒い中とても美味かったソフトクリームを食べた
店内に「シマエナガ」の写真が飾ってあったので
聞いたところ裏庭に10匹くらい来るそうだ
残念ながら今日は来なかったが
「アカゲラ」が一匹だけ遊んでいた。


摩周湖

摩周湖 摩周湖 摩周湖

阿寒に入るころには快晴の天候だったが
摩周湖に近づくにつれてどんよりしてきた
夏には二桁以上来たことがあるが
真冬に来たのは初めてなのでちょっと残念。
駐車場の係も居なかったし小屋も無かったが
摩周湖はそれなりに見ることが出来た。
ただ、この旅二回目の転倒し顔面を打った。
(あ〜痛い)(>_<)


通行止め

硫黄山 通行止め

昼ご飯を食べるために斜里町に向かう
第三駐車場方面へは通行止めになっていた。
珍しいので記念写真を撮った。
丁度反対側に綺麗な硫黄山が見えたが
雪をかぶっていた為にハゲ山が隠れていた
噴火活動しているのに雪は解けないのかな?


ガーデンハウス藤苑

ガーデンハウス藤苑 ガーデンハウス藤苑 ガーデンハウス藤苑

斜里町のガーデンハウス藤苑にて
ちゃんちゃん焼の実演付きの昼ごはんを食べた。
今回のツアーでは5回の食事が付いたが一番美味かったし
新鮮なイカの刺身もついてきた。
最後に大当たりだったのは救いかな
ほんとに初日の居酒屋での晩御飯には参った。


女満別空港へ

女満別空港 女満別空港 女満別空港

三日間の観光はすべて終了して女満別空港へ
道路に雪も無いので一時間半程で到着。
荷物の預け入れが15時25分からなので
まだ二時間も余裕がある
展望台に行くも何も無いし飛行機の発着も無い
退屈だ〜


離陸

女満別空港 女満別空港

午後4時25分チャーター機のFDA航空が離陸
帰りも流氷が見えることを期待したが残念
楽しかったツアーも終了し夢の中へ・・・と
思ったが中々寝付かれない
ふと横を見ると子供はぐっすりと寝ていた
うらやましい〜


FDA航空

FDA航空 FDA航空 FDA航空

小牧空港には18時45分に無事到着した。
今回の旅でつくづく思ったのは
FDA航空のサービスの良さだ
元々格安航空ではないが
今、どこを飛んで、どのルートで網走まで飛ぶのか
キャプテン自らアナウンスがあり
マニアには滅茶苦茶印象に残って楽しかった。


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