北海道
ようこそ!北海道一周旅

2024年5月


令和6年二月の流氷ツアーに続いて五月に北海道旅行に行く事にした。
ゴールデンウイーク明けの6日から24日までの19日間の日程で
バイクではなくて、車(GR86)で北海道一周のドライブの旅を組んだ。
往復とも片道二日かかる太平洋フェリーなので滞在期間は少し短くなるが
早割でチケットが安く買えた為にオートバイで行く時と大差無い値段だった。









    

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初日(5月6日)

太平洋フェリー 太平洋フェリー 太平洋フェリー

行ってきま〜すと午後三時に家を出発
名古屋港の太平洋フェリー乗り場を目指す。
天気は曇っているのであまりよくないが
これから始まる旅を想像するだけで
気分がウキウキしているのが解る
乗船が午後5時半からなので時間はたっぷりある
さぁ、68歳第二の青春(second youth)のスタートだ。


太平洋フェリー

太平洋フェリー 太平洋フェリー

GW最終日だが料金は閑散期扱いなので
車両込みで33,700円と滅茶苦茶安いが
一般の観光客の車は少なかった。
まぁ、こんな時期に旅行に行ける人たちが
少ないことは解っていたが


乗船

船内 船内

午後5時半になり乗船が始まった
船倉が三段になっているので
乗船位置を確認し船内へ
早速風呂に入った後でビールを飲む
(発泡酒が俺の中ではビールなのだ)
出航まで時間があるが
早くも500ミリ缶のカラが並んだ


名港トリトン

名港トリトン 名港トリトン 名港トリトン

午後7時ドラがなって出航した
新日本海フェリーと違って時間に余裕がある
しばらくして名港トリトンの下を通過
この瞬間を見ているだけで楽しいし
今後の旅を想像するだけで
嬉しくなってくる


太平洋フェリー「いしかり」

いしかり いしかり

フェリーに乗れば救命浮き輪の場所で
記念写真を撮ることに決めている
「いしかり」は太平洋フェリーの中で
一番新しい新造船である。
豆知識として速度は20ノット、時速約40Km
名古屋〜仙台間は770Kmで21時間40分
仙台〜苫小牧間は560Kmで15時間で運行している


演奏会

演奏会 演奏会

太平洋フェリーは40時間の旅なので
二日間にかけて二回演奏会が行われる
45分間と短いが無料サービスなので有難い
コロナの時は何も行われなかったので
このような演出があるだけで
旅をしている気分だ


二日目(5月7日)

船内散策 船内散策 船内散策title=

朝6時、目覚ましを掛けてないのに
いつもの時間に目が覚めた
天気は曇っているので船内を探索した
昨晩は天候が良くなかったので
揺れて宙に浮いているみたいだった。


犬吠埼沖

犬吠埼沖 犬吠埼沖 犬吠埼沖

午前8時30分犬吠埼沖を通過
外は小雨が降っていたが
風は収まっていたので波は静かだ
したがって船は揺れが少なくて
快適の旅だ。
ただ、何もすることが無いので退屈。


「きそ」と挨拶

タイムテーブル 「きそ」と挨拶 「きそ」と挨拶

14時30分頃に名古屋港行フェリー「きそ」とすれ違う
船内アナウンスと共に皆さん船外へ移動し見学
兄弟船同士が、お互いに汽笛を鳴らして挨拶する
太平洋フェリーは船の横から後ろまで移動できるので
結構長い間見学することが出来る
※ちなみに合図は後輩の船長から鳴らすそうだ。


一時下船

仙台港 仙台港

午後4時仙台港に途中寄港
一時下船してイオンに買い物に出かけた
船からは遠くに見えるが歩いて15分程で着く
今晩の食料とビールを買い再び仙台港へ
ここに来るといつも思うが
震災時の津波到来の高さには驚く
※4メートル位ある


仙台港へ

仙台港へ 仙台港へ 仙台港へ

再乗船は19時からなので
たっぷりと一時間ほど暇がある
7月になると待合室には
七夕祭りの道具が飾られているが
今日は何もないのでボーとしている
退屈だが仕方ない


晩御飯

演奏会 晩御飯

イオンで仕入れたたまご寿司と
カップ焼きそばで晩御飯を食べた
想像していたより旨くなくて
正直言って不味いのだ。
8時30分、二日目の演奏会が始まったので
口直しを兼ねて見に行った。


三日目(5月8日)

大間海峡 大間海峡

三日目に入り尻屋崎を過ぎたころには
快晴の天気になってきた
やはり「俺は持っているな」と思う。
退屈だったが後三時間もすれば
久しぶりの北海道の地に降りられる
ワクワクしてきたぞ〜


苫小牧西港

車両置き場 車両置き場 車両置き場

今日は太平洋フェリーなので
苫小牧西港に朝の11時に到着した。
車両置き場に行って今後の行き先を検討する
ちなみに新日本海フェリーに乗って
バイクで来る時には夜の8時半に到着なので
廻りに何も無い苫小牧東港は不気味で怖い


登別

カニ御殿 カニ御殿

天候の関係でまずは函館方面へ
国道36号線沿いにある「カニ御殿」で
最初の記念写真をパチリ
巨大なヒグマとサケのモニュメントがある
偶然にも休みだったので遠慮せずに撮れた。


地球岬

地球岬 地球岬

このドライブ旅では余裕があるので
高速道路を全く使わずに
北海道を一周することに決めている
国道でも十分な速度で流れるので何も問題ない
お馴染みの地球岬に到着
フェリーで一緒だったBRZの人と一緒になった。


地球岬A

地球岬 地球岬 地球岬

駐車場から結構な階段を登ると
待望の地球岬(チキウ)が見えてくる
海を挟んで函館が視界に入るが
目の前の灯台が映えるので景色として最高
後ろには幸福の鐘が設置してるので
幸せを呼び込むために絶対鳴らす。


旧室蘭駅

旧室蘭駅 旧室蘭駅 旧室蘭駅

すれ違いが困難な細い道を走り旧室蘭駅へ
観光本によると一度は見学すべきと書いてあるが
場所が解り難い
建屋は見るからに新しいが
室内はバスの待合室になっていてガッカリ
救いとしてD51が展示してあるが
きつい言い方をすればそれしかない場所


昭和新山

昭和新山 昭和新山

時間の関係で昭和新山を少しだけ見学
駐車場に入ると待ってましたとばかりに
係の人が寄ってきて500円徴収された
前回来た時は、この金額が金券として使えたが
今日は何の音さたも無かったので
パパッと写真を撮って後にしたが
見学時間5分と高い見学場所だった。


洞爺湖

洞爺湖 洞爺湖

何度も来ているので感動は全くない
大きなホテルが並んでいるので
ツアー客は多いが一般の客はいない
午後二時を過ぎてしまった為
洞爺湖を一周しようと思ったが
日を改めて来ることにして
切手のところで記念写真を撮って後にした。


宿へ

ゲストハウス ゲストハウス ゲストハウス

今日は八雲町に宿を取っているので
道の駅を巡りながら宿を目指した
ただ、残念なことに
この地点ではスタンプ帳がなかったのが
ちょっと悔やまれる。
午後4時半意外と早く宿に到着した。
(本日の走行距離237Km)


四日目(5月9日)

道の駅「YOU・游・もり」 道の駅「YOU・游・もり」 道の駅「YOU・游・もり」

今日は函館周辺を一日かけて観光する予定
全く走ったことが無いR5号を走り
道の駅「YOU・游・もり」に立ち寄った
小さな道の駅だが裏手が公園になっており
桃(?)の花が咲いていた
暇つぶしにはもってこいの場所だと思うが
私は暇ではないので早々に退散した。


東大沼キャンプ場

東大沼キャンプ場 東大沼キャンプ場 東大沼キャンプ場

今日の予定はキャンプ泊なので
函館でツーリング族には超有名な
東大沼キャンプ場を偵察した
昨晩泊まっていたキャンパーに確認
寝袋に入ってしまえば寒さは問題ないそうだ
時々クマが出て閉鎖になることもあるが(怖)
無料でこのレベルなら最高と言っていた。


大沼公園

大沼公園 大沼公園

山頂が吹き飛んで無くなってしまった
「駒ヶ岳」を背景にした大沼を見たかったが
雲で隠れて見えなかったのが悔やまれる。
明日の朝まで、この近辺に滞在する予定なので
晴れることを期待して後にした。


きじひき高原

きじひき高原 きじひき高原

良い景色に出会えると想像していた
城岱スカイラインを走るがガッカリして
きじひき高原に向かった。
このキャンプ場は高台にあるので
管理人から寒いよと言われてあきらめた。
展望台まで行けば良い景色が見えると聞き行く
函館山は雲が無く良かったが大沼方面は・・・


五稜郭タワー

五稜郭タワー 五稜郭タワー 五稜郭タワー

見学する予定は無かったが
市内に向かうにつれて吸い寄せられた
駐車場には簡単に入れたが
タワーに入場するには長蛇の列で
就学旅行の団体だと思っていたが
名探偵コナンの映画に使われたらしく
聖地巡礼を楽しむ人で混んでいた。


五稜郭公園

五稜郭公園 五稜郭公園 五稜郭公園

五稜郭と言えば土方歳三の墓を思い浮かぶ
新政府軍と旧幕府軍との最後の戦闘
「箱館戦争」の舞台となった場所である
ヨーロッパの城塞都市を参考とした
星形の西洋式城郭でカッコよい
この形は国内に他にもあると聞いた事があるが
行ったことが無いので解らない


函館山

函館山 函館山 函館山

時間帯が昼間に限られているが
函館山の山頂へは車で無料で行くことが出来る
ただし二輪車は通行禁止されていて
ロープウエイでしか行けない
夜には多くの観光客が訪れて混雑するが
昼間は閑散としていた
※ちなみに伊能忠敬の北海道最初の測量地である


立待岬

立待岬 立待岬

知る人ぞ知る立待岬にやってきた
知らん人は知らんが・・・
ここに来たのは多分三回目だと思う
今までで一番天気が良いので
一度は行ってみたい大間が見える


石川啄木の墓

石川啄木の墓 石川啄木の墓

立待岬に行く途中に石川啄木の墓があった
道が細いのでゆっくり走っていたら偶然見つけた
何故こんな場所にと調べたら
「校長排斥のストライキを扇動したことで
教師職を捨てて故郷を離れざるを得なくなった」
と書いてあった。
また一つ利口になってしまった(笑)


トラピスチヌ修道院

トラピスチヌ修道院 トラピスチヌ修道院 トラピスチヌ修道院

何故ここに来たかというと
正直行くところが無かったからだが
聖母マリア像を見た時に
20年ほど前に一度来たことを思い出し
不思議な感覚だった。
ただ、自分はキリスト教徒ではないので
写真だけ撮ってサヨナラした。


白石公園キャンプ場

白石公園 白石公園

そろそろ今晩泊まる場所を決めなければと
キャンプ場のある白石公園へ向かった
前評判が良いので受付で確認したところ
車を横付けできるオートサイトだが
平日と高齢の割引が適用できるとのこと
とても安くて千円で良いと言われ即決した。


日帰り温泉

ふれあい湯遊館 ふれあい湯遊館

受付で聞くと15Km程離れたところに
日帰り温泉があると教えてくれた
食料も調達しなければならないので
北海道旅最初の温泉に行った
名前が「ふれあい湯遊館」という場所で
入泉料500円で無色透明のいい湯だった


今晩の宿

白石公園キャンプ場 白石公園キャンプ場 白石公園キャンプ場

セコマで食料を仕入れ再び白石公園キャンプ場へ
全面芝生で車を横付けできるオートサイト
本州なら5,000円以上すると思う
今日は4組ほどしかいなかったので静かだ
明るいうちに晩飯を作って食べた
何と幸せなことだろう
(本日の走行距離203Km・総距離440Km)


五日目(5月10日)

当別トラピスト修道院 当別トラピスト修道院 当別トラピスト修道院

昨晩はちょっと寒かったが朝の目覚めは最高
天気は良いしドライブ日和だ
今日は日本海ルートで行けるところまで行く予定
まずは「当別トラピスト修道院」へ
もみの木に囲まれた1,000m程ある道路を走るが
最初にヒグマ出没の看板が目に入りビビった。


サラキ岬

サラキ岬 サラキ岬 サラキ岬

函館から日本海ルートで北へ行く国道228号は
今まで走ったことが無いので新鮮な感覚
サラキ岬も全く知らなかった場所で
地元の方だと思うが綺麗に観光地化してあり
幻の帆船である咸臨丸(カンリンマル)が
沈没した場所と記してあった。


木古内駅

木古内駅 道の駅「みそぎの郷きこない」

北海道新幹線の停車駅である木古内駅に寄る
北海道で一番人気があると宣伝している
道の駅「みそぎの郷きこない」も併設されているが
開店前の8時45分なので誰も居ない。
しかし木古内駅の駅舎は立派だが
新幹線が一日に何本停車するのだろうか


道の駅「しりうち」

道の駅「しりうち」 道の駅「しりうち」

北海道新幹線の走行が展望できる
道の駅「しりうち」に寄った
今回の旅で来たかった場所の一つである
はやぶさ95号が通過する9時43分まで待つ
鉄道お宅ではないが、やっぱりカッコ良い
そういえばこの道の駅「しりうち」で
スタンプラリー帳を購入した。


白神岬

白神岬 白神岬 白神岬

今でもクマが出そうな国道228号の福島町を走る
2年ほど前に自宅の裏で女性がクマに襲われた地区である
自分はこのような場所で暮らすのは無理だと思う
しばらく走ると海が見えてきて一安心
北海道最南端の白神岬に到着した
右にカーブしているので注意していないと
通り過ぎてしまうほど解り難い場所


道の駅「上の国もんじゅ」

道の駅「上の国もんじゅ 道の駅「上の国もんじゅ

国道沿いに点々とある道の駅で
スタンプ帳に記念印を押しながら北へ走る
暖かくなる7月に入っていれば
バイクに乗ったツーリング族とすれ違うが
今回は片手で数える程しか会わなかった。
道の駅「上の国もんじゅ」の到着
車中泊する人達が多い場所で有名だそうだ。


龍の道

龍の道 龍の道 龍の道

裏手には日本海に向かって降りていく
何段あるかわからない散歩道があったが
半分くらい降りて行った途中でギブアップした
荒々しい日本海が今日は静かなようだが
とてもじゃないが海岸まで無理だ
ヒーヒー言いながら安全第一と唱え引き返した。


海の駅

海の駅「エサシ」 海の駅「エサシ」 海の駅「エサシ」

江差の観光スポットである
海の駅「エサシ」という看板を見つけたので寄る
観光客も誰も居なくて淋しい駅だと思ったが
幕末好きにはたまらないと言われている場所で
開陽丸いう帆船が展示してあった。
ただ、コンセプトが良く解らない
ミステリーな場所だと感じた。


道の駅「江差」

道の駅「江差」 道の駅「江差」

日本一小さい道の駅「江差」で休憩
確かに、こじんまりしていた
入り口から奥まで5メートル程しかなく
壁が無ければ海に落ちそうだ(そんなわけないやろ)
駐車場で聞いたことがある繁次郎の前で記念写真
後で調べると、とんち名人だそうだ。
※旅をして現地に行かなければ知らないことは多い


宿泊場所

ゲストハウス ゲストハウス ゲストハウス

午後二時を過ぎても泊まる場所が無い
太平洋側の長万部まで戻って探す
八雲のオートキャンプ場に電話すると
寝るだけなのに驚くほど料金が高い
結局急遽一昨日に泊まったゲストハウスを
Booking.comで予約して宿泊した。
(本日の走行距離281Km・総距離721Km)


六日目(5月11日)

追分ソーランライン 追分ソーランライン

八雲からR230号線を走り
日本海の追分ソーランラインに出た
しばらくドライブしていたら窓岩なる標識を発見
ちょっとした空き地があるので車を停める
まるで二つの違う岩が上下で重なっているように見える
時期によって間から日の出が見えると記してあった。


道の駅「よってけ島牧」

道の駅「よってけ島牧」 道の駅「よってけ島牧」 道の駅「よってけ島牧」

「よってけ」と名前の通りに寄ったが誰も居ない
スタンプだけ押して帰ろうとしたが
扉も締まっていて押印出来ない。
スタンプを万引きする輩がいるとのことで
片づけてあると掲示してあった。
たった一人の悪い奴がいる為に
こうして大勢の人が迷惑をこうむるのだ。


弁慶岬

弁慶岬 弁慶岬 弁慶岬

景色の良い日本海を左手に見ながら
国道229号(追分ソーランライン)を走り
寿都町の弁慶岬にやって来た
ここも一度は来たかった場所である

※奥州を逃れた源義経・弁慶一行が
岬の先端に立って同志の到着を待っていた場所


道の駅「かもえない」

道の駅「かもえない」 道の駅「かもえない」 道の駅「かもえない」

「ニセコいわない」に入りこの先どうするか迷った。
時間の関係で右折してパノラマラインを走るか
50Km程先の積丹岬を目指すか考えた結果
このまま国道229号を走って積丹岬に行く事に決めた。
毎年のバイクツーリングで来るルートと同じだ
で・・・道の駅「かもえない」に寄った。


積丹岬

積丹岬 積丹岬 積丹岬

午前11時積丹岬に到着
ここまでで丁度1,000Km走行した
駐車場に入って感じたのが
こんなに空いている積丹岬は初めてだし
中国人も来ていないので静かだった
ただ、ジジババの団体ツアーバスは4台いた


積丹ブルー

積丹岬 積丹岬 積丹岬

ここには両手で足らないほど来ているが
空いているので女人禁制の門の前で
写真を撮るのが楽だった
去年の7月に来た時は快晴だったので
積丹ブルーをしっかり拝めたが
今年は曇っていたので積丹グリーンだった。


ニセコパノラマライン

ニセコパノラマライン ニセコパノラマライン ニセコパノラマライン

積丹岬往復で三時間半程かかったが
岩内まで戻りニセコパノラマライン(道道66号)を走る
まだ開通したばかりで道路脇には雪があったが
ドライブをしていると楽しい道だ
山に雪が残っている時期に来たのは初めてなので
景色に見とれて所々立ち止まりながら堪能した。


神仙沼

神仙沼 神仙沼 神仙沼

神仙沼を見学に行こうと思ったが
冬季閉鎖になっており行く事が出来なかった
駐車場には10台以上の車が置いてあったが
運転手は何処に行ったのだろう?
でもクマが出そうな雰囲気が漂っていたので
逆に良かったかもね


ニセコ

ニセコ ニセコ

スキーのメッカで名前がカッコ良い「Niseko」
冬の間は超バブルになっているそうだ
30年程前は毎年来ていたが最近は御無沙汰
ただ、夏には毎年来ていると思う
景色が真逆なので一年間に夏と冬の二回来たい
でも冬は外国人ばかりだそうだ。


名水プラザ

名水プラザ 名水プラザ

今日は京極・スリー・ユーパークでキャンプなので
先に道の駅「名水の郷きょうごく」に寄った。
と言っても車で2分程のすぐ隣なので
時間調整を兼ねただけだが・・・
名水と言うだけあって
羊蹄山の湧き水は本当に美味い


京極・スリー・ユーパーク

京極・スリー・ユーパーク 京極・スリー・ユーパーク 京極・スリー・ユーパーク

京極・スリー・ユーパークキャンプ場に到着
グランドゴルフも兼ねている受付で聞いたところ
こんな全面ふかふかの芝生で500円だそうだ
キャンプ場全部がフリーサイトになっていて
何処に張っても良いと言われたので
ありがたく駐車場の横にテントを張った
荷物運びが楽なのは最高である


京極・スリー・ユーパークキャンプ場

京極・スリー・ユーパークキャンプ場 京極・スリー・ユーパークキャンプ場 京極・スリー・ユーパークキャンプ場

羊蹄山をバックにテントを張る
しかし強風という最大の敵が待っていた
テントを張ろうにもアウターが飛んでしまう
最強のペグを持ってきてよかったと思った
他のキャンパーも苦労しているようだが
夕方の五時ごろには風がやんで助かった。


初の飯盒

晩御飯 初の飯盒 晩御飯

生まれて初めて飯盒を使ってご飯を炊いた
今まではコンビニかスーパーで調達した
出来合いのおかずで晩御飯を食べていたが
何故か家に飯盒があったので
今回は持ってきてスマフォを見ながら挑戦
思ったより美味く炊けたようで良かった。
(本日の走行距離359Km・総距離1,080Km)


七日目(5月12日)

羊蹄山 羊蹄山

全く感覚が無かったが今日は日曜日
渋滞はしないと思うが車やバイクは多そうだ。
テントを片付けて朝8時に出発
ニセコの周辺をドライブすることから始まったが
昨日と違って羊蹄山の山頂に雲がかかっている
今日は千歳の宿を取っているので気が楽だ。


道の駅「ニセコニュープラザ」

道の駅「ニセコニュープラザ」 道の駅「ニセコニュープラザ」

朝早いので道の駅「ニセコニュープラザ」には
昨日と違って観光客は少ないし
車中泊をしている人も居なかった
地元の人が取れたての野菜等を持ち込んで
並べているぐらいだ
長居は無用かな


細川たかし河川公園

細川たかし河川公園 細川たかし河川公園 細川たかし河川公園

真狩村出身の大スター細川たかし河川公園である
久しぶりに来たが土産屋が無くなっていたし
見学に来ている人達も出会ったことが無い
9時から18時までは歌を聴くことが出来る
有名な5曲をリクエストが出来るが
朝早いので一曲でいいかな


細川たかしギャラリー

細川たかしギャラリー 細川たかしギャラリー 細川たかしギャラリー

道の駅「真狩フラワーセンター」の中にあったが
場所が真狩交流館の中に移転していた
昭和の演歌歌手の頃は
今と違って髪の毛もあってかっこ良かった
1900年代には権威があった
レコード大賞を二年連続で受賞しているし
輝いていたと思っている。


サイロ展望台

サイロ展望台 サイロ展望台 サイロ展望台

道南に来たら必ず寄るサイロ展望台にきた
8日にはすぐ手前まで来ていたが
急いでいたのでスルーしてしまった
相変わらずここは団体観光バスが多いが
ホテル街から見る洞爺湖より
高台から見渡せるので景色が良いと思う。


遊覧飛行

サイロ展望台 サイロ展望台 サイロ展望台

一人5千円で3分の遊覧飛行が始まっていた
何年か前はジェットヘリで行っていたが
今回はごく一般のヘリコプターを使用していた
次から次へとお客が来るので
目玉商品として最高のアトラクションだと思う
ただ、私は怖いからヘリには絶対乗りません


有珠山噴火跡

有珠山噴火跡 有珠山噴火跡 有珠山噴火跡

2000年に噴火した有珠山跡地を19年ぶり見学
時のたつのは早いもので
前回来たときは観光地として成り立っていたが
現在は見るも無残な姿になっていた
誰も来ないのか駐車場も荒れていて誰も居ない
数件あった売店もつぶれていた。


現在の噴火跡地

現在の噴火跡地 現在の噴火跡地 現在の噴火跡地

噴火から24年もすれば人々の記憶から
忘れ去られるの仕方がないかもしれないが
噴火で押しつぶされた車や誰も居ない建物
無残な形を残している幼稚園
そして地盤沈下して池に突っ込むように
行き止まりになっている国道230号線
忘れてはいけないが忘れたいかも知れない


三階滝

三階滝 三階滝

伊達市の道道86号線にある三階滝を見学
30数年前にツアーで北海道に行ったときに
添乗員が今日は行きませんが
伊達市には有名な三段滝があると
案内されたのを思い出し見に行った
今回の旅で最初の三段滝である
※自分でもすごい記憶力だと思う


真駒内滝野霊園

滝野霊園 滝野霊園 滝野霊園

時間があったので二度目の滝野霊園に来た
以前来た時に何故こんなところに
こんな物があるのかと不思議に思った場所
通常であれば墓の公園なんて見学に行く事は無いが
綺麗に整備されているし
興味があるモニュメント像を見たかったので
再訪問となった。


モアイ像

滝野霊園 滝野霊園 滝野霊園

広大な土地にモアイ像がずらりと並んでいる
ワンカット写真に入りきらないし
数えるのも面倒なので何体あるのか解らない
イースター島に行ったことが無いので
違いも解らない。(謎・謎)
しかし墓だけあって
外国人の観光客は来ないのかな?


ライダーハウス千歳

ライダーハウス千歳 ライダーハウス千歳

毎年7月にバイクツーリングで来る時に
お世話になって早5年になる。
ライダーハウスなので
車はダメかなとダメ元で電話を入れたら
GW明けの閑散期ならOKと言われて
有難くお世話になることになった。
(本日の走行距離258Km・総距離1,338Km)


八日目(5月13日)

道の駅「むかわ四季の館」 道の駅「むかわ四季の館」 道の駅「むかわ四季の館」

ゆっくりと朝7時30分に出発
今日は予報通り一日中雨模様の天気
道の駅巡りしてスタンプ帳を埋めようと思ったが
ほとんどの道の駅が9時からオープンなので
とりあえず道の駅「むかわ四季の館」まで走る
ここは車中泊OKと掲げているので
その手の車が多いし朝風呂も5時から営業している


二風谷アイヌ文化博物館

二風谷アイヌ文化博物館 二風谷アイヌ文化博物館

明日のタウシュベツ橋のツアーに参加するので
今日の宿は糠平町のユースホステルを予約してある
どのルートで行くか未だに考え中
えりも岬経由と迷ったが結局富良野経由になり
国道237号線で北上することになり
最初に「二風谷アイヌ文化博物館」に寄った。


二風谷アイヌ文化博物館(土産屋)

二風谷アイヌ文化博物館 二風谷アイヌ文化博物館 二風谷アイヌ文化博物館

アイヌの歴史を展示してる所を見学するのは
久しぶりなので全く記憶が無い
平日の雨降りなので客は自分の他に2組いた
興味をそそったのが土産屋だけだったが
値段を見て聞いてびっくり
原木を3年以上寝かしてから製造するので
想像していたより一桁違った。


振内鉄道記念館

振内鉄道記念館 振内鉄道記念館 振内鉄道記念館

晴れていれば素通りする所だが
残念なことに雨降りなので普段寄らい所を見学
車の旅だから余裕だが
バイク旅だったら絶対に行かないと思う
館内は見るべきものは少ないが
この先を含めてD51を見る機会は多い


道の駅「しむかっぷ」

道の駅「しむかっぷ」 道の駅「しむかっぷ」 道の駅「しむかっぷ」

さすがに道の駅に寄るのも飽きて来た
農協の販売所みたいでどこも同じで退屈だ
見物していて面白いものが無い
しかし道の駅「しむかっぷ」は違った
本州でも話題になっている
ヒグマの怖さや生体を話題にしていた
この辺には結構な数が生息しているそうだ


かなやま湖

かなやま湖 かなやま湖 かなやま湖

帯広まで行くのに「かなやま湖」経由にしたのは
去年バイクで来た時に湖畔道路(国道465号)に
大きなクマの糞が二個も落ちていたので
怖くて引き返してしまいリベンジのつもりだった
根室での出来事が頭には入っていたが
バイクと車では根本的に違うと思っていたから
(本音はそれでも怖いけれど)


道の駅「南ふらの」

道の駅「南ふらの」 道の駅「南ふらの」

道の駅「南ふらの」まで来るとほっとする
大昔ここで車中泊したことがあるし
なんだかんだで毎年ここに寄って
美味しいプリンを食べるからだ
それにしても何か雰囲気が違っていた
新しく「mont.bell」の建物が出来ていた


幾寅駅

幾寅駅 幾寅駅

入り口がいまだに解り難いのが難点だが
映画「鉄道員」の撮影地である幾寅駅にきた
多い時には一年で二回も来たことがある
初めて来たときには30分程時間をかけて
見学したのを覚えている
映画(1999年上映)は幌舞駅となっているが
昭和の香りがする場所である


鉄道員(ぽっぽや)

鉄道員(ぽっぽや) 鉄道員(ぽっぽや) 鉄道員(ぽっぽや)

いつ来ても無人だったのに
今回初めて映画の説明をする女性がいて
色々と説明してくれた。
高倉健さんや志村けんさんのポスターもあって
懐かしいスター達が目に浮かぶ
家に帰ってからDVDでも見るかな


狩勝峠

狩勝峠 狩勝峠

狩勝峠からの景色は気に入っているが
晴れている時が少ない
今回奇跡的にも雨が止んだので
寄るつもりはなかったが
こうなれば景色を堪能したくなった
昔は狩勝峠の売店も活気があったと思ったが
栄枯盛衰だね


道の駅

道の駅「かみしほろ」 道の駅「ピア21しほろ」

道の駅「ピア21しほろ」と「かみしほろ」に寄る
旅行に来る前は道の駅「かみしほろ」で
タウシュベツの眼鏡橋へ行く林道ゲートの鍵を
借りる予定だったが
クマが怖いのでツアーに切り替えた。
両駅とも立て直したのか綺麗だね


旧アーチ橋

ヒグマ多発地帯 旧アーチ橋 旧アーチ橋

ぬかびら源泉郷の近くまで来ると
看板が「ヒグマ出没」から「ヒグマ多発地帯」に変わる
国道273号を平気で横断するヒグマも見た事がある
めちゃ怖いが看板を見ると記念写真を撮りたくなる
そして旧アーチ橋を点々と見ることが出来る
ここでも冷や冷やと廻りを確認しながら
見学している自分がそこにいる


ひがし大雪自然館

ひがし大雪自然館 ひがし大雪自然館 ひがし大雪自然館

目的地はすぐ近くなので時間調整の為
ひがし大雪自然館を見学
去年も見学したが今回は時間をかけて見た
21年前に旧東大雪博物館も見学した時に
ヒグマが蝦夷シカを食べている剥製が
展示されていたがここには無い


東大雪ぬかびらYH

東大雪ぬかびらYH 東大雪ぬかびらYH

夕方の17時ごろに東大雪ぬかびらYHに到着
値段がとても安かったので期待してなかったが
着いてビックリ、部屋に入って再度びっくりと
想像していたより遥かに新しく綺麗だった。
ご主人は元々埼玉県の人だったらしく
北海道が大好きで移住して
ユースホステルを経営しているそうだ。


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旧東大雪博物館

ぬかびら源泉峡 旧東大雪博物館 旧国鉄士幌線

到着後に宿の周りを散歩していたら
奥まったところに偶然にも「旧東大雪博物館」が
残っていたのはビックリした。
さらに散歩中に出会った地元の人に
夕方はあまり出歩かない方が良いと言われた
もしかして??が出るかなと急に怖くなりホテルに戻った。
(本日の走行距離312Km・総距離1,650Km)


九日目(5月14日)

ぬかびら源泉峡 ぬかびら源泉峡 ぬかびら源泉峡

遊んでいる時は朝の寝覚めが早い
今朝も5時半に目が覚めたので散歩に出た
他のホテルからも散歩している人が多い
空を見上げれば雲一つない快晴の天気だ
寒いと聞いていたが長袖だけで十分
普段の心掛けが良いのだと心底思う。


タウシュベツ橋ツアー

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

朝8時15分タウシュベツ橋ツアーが始まる
同行するのは同宿に泊まった三人だけで
他の人たちは昨日見学したそうだ。
繰り返し何度もユーチューブで見た
林道ゲートまで10分で到着
鍵を開けるのを見てるだけでワクワクする
写真を撮るのを忘れたのが悔やまれる


反時計回り

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

通常のツアーと違って宿のご主人が
ツアーの案内をしてくれるので
タウシュベツ湖の水が少ない場合は
駐車場のすぐ横から湖に降りて
反時計回りに眼鏡橋を一周するそうだ
湖面に映る逆さ眼鏡橋は風のない朝だけの特権
しかし雪解け水の冷たい事、冷たい事


今シーズン一番

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

雨上がりの晴天なのでガイドさんが言うには
今シーズンで一番見栄えが良いとの事
足を取られそうな流れの早い川を
こけないように二本渡り橋の真上に来た
コンクリートは思っていたより石の量が多い
いつ倒壊しても不思議ではないことが
良くわかる場所だ。


ウペペサンケ山

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

国道沿いの展望台からは何度もあるが
真近から見るタウシュベツ橋梁は初めてだ
ずっと前から見たかった光景である
橋の幅は電車が通っていたとは思えないほど狭い
後ろには残雪をかぶった「ウペペサンケ山」が見える
ずっとここに居たい気分である
※源泉郷の観光マップはここからの景色だそうだ。


大雪山系

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

橋の反対側に回り見納めの時間がやってきた
今度は湖の向こうに大雪山系が見える
無風でこんなに良い天気で
タウシュベツ橋ツアーに参加出来て
心の中でうれし涙が出ているのが解る
紅葉の時期も素晴らしいのでまた来たい


ツアー終了

タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー タウシュベツ橋ツアー

帰る時に団体のツアーとすれ違い一安心
無事にタウシュベツ橋ツアーも終わったが
ご主人が教えてくれたことがあり
林道ゲートから200mぐらい入った所が
獣道で羆と出会う確率が高い場所だそうだ
また、駐車場横の「ヒグマ出没」の看板を見ると
クマの一撃(赤丸)で貫通の跡が残っている(怖)


三国峠

三国峠 三国峠

国道39号線沿いにある石北峠(1,050m)が
北海道で一番高いと思っていたが
以外にも三国峠(1,139m)の標高が一番高い
景色は原生林と橋が見えるだけだが
松見大橋に見学用の歩行者通路が出来ていた
さすが観光立県の北海道だけあるね


道北か道東か?

道の駅「おんねゆ温泉」 道の駅「おんねゆ温泉」

道北へ行くか道東へ行くか迷いながら走っていた
天気は両方とも良さそうなので中々決まらない
結局前の車が大雪湖で左折して行ったので
私は右折して道東へ
実に下らん決定の仕方だがこんな旅でも結構楽しい。
と言う事で石北峠を越えて
道の駅「おんねゆ温泉」で休憩した。


美幌峠

美幌峠 美幌峠 美幌峠

ぬかびら温泉郷を出てから三時間
長かった(200Km)が美幌峠に到着した。
この景色を見たかったので大正解
天気に恵まれ最高の気分だ。
7月に入れば駐車場はいっぱいで
じゃが揚げを買うにも待ち時間がある


摩周湖

摩周湖 摩周湖 摩周湖

摩周第三展望台から見る摩周湖だ
これだけ濃いブルーの摩周湖に初めて出会えた。
静かな湖面に雲が映りこんでいて
流れ込む川が無いことが解る絵である
又、摩周第一展望の売店から出たところで
今年の2月に来た時に前向きに滑って転んで
顎と腰を思いっきり、ぶったことを思い出した。


摩周第三展望台

摩周第三展望台 摩周第三展望台

この看板の前に乗用車が30台ほどが置けるが
大型車は有料の第一展望台に停めることになる
道路を挟んで階段を結構登ることになるが
無料なので仕方がない。
むしろここからは噴火活動中の硫黄山と
屈斜路湖が良く見える


別海ふれあいキャンプ場

別海ふれあいキャンプ場 別海ふれあいキャンプ場

大人気の別海ふれあいキャンプ場に来た
今日から、ここで二連泊する予定だが
隣にある温泉の「べっかい効楽苑」が改装中で
休業中になっているとのこと
気に入っていたのでちょっとショック
午後5時になっても誰も来ない完全ソロみたい
(本日の走行距離305Km・総距離1,955Km)


十日目(5月15日)

野付半島 野付半島 野付半島

朝7時10分キャンプ場を出発
まずは野付半島のネイチャーセンターまで行く
両サイドを海に囲まれた海抜3メートルの
砂嘴(さし)で出来た道路を20km程走る
途中のナナワラはまだしっかりある
※砂嘴(さし)とは、海流により運ばれた砂が
長年に渡って堆積して作られた地形のこと


国後島

国後島 国後島

冷たい海流によって霧が出ていたが
帰りには、すっかり取れて日本の領土である
雪をかぶった国後島が良く見えた。
日本の政治家の皆さん
自分の懐ばかり増やしてないで
ロシアに不法占拠されている
北方四島を取り戻してください。


知床半島

知床半島 知床半島

国後島をまじかに見ながら
五月なのに虫アタックをさんざん受けて
知床半島にやってきた。
知床横断道路はこの時期でも積雪の為に
通行止めになる事もあるが
今日は暖かく快晴でドライブ日和だ。


知床横断道路

知床横断道路 知床横断道路 知床横断道路

この時期に知床横断道路を通行できるのは
朝の9:00から16:00までなので
時間調整で10時になった。
入浴を迷っていた熊の湯を知らぬ間に通過
どんどん羅臼岳が目の前に大きくなってくる
羅臼側から登るとヘアピンカーブが続いているが
知床峠に無事到着した。


羅臼岳

羅臼岳 羅臼岳 羅臼岳

去年に続いて二年連続快晴の中
山肌に雪が残る羅臼岳をしばらく眺めていた
今年は初めて羅臼岳と国後島が
同時に見えた記念すべき年になった。
天候に恵まれていることに感謝し
次の目的地の知床五湖へ


知床五湖

知床五湖 知床五湖 知床五湖

久しぶりにやって来ました知床五湖
駐車料金500円払い高架木道へ
五湖の後ろには知床連山が見えた。
今回不思議な光景を初めて見た
なんと一湖で手漕ぎボードに乗りながら
見学している人達がいた。
熊は泳ぎも得意なのに


高架木道

知床五湖 知床五湖 知床五湖

ここに来る時にいつも想像してしまうのは
漫画ドラゴンボールの蛇の道である(笑)
高架木道にクマよけの高圧電流を流して
安全のために観光客に優しくしている
しかも駐車料金(500円)だけで見学は無料である
ただ、木道を通らずに五湖を見学するには
レクチャーを受けて有料で見学できる


ヒグマと遭遇

知床横断道路 知床横断道路

知床五湖の帰り道に今年も羆と遭遇した
去年は知床峠に行く途中に三匹の親子連れで
バイクだったので超ビビッていた。
今年出会ったクマは去年より大きかったが
車なので、さほど恐怖感は無かった。
でも根室の一件が頭をよぎったのは確かだ。


二つの滝

オシンコシンの滝 三段の滝 三段の滝

今日は素通りする予定だったが
看板を見たとたんに見学しなければと寄った
この旅行で二つ目の三段の滝と
雪解け水で水量が多かった
メジャーのオシンコシンの滝である
最近はツアーの見学場所から外れているのか
全く観光客は少ない


グリーン温泉

グリーン温泉 グリーン温泉 グリーン温泉

キャンプ場の温泉施設が休業中なので
道の駅「斜里」で紹介して頂き
斜里駅近くのグリーン温泉で汗を流した
建物は見た目は古いし
番頭も地元の人みたいで愛想が無かったが
泉質はモール温泉で、すべすべして最高だった。


斜里岳

斜里岳 斜里岳

道道1115号線沿いに写真スポットがある
勝手知ったる場所で10台くらい駐車出来るが
いつ来ても誰も居ない。
畑の向こうには広大な斜里岳が見える
さらに道の駅「パパスランドさっつる」まで走り
ここからの景色も好きなので再度撮るが
電線が邪魔なので勿体ない。


神の子池

神の子池 神の子池 神の子池

次は神の子池だが、バイクで来る時は
でこぼこ道が怖いのでパスした方が良いかも。
今日は車なので安心して行くことにしたが
知らぬうちに砂利がまかれて整地され
走りやすくなっていた。
只、ヒグマが頻繁に出没する為
音の出ない自転車等は×になっていた。


開陽台

開陽台 開陽台 開陽台

地球が丸く見えるという開陽台に来た
今まで5〜6回ほど来ているが
運が悪く雨だったり、ガスっていたりと
めぐり合わせが最悪だった。
今日は初めて快晴で360度を見渡せた
知らんかったけれど
ライダーの聖地と書いてあった。


別海ふれあいキャンプ場

別海ふれあいキャンプ場 別海ふれあいキャンプ場 別海ふれあいキャンプ場

午後5時、昨日と同じキャンプ場に到着。
昨日と違ってすでに隣にテントが張ってあった
町の中なので怖くはないがちょっと安心
完全ソロだと不安だったので良かった
明るいうちにご飯を食べて
旅日記を書いていたら北きつねが横に居た。
(本日の走行距離341Km・総距離2,296Km)


十一日目(5月16日)

藻琴山展望台 藻琴山展望台 藻琴山展望台

キャンプ道具を片付けて朝の7時に出発
藻琴山展望台に20数年ぶりに来た。
ここから見る屈斜路湖は
美幌峠から見る景色と違って
屈斜路湖を挟んで反対側から見るので雰囲気が違う
今日は偶然にも雲海が広がっていて
なおさら自然の美しさを堪能できた。


東藻琴芝桜公園

東藻琴芝桜公園 東藻琴芝桜公園 東藻琴芝桜公園

桜まつりの季節だけあって
平日なのにすごい人で駐車場も満車だった
規模が北海道、デッカイドーだけあって広い
山一面に芝さくらが咲いていて
これで八分咲きとは、こんなの見たことが無い
花には興味が無いが綺麗だと思う
でも期待して食べたソフトクリームは普通の味だった。


能取岬

能取岬 能取岬 能取岬

去年の7月は冷えた海流で発生した霧で見えず
今年の2月は雪の為あたり一面真っ白で
海には流氷がびっしりと敷き詰められていた。
いい思い出は無かったが三度目の訪問で
初めてパンフレットにある景色と出会えた
映画の撮影で4回も使われたのが良く解る場所だ
ただ、どのような映画かは全く知らない。


サロマ湖

サロマ湖 サロマ湖

サロマ湖展望台に行こうと思ったが
いくら車とはいえ道路状態が
でこぼこで悪いと聞いていたので中止
さらにクマの出没が多いと聞いたので
写真スポットで小休憩しながら見学
ここからの景色が格別良いわけでもないので
あ〜サロマ湖かという感じ


計呂地交通公園

計呂地交通公園 計呂地交通公園

国道238号線沿いにあるが全く知らなかった
いつも時計回りなので気づかなかったが
反時計回りだと建物(コンビニ)が
邪魔にならなかったので気づいた
ただ、名前だけは知っていたので寄った
SLが展示してあり7月から列車の中で
300円で宿泊できると書いてあった。


道の駅「オホーツク紋別」

道の駅「オホーツク紋別」 道の駅「オホーツク紋別」 道の駅「オホーツク紋別」

道の駅「オホーツク紋別」の場所が広すぎて解り難い
建築物が多くてスタンプ台のある場所を探すのに
あっちへウロウロ、こっちへウロウロした。
目的がカニの爪とのコラボ写真なので良かったが・・・
去年は稚内からずっと海辺には霧が出ていて
網走まで来ても景色は良くなかった。


紋別ベイエリア

紋別ベイエリア 紋別ベイエリア 紋別ベイエリア

キャンプ場の様子を見に行った
オープンは6月からなので誰も居なかったが
本当に広いキャンプ場だった
しかもちょっと前まで無料で使えたのだ。
ガリンコ号も2020年に乗ったが
中国人の多さに閉口したのを思い出した
本当に彼らはやかましい


立ち上がるヒグマ

大間 大峡 大峡

ユーチューブに国道から海を眺めて
背伸びして立ちあがっているヒグマがいる
道の駅「おこっぺ」で聞いたところ
丁度この場所だと聞いた。
確かに海の反対側には山があるが
良くもこんな場所まで出てきたもんだと思った
※写真はユーチューブから拝借


道の駅「おこっぺ」

道の駅「おこっぺ」 道の駅「おこっぺ」 道の駅「おこっぺ」

今日は「RUGOSA EXPRESS」で泊まることにした
三年前にどしゃ降りの中バイクツーリングで来た時に
一度は泊まりかったルゴーサ・エキスプレスが
コロナのせいで閉鎖されいおり
代わりに民宿を紹介して頂いた道の駅である
寒くて震えていたので実にありがたかった
感謝してもしきれないくらいだ。


RUGOSA EXPRESS

ルゴーサ・エキスプレス ルゴーサ・エキスプレス ルゴーサ・エキスプレス

無料宿泊所のルゴーサ・エキスプレスである
宿泊予約は道の駅の案内所になるが
夜は寒いけど大丈夫と逆に心配してくれた
それにもまして今日は一人だったので
夜中に扉がゴトッと開く音がした時には
びっくりして目が覚めた。(寝不足)
(本日の走行距離314Km・総距離2,610Km)


十二日目(5月17日)

道の駅「マリーンアイランド岡島」 道の駅「マリーンアイランド岡島」

今日は雨模様の天気予報が出ている
どうしようか何も考えてないので困った
明日から道北は天気が良さそうなので
とりあえず道の駅巡りしてスタンプでも集めるかな
で、無料キャンプ場が併設されている
道の駅「マリーンアイランド岡島」に寄る
ただしキャンプ場には誰も居なかった。


ウスタイベ千畳岩

ウスタイベ千畳岩 ウスタイベ千畳岩

枝幸町にあるウスタイベ千畳岩
名前から分かるように
海岸には畳のような岩がびっしりと並んでいる
ここも無料のキャンプ場が横にあるが
6月からなので誰も居ない
写真を撮っている間に時々観光客が来たが
何も無いのですぐに何処かへ行ってしまった。


北緯45度

北緯45度 北緯45度

オホーツク海側にある北緯45度の看板
日本海のオロロンラインにある場所と違って
地味な場所なので皆さん通り過ぎていく
去年は、ここにクマ出没の看板があったので
恐々と記念写真を撮ってすぐに立ち去ったが
撤去されていたので気持ちは一安心だった。


北見神威岬

北見カムイ岬 北見カムイ岬 北見カムイ岬

積丹半島にある有名な神威岬と違って
超マイナーな神威岬である
天気が良ければ近くで見学したかったが
雲が垂れ込めていて期待薄なので
北見カムイ岬公園からで我慢
景色は近くだと結構がっかりするので
良かったかも


クッチャロ湖

クッチャロ湖 クッチャロ湖 クッチャロ湖

今日はここでキャンプしようと思っていて
丁度一人だけいた人と情報交換したが
昨日は二組しか居なかったそうだ。
クッチャロ湖には何度も来ているが
ここでキャンプをしたことは一度もない
結局、時間も早かったので稚内まで行く事にした。


エサヌカ線

エサヌカ線 エサヌカ線

天気が良いと走っていて爽快なエサヌカ線
ガードレールも電柱も無い真っすぐな道路が続く
視界は悪くないが雨が降っているので
予想していた通り気分はすぐれない
時間を持て余している鹿と自分がいる
でもここに走りに来てよかったと思っている。
以上、負け惜しみでした。


昼ごはん

道の駅「さるふつ公園」 道の駅「さるふつ公園」

道の駅「さるふつ公園」で昼飯を食べた
ぜひとも食べたかったのが「ホタテどんぶり」
新鮮で大きなホタテがたっぷり乗って
地元ではありえない値段の、たった1,500円
道北は美味い食べ物が多いので
さるふつまるごと館で昼ご飯はちょっと豪華に
晩御飯はアルコールを飲むので質素に。


宗谷岬

宗谷岬 宗谷岬 宗谷岬

最北端の宗谷岬に到着、気温10.2度
雨は降ってないがめちゃ寒い
4年前に来た時も7月末で13.6度だったので
縦に長い日本列島だとつくづく思う
それと当然だが観光客も少なくて
しばらくここで時間をつぶしていたが
団体のツアーバスは1台だけだった。


白い道(一方通行)

白い道 白い道 白い道

ホタテの貝殻を敷き詰めた白い道。
あまりにも有名なのでレンタカーが多い
逆に地元の人は走らないから旅行者ばかりかな
去年と違って貝殻を敷き詰めたのか
凸凹が治してあり走りやすくなっていた
只一方通行を逆走してくる車がいるので
もっと解りやすい看板の設置をしてほしい。


ライダーハウス「みどり湯」

ライダーハウス「みどり湯」 ライダーハウス「みどり湯」

毎年お世話になっているが
名前の通りバイクだけだと思い
電話したら車でもOKと言われたので
今日から三日間宿泊することになった
午後9時になり例年ならミーティングが始まるが
5月なので客が少なくて中止になった。
(本日の走行距離210Km・総距離2,820Km)


十三日目(5月18日)

宗谷岬 宗谷岬 宗谷岬

北海道ドライブの旅、十三日目の朝を迎えた。
昨晩は利尻・礼文の観光の日程を迷っていたが
快晴の天気でも風速8メートルと風が強いので
島に渡るのは明日に決めて
今日は道北をドライブすることにして
まずはリベンジを兼ねて宗谷岬に行った。


宗谷岬

宗谷岬 宗谷岬 宗谷岬

日本最北端(北緯45度31分21秒)の宗谷岬
風は強いが暖かいので昨日程寒くない
雨上がりと言う事で空気が澄んでいて
樺太がくっきりと良く見える
戦前の日本の領土はすごかったんだと思う
ジャイアント馬場さんだったら手が届くかも(笑)
朝早いので誰も居なくて写真は撮り放題


樺太出航の地

樺太出航の地 樺太出航の地 樺太出航の地

間宮林蔵が樺太探検の為に出航した場所
一回目は1,808年4月13日で松田伝十郎とともに出発
二回目の出発は宗谷帰着から20日後の7月13日
今度は単身で樺太に渡り同年の晩秋に戻った
函館から北海道を測量し樺太まで
探検に行った偉大な人だが知らない人が多い。


宗谷公園

宗谷公園 祈りの塔 宗谷公園

宗谷岬からも歩いてこれる宗谷公園
高台にあるので人も少なくて眺めは最高
色々な建築物があるが
最も気になるのが「祈りの塔」のモニュメントである
大韓航空機が1983年9月1日に領空を侵犯したために
ソ連防空軍の戦闘機により撃墜されて
乗客全員(269人)が亡くなった事件である


白い道

白い道 白い道

昨日は雨のせいで柔らかくなっていたが
今日は貝殻が固く締まって走りやすくなっていた
利尻富士が見えるところで休憩し景色を堪能
小さいがカッコ良い利尻山が確認できた。
ここでコーヒーでも飲みたい気分だが
続々と車がやってきたので遠慮した。


宗谷丘陵

宗谷丘陵 宗谷丘陵

宗谷丘陵の写真スポットから360度の風景
風が強くて吹き飛ばされた。(ほんまかいな)
稚内地方では寒さのために土が凍っては融け
融けては凍るという現象を繰り返している内に
傾斜地で流土(りゅうど)現象が起きて
上の土がえぐり取られ下の谷に積み重なって
小さい谷が出来あがったと言われている。


大規模農場地帯

道道1119号 道道1119号 道道1119号

ユーチューブを見ていると
広大な大規模牧草地帯の道道を
バイクで楽しく走っている動画がある
今日の目的は自分も大規模牧草地帯を
ドライブするのが目的だ
そしてついに見つけた「牛横断注意」の看板
この感覚は解らない人には解らないだろうな!


抜海駅

抜海駅 抜海駅 抜海駅

10年ほど前にテレビで
無人の秘境駅特集をやっていて
雪深い最北端の抜海駅を放送していた
今日は稚内地方をドライブしているので
偶然にも思い出したので見に行った。
ちなみに線路沿いの駅舎の文字が
貝殻(ホタテではない)で出来ていた。


漁師の家

漁師の家 漁師の家 漁師の家

ちょっと遅い昼ご飯を食べようと
昔ライダーハウスとセットでやっていた
ノシャップ岬にある漁師の家に行った。
解りにくい場所にあるのか分からないが
うに丼が2,500円と超お得な値段だった。
待つこと5分で、うま〜い・あま〜い
新鮮なうに丼を食べた。(し・あ・わ・せ)


ノシャップ岬

ノシャップ岬 ノシャップ岬 ノシャップ岬

快晴だが相変わらず風が強い
土曜日だというのに観光客が少ない
そのおかげで好きなポーズで
何枚でも写真が撮れるが
三脚が倒れそうでスマフォが心配
もし倒れて壊れたらショックが大きい。
昔、ここで倒れてカメラを壊したことがある


森林公園キャンプ場

森林公園キャンプ場 森林公園キャンプ場

どういう雰囲気なのか確認する為に
稚内公園の森林公園キャンプ場を見に行った。
木陰が多く真夏だと過ごしやすいかも
今日はテントが一つだけ設置されていたが
後ろが森になっているのでクマが出そうで怖い
自分は遠慮するキャンプ場のひとつかな
※実際三年前の7月に出て閉鎖されたことがある


稚内公園

乙女の牌 氷雪の門 稚内公園

稚内の街が一望できる高台の場所には
「氷雪の門」と「乙女の牌」がある
日本が降伏した後にソ連が侵攻してきた為に
電話交換手として最後まで責任を全うしたが
皆さん、これが最後ですと言って
青酸カリを飲んで自ら命を絶ったと記してある。
※国がロシアに変わっても政治は今も変わらん国だ。


北防波堤ドーム

北防波堤ドーム 北防波堤ドーム 北防波堤ドーム

名前の通り波を防ぐために造られた堤である
道路看板にもしっかり記してあるので
観光地になっている場所だ
古代コロシアムの建築物に見えるので
次から次へと観光客はやってくるが
写真を撮るだけで帰っていく場所でもある


稚内駅

稚内駅 稚内駅 稚内駅

時間調整の為に稚内駅を散策した。
何があるというわけではないが
日本最北端の線路という映えスポットがある
自分も来るたびに写真を撮るので10枚以上ある
はるばる、ここまで来たぞという証かな
構内に行くと最北端証明書も頂ける。


宗谷ふれあいキャンプ場

宗谷ふれあいキャンプ場 宗谷ふれあいキャンプ場

宗谷ふれあい公園の中に
ものすごく広いキャンプ場がある
来る前は、ここでキャンプしようと思っていたが
5月なので営業していないと勝手に勘違いしていた。
強風の中で数組の強者のキャンパー達が
テントを張っていたのを見ていたら
羊蹄山の麓で苦労したのを思い出した。


みどり湯

みどり湯 みどり湯

まだまだ行ってみたいところはあったが
次回来る時に残してライダーハウスに行った。
隣の風呂屋に直行し45度の超熱い風呂に入ったが
良くもこんな暑い風呂に入れるもんだと感心し
我慢できずに水で適温にしようとしたら怒られた。
ここのお客たちは絶対血圧が高いと思うわ
(本日の走行距離179Km・総距離2,999Km)


十四日目(5月19日)

稚内フェリーターミナル 稚内フェリーターミナル 稚内フェリーターミナル

予報通りに風もなく快晴の朝を迎えた。
今日は午前中に利尻島、午後から礼文島と
一日をかけて両島を見学する予定だ
去年の7月に行って以来三回目の観光である
朝5時半に宿を出発し乗船券を買い
稚内港→利尻島→礼文島→稚内港で7420円
ウキウキ気分で出航まで待った。


出航

ハートランドフェリー ハートランドフェリー ハートランドフェリーから

乗船時間になり船に乗り込むと
なんと二等指定席が無料で開放されていたので
普通席から移動して豪華気分を味わった。
乗ったことないけどファースト気分みたいだ
6:45分発で8:25分分着なので
一時間40分の船旅だが眠くならない
残雪の利尻富士が大きく見えた時は感動した。


利尻島へ

鴛泊港 鴛泊港

8:25分に利尻島の鴛泊港に到着
餌をくれるのを待っているカモメが迎えてくれた
早速レンタルバイク屋に直行
50tの原付バイクをガソリン代込みの
3,000円(三時間)で借りて
島内一周(約55km)のツーリングに出かけた。


富士野園地

富士野園地 富士野園地

今回の利尻島は反時計回りにしたので
最初の見どころの富士野園地にバイクを停めて
見晴らしの良い場所まで階段を駆け上がる
見上げた時はたいしたことが無いようだが
途中で心臓がパクパクしてきたので
真ん中あたりであきらめた。


利尻空港

利尻空港 利尻空港 利尻空港

次は利尻空港だ。
空港に向かって直線が続いて
バックには利尻富士が構えているので
絵面としては気に入っている場所だ。
偶然にも札幌丘珠空港と利尻空港間を飛ぶ
HAC航空機が駐機していた。


沓形岬

沓形岬 沓形岬 沓形岬

もう一つのフェリーターミナルがある沓形岬
夏には利尻島と礼文島を往復しているが
5月までは鴛泊港と香深港のみとなっている
利尻で一番人気?のキャンプ場もあり
一泊500円で利用できる
利尻富士を眺めながらビールを飲む
良いだろうなあ〜


竜神の岩

竜神の岩 竜神の岩 沓形駐在所

島を半周ぐらい回ったところで
稚内警察沓形駐在所を見つけた。
丁度お巡りさんが居たので記念写真を撮り
どこか良い観光地が無いか聞いたところ
予想通りの答えが返ってきたので
荒波が押し寄せるのを何者かが防いだ
と云われる竜神の岩を見学。


仙法志御崎公園

仙法志御崎公園 仙法志御崎公園 仙法志御崎公園

利尻島で一番好きな場所である
仙法志御崎公園にやってきた。
今日は全然いなかったが
観光ツアーバスも見学に訪れる場所で
とにかく素晴らしい景色が広がっている
キッチンカーも出ていたが
残念ながら開店休業状態だった。


オタトマリ沼

オタトマリ沼 オタトマリ沼 オタトマリ沼

売店もあるし綺麗なトイレもある
平成三十年八月には
天皇陛下も訪れた場所なので
オタトマリ沼の方が人気かも知れない
ただ、荒々しさを感じるのは
仙法志御崎公園の方だと私は思う


鴛泊港

鴛泊港 鴛泊港

時間がたっぷりあるので
マイナーな観光地を色々見て来たが
白い恋人の丘などは手入れがしてなくて
お勧めできない場所となっていた。
昼前に鴛泊港に戻ってきた時には
目前に見えるペシ岬を登ろうと思ったが
結局、思っただけだった。(ハハハ)


礼文島へ

礼文島 礼文島

12:15分礼文島へ向けて出港し12:00到着。
去年はバイクの貸し出しが全部レンタル中だった為
ちょっと高い原付二種を借りる羽目になった。
帰るときに予約受付OKと聞いていたので
電話したところ夏以外は早い者順だそうで
到着後に急いでレンタル店に向かった
こちらはガソリン代別で2,500円(三時間)だった。


礼文空港へ

礼文空港へ 礼文空港へ

礼文島は道路が島の片側しかないので
島を一周すことが出来ない
先まで行くと同じ道を戻ってくるしかない
まずは閉鎖中の礼文空港を見に行ったが
年月が経っているので錆が出ていた
寒々としていたし
潰れて誰も居ないところは気味が悪い。


澄海岬

澄海岬 澄海岬 澄海岬

だんだんと雲が多くなって風も出て来た
去年は時間切れで行けなかった澄海(スカイ)岬だ。
礼文島は花の島のイメージが強いので
景色が良い場所の知識が全くない
去年帰りのフェリーで聞いていたので
期待感満載でやって来た。
が・・・快晴だったら違っていたと思う


江戸屋山道

江戸屋山道 江戸屋山道 江戸屋山道

スコトン岬へ行く途中に高台へ行く道がある
去年、前を走っていた観光バスが左折して行ったが
知らなかった自分は真っすぐ行ってしまった。
今年は標識に従って山登り?したが
着いてびっくり利尻富士が見えるではないか
ただ、こんな細い道を大型バスが走って行ったのが
凄い腕だと一番関心したことかな。


スコトン岬

スコトン岬 スコトン岬

最北端の地スコトン岬に到着した。
少し前までは日本の最北端と言っていたが
正式に測量した結果
宗谷岬が本土最北端であると認定された。
スコトン岬の先には
アシカがいるトド島があるだけだが
残念ながら見たことはない。


秘境の宿

民宿スコトン岬 民宿スコトン岬 民宿スコトン岬

滑り落ちそうで怖かったが
先端から下を覗くと民宿スコトン岬がある
ユーチューブを見ていると
誰もがこんな場所に旅館があるわ?と
声を出して驚いているが
とうとう自分もその一人になった。


北のカナリアパーク

北のカナリアパーク 北のカナリアパーク 北のカナリアパーク

映画を見たことが無いので知らなかったが
撮影現場が残されていて
デートスポットになっているらしい
午後四時を過ぎていたので誰も居なかったが
確かにロマンチックで絵になる場所だと思った
おじさんには似合わないところでもあるが


香深港

香深港 香深港 香深港

天候に恵まれた一日を大満足で過ごして
17:05分に稚内港へ向けて出港した
外はまだ明るいが稚内港に着くころには
陽が沈んで薄暗くなってる事だろう
去年も感じたがツアーの団体客は
利尻島から礼文島より礼文島から利尻島の順で
渡る方が多いのは何故だろう


ライダーハウス「みどり湯」

ライダーハウス「みどり湯」 ライダーハウス「みどり湯」 ライダーハウス「みどり湯」

午後7時30分宿に到着、宿泊客は私を含め4人。
お客が5人以上いないので
通常ならミーティングは行わないが
最終日と言う事で特別に4人だけで行った。
三日目なので飲んで騒いでしゃべり続け
最後に「大空と大地の中で」を合唱し終了
(本日の走行距離16Km・総距離3,015Km)


十五日目(5月20日)

夕日が丘パーキング 夕日が丘パーキング

今日は旭川に宿を取ってあるので
オロロンラインを南下しながら
観光地を見学して行く予定である
右手に利尻島を眺めながら走るのは
久しぶりなので雰囲気がちょっと違う。
最初に夕日が丘パーキングで休憩
以前から知ってはいるが初めて来た。


利尻・礼文サロベツ公園

利尻・礼文サロベツ公園 利尻・礼文サロベツ公園

恒例の利尻・礼文サロベツ公園に寄った
公園と言っても道路際に空き地があるだけだが
オロロンライン(道道106号)で一番好きな場所だ
陸地が少なくて海までの距離が短いので
利尻島がすぐ近くにあるように大きく見える
難点は解りにくいので通り過ぎてしまう。


Newオトンルイ風力発電機

Newオトンルイ風力発電機 Newオトンルイ風力発電機 Newオトンルイ風力発電機

稚内寄りに新しい風力発電用の
タービンが13基出来ていた。
以前からある発電機のプロペラと違って
回転している速度がゆっくりなのが特徴かな
見ている最中も、ひっきりなしに
大型ダンプカーが往来しているので
新しく造っているようだ。


旧オトンルイ風力発電機

旧オトンルイ風力発電機 旧オトンルイ風力発電機 旧オトンルイ風力発電機

2022年度中に取り壊すと言っていた
旧オトンルイ風力発電機群である。
28基全部がまだ現役で頑張っていたけれど
新しい物と違って忙しそうに回っていた。
ただ、一直線に並んでいるのは壮観で
他に無い為に誰もが記念写真を撮っている


北緯45度

北緯45度 北緯45度 北緯45度

森に挟まれたオホーツク海側にある看板と違って
こちらはクマは出そうにない場所にあるので
安心して利尻富士をバックに入れた写真を
北緯45度のモニュメントと一緒に撮る事が出来る
ただ、記念写真を撮っている時に思ったが
最近は素通りしていく人が多い


オロロン鳥

オロロン鳥 オロロン鳥

今では絶滅してしまった
オロロン鳥と一緒に記念写真を撮った
モニュメント像は国道沿いに二ヶ所ある。
一ヶ所は道路沿いに駐車スペースが無くて
大型車両の通行も結構あるので厳しかったが
今日は偶然にも通行量が少なかった為に撮れた。
時間にして40秒くらい


蝦名漁業部

蝦名漁業部 蝦名漁業部

羽幌で有名な蝦名漁業部で昼ご飯を食べた。
信号待ちしていた時に右を見たら偶然目に入った
昼前だったが営業しているみたいだったので
名物の「甘えび丼」を食べた。
道の駅では3,000円の値段が付いていたが
ここはMサイズで1,800円と安かったけれども
ボリューム満点で甘くて超美味かった。


苫前資料館

苫前資料館 苫前資料館 苫前資料館

時間がたっぷりあったので
苫前資料館で映画でも見ようと思ったが
(たぶん熊嵐を上映しているはず)
月曜日の為に休館していた。
去年は千歳方面から走ってきたが
旅の日程が曜日の関係で毎年月曜日なり
これで二年連続で入館出来なかった


苫前町役場

苫前町役場 苫前町役場 苫前町役場 苫前町役場

苫前町役場の駐車場にあるモニュメント
とままえベアーの前でポーズを取る
大正4年(1915年)12月におきた
国内獣害史上最大の惨劇と言われる
「三毛別羆事件」を後世に残すために
オロロンラインの中間ポイントに設置し
町のシンボルとしている。


霧立国道(239号線)

霧立国道 霧立国道 霧立国道

三毛別羆事件の現場跡地を見に行く予定だったが
一人だと車でも怖いのでやっぱり止めた
土日だったら誰か見学に来ていると思うが
何といっても今日は5月で平日の月曜日
誰も居いるわけないのであきらめて
霧立国道(239号線)で士別方面に抜けた
怖いので本音はホッとしている自分がいる。


比布駅

比布駅 比布駅

時間は、まだまだ全然早かったので
層雲峡へ行くか旭川方面へ行くか迷っていた時
ぴっぷエレキバンの宣伝が頭に浮かんだので
ナビに比布駅を入力し見学に行った
今でも記念写真が撮れるようになっていたが
今日は私一人だけしかいなかった。
でも昭和の人間には懐かしい


旭山動物園

旭山動物園 旭山動物園 旭山動物園

何故、私が旭山動物園にいるかというと
旭川市内でガソリン補給をしながら
従業員にどこか面白いところが無いか聞いた
絶対のお勧めが旭山動物園だった。
時計を見れば、まだ三時ちょっと過ぎ
おじさん一人では恥ずかしいが
結局行くとこ無いので動物園に行った。


迫力の動物

旭山動物園 旭山動物園 旭山動物園

自分の記憶では日本オオカミは見たことが無い
シロクマやトラはどこの動物園にもいるので
関心は無いが見たことはあると思う
こんな奴らに襲われたら勝つ自信は100%無い
虎に、おしっこを掛けられない様に
注意しての看板を見つけた時に
愛知県の東山動物園で見た事を思い出した。


シントキワ旭川

シントキワ旭川 シントキワ旭川

旭川市の常盤公園の近くにある
ビジネスホテルが今晩の宿泊施設である
明日は朝から雨なので本当はキャンプをしたかったが
あきらめてビジネスホテル泊になった。
Webで調べたらクマが出没する公園みたいで
窓から見ると真っ暗で絶対いると思った
(本日の走行距離294Km・総距離3,309Km)


十六日目(5月21日)

美瑛巡り 美瑛巡り 美瑛巡り

朝、目が覚めると予報通り雨が降っている
今日の15時頃から雨が上がり
明日にかけては晴れる予報が出ているので
日の出公園でキャンプをする計画を組んでスタートした。
気は進まなかったが美瑛巡りをするしかない
ツーリングマップルに出ているところを
適当に回ったが、どこも代り映えしなかった。


ケンとメリーの木

ケンとメリーの木 ケンとメリーの木 ケンとメリーの木

ケンとメリーの木までやって来た
ここだけは今までと違って思い入れがある
スカイラインのCMで使われていて
同じ世代なので懐かしさがある
この時代に私はセリカGTVを買った。
今日はGR86と一緒に写真を撮ったので
自分は今日からGR86の木と命名した。


ジェットコースターの道

ジェットコースターの道 ジェットコースターの道

富良野の7月は観光地は激混みだし
道路も渋滞している為あまり好きではない
ジェットコースターの道も走ったことが無い
去年の7月に来た時も混んでいてイヤになった
全長2.5km程のアップダウンの道路だが
天に続く道より遥かに短いのでアッという間に終了。
4月にクマが出た場所には看板が設置してあった。


四季彩の丘

四季彩の丘 四季彩の丘

昼過ぎて雨が小降りになってきた。
見学に行っても無駄だと解っていた
四季彩の丘に無事到着した。
あれ?駐車料金が無料だ、入場料金も取らない
何だかおかしいなと思ったが
やっぱり想像していた通り花が咲いてなかった。


花が咲いてない?

四季彩の丘 四季彩の丘 四季彩の丘

行くところが無い観光客が結構来ていた
相も変わらず中国語が氾濫していてうるさい
おしとやかで控えめな日本人は少ない
俺も、其の内の一人であるが(ほんまか?)
時間が有り余っていたので
寒い中、咲いてない畑を見て回ったが
やはり富良野・美瑛は7月以降がベストだな。


青い池

青い池 青い池 青い池

ここ7〜8年で爆発的人気になった青い池
曇ってはいたが少し晴れ間も出て来た
大型バスは結構いたが空いていたので
駐車場にはスムーズに入れた。
大雨の後なので、あまり青く無いと思ったが
水の濁りも無く青くて綺麗だった。


日の出公園

日の出公園 日の出公園

青い池は黒い曇が漂っていたが
上富良野まで来たら青い空が広がっていた。
この先帰るまでは晴れが続くので気分も爽快。
キャンプ場に行く前に日の出公園に寄った
ここは展望台まで車で行くことが出来るので楽だ
車を降りれば東側には十勝岳連峰が
目の前には上富良野の街並みが良く見える。


かみふらの八景

日の出公園 日の出公園 日の出公園

順調に時が過ぎた午後三時頃
青い池の方角は雲が立ち込めていた
直線距離にすれば10Kmも無いのに
この違いは何なんだ。
展望台に登れば360度の視界が広がっている
ラベンダーは咲いてなかったが
スケールの大きさを感じる公園だ。


日の出公園キャンプ場

日の出公園キャンプ場 日の出公園キャンプ場 日の出公園キャンプ場

初めて日の出公園キャンプ場に来たが
人気ベスト10に入る位だから素晴らしい
フリーサイトだが駐車場の横にテントを張れる
値段は安いし全面芝生で車は横付け
これで一泊1,000円で泊まれるし
ゴミも分別すれば無料で捨てることが出来る
誠にありがたいキャンプ場だ。


散歩

日の出公園キャンプ場 日の出公園キャンプ場

フリーサイトには三組のキャンパーがいたが
敷地が広すぎて離れているので話し相手が居ない
バイクの時みたいに話題を共有して楽しもうという
キャンプの目的が限られてしまう
夏には、この広いキャンプ場も満杯になるそうだ
夕方になると十勝岳連峰にかかっていた雲が取れて
山々の頂が月と共に輝いていた。


晩御飯

晩御飯 晩御飯 晩御飯

今回の旅でキャンプするのは最後になった。
おかずは卵焼きとコロッケとシンプルだが
発泡酒では無く札幌クラシックビールだし
久しぶりにご飯も炊いた。
夕張メロンゼリーのデザートまで買ってある
今日は誕生日なので目いっぱい贅沢した気分だ。
(本日の走行距離134Km・総距離3,443Km)


十七日目(5月22日)

日の出公園キャンプ場 日の出公園キャンプ場

北海道最終日の朝が来た。
天気は晴れ、キャンプ場の朝は早くて
早朝の5時にはバイクで来ていた人が
後片付けして出かける用意をしていた
私もコーヒーとパンで朝食を食べて
6時30分に出発した。


青い池

青い池 青い池 青い池

天気が良いので昨日のリベンジを兼ねて
早朝の青い池を見に行った。
近くの空き地に車を停めて青い池まで歩いた
誰も居ないメジャーな観光地を独り占め
青い湖面に太陽が反射しているので
雰囲気が昨日と全く違った。


白ひげの滝

白ひげの滝 白ひげの滝 白ひげの滝

白樺街道を十勝岳スカイラインの方へ
少し走って行くと白ひげの滝がある
駐車場は無いが朝早かったので
誰も居ない道路に車を停めて滝まで2分
美瑛川(別名ブルーリバー)に
流れこむ数本の滝が美しい


望岳台

望岳台 望岳台

去年は素通りしていった望岳台に来た。
今まで一度も来たことは無い場所だと思う
第一印象は来てよかった。
駐車場は広いしトイレも綺麗だ
噴火した時の為に緊急の避難小屋もある
山登りをする人にとって完璧だと思う


360度のパノラマ

望岳台 望岳台 望岳台

屋上の展望台まで上がると
360度のパノラマが広がっていた
十勝岳連峰の美瑛富士や美瑛岳
まだ雪が残っている大雪山系の山々
現在も火山活動中の十勝岳が良く見える
山登りは怖いので絶対に登ることは無いが
景色を見るのは大好きだ。


表紙撮影地

03.04年版表紙撮影地 03.04年版表紙撮影地 03.04年版表紙撮影地

これからの予定を考えて
ツーリングまっぷるを見ていたら
03.04年版の表紙撮影地なる場所が載っていた
ファーム富田に行く途中にあり
通り道なのでキョキョロ探しながら行く事にした
納得の景色は拝めたが車が結構走るので
写真を撮るのは大変だった。


とみたメロンハウス

とみたメロンハウス とみたメロンハウス

オープン前なので車は数台停まっていたが
人が居なくて静けさが漂っていた。
当然のごとく売店も営業していなかった
富良野メロンは食いたかったし
ソフトクリームも食べたかったが仕方がない
そこでセコマで買ったメロンジュースを飲みながら
メロンパンを食べた。(シャレでんがな)


ファーム富田

ファーム富田 ファーム富田 ファーム富田

とみたメロンハウスとファーム富田は
同じ敷地内のすぐ隣にあるのに
経営者が違うのか仲が悪いのか解らないけれど
片方に車を停めて両方見学するのはダメと
書いてあった。(勘違いかも知れないが)
中に入ると苗を植えたばかりで花は小さかったが
規模は相変わらず大きかった。


三段滝

三段滝 三段滝

国道452号(夕張国道)沿いにある三段滝
何度も走った道路だが見学したことは無かった
今日は富良野を後にした時から
見学する予定だったので見に行った
三段滝という名前は今回の旅で三度目
それぞれ国道から近かったので寄っただけ


ジューバロ湖

ジューバロ湖 ジューバロ湖 ジューバロ湖

夕張に向けて走るときには必ず寄る場所
初めて見たジューバロ湖の展望に
滅茶苦茶感動したのがきっかけ
今日に限っては雨上がりの為に濁っていたので
残念ながら展望は良くなかった。
ここに来る前に川で釣りをしている人がいたが
熊が出る場所で良くも釣りをするもんだと感心した。


南大夕張駅跡

南大夕張駅跡 南大夕張駅跡 南大夕張駅跡

気持ちよく国道をドライブをしていたら
右手にちょっと変わった機関車を見つけた
どうせまだ早いし暇なので引き返して見学した
看板には旧南大夕張駅と書いてあり
初めて見るラッセル車と石炭車両が展示してあった
しかしラッセル車を正面から拝見した時に
ものすごく、ごつくて強面に見えた。


幸福の黄色いハンカチ

幸福の黄色いハンカチ 幸福の黄色いハンカチ 幸福の黄色いハンカチ

幸福の黄色いハンカチの「想いでひろば」には
2008年に家族と来たことがあったので
かすかに記憶は残っていた。
入り口からセットが残っている場所が
少し変わったような気がした。
また、外国の映画(黄色いリボン)が
この映画のストーリーを真似したと云われている


撮影セット

幸福の黄色いハンカチ 幸福の黄色いハンカチ 幸福の黄色いハンカチ

入場料は60歳過ぎなので500円と割安だった。
今でも三角の黄色いハンカチが残っており
映画の撮影セットが保存されている
昭和時代の古き良き時代の映画だと思う
客は私一人だけだったが
帰るときには二人組のお客が来た。
しかし高倉健さんは犯人役が似合うな


メロン熊

道の駅「夕張メロンロード」 農協銘産センター

破産した夕張市を引っ張っているのは
メロン熊と夕張メロンなのは笑えるが事実だろう
道路を走っていても寂れているように感じる
この原因を造った張本人は誰だろう?故人かな
入り口がメロン熊で出来ている農協銘産センターは
夕張メロンの食べ放題をしているが
残念なことに営業が明日からだった。


エスコンフィールド

エスコンフィールド エスコンフィールド

プロ野球日本ハムのファンではないが
最新の開閉式ドームを見たかったので行った。
今まで順調に流れていた道路も
北広島市にあるエスコンフィールドが
近づいて来るにしたがって混んできた。
しかし土地勘が無い人には解り難い場所だこと
廻りを一周したが駐車場の入り口が解らない


苫小牧フェリーターミナル

苫小牧フェリーターミナル 苫小牧フェリーターミナル 苫小牧フェリーターミナル

午後三時、苫小牧フェリーターミナルに到着。
ここに来るたびにいつも思うことだが
楽しかった旅が終わったような気がする
長いようであっという間だった。
名古屋港に着くまで後二日間かかるが
淋しさで心にぽっかりと穴が開いた気分だ。
(本日の走行距離287Km・総距離3,730Km)


出航

苫小牧港 苫小牧港

午後6時30分ドラがなり
19時ジャストに苫小牧港を出港した。
別れを惜しむようにデッキに出て
無事に旅を終えたことで北海道にサヨナラした
又、来ることは解っているがやっぱり淋しい
廻りを見渡せば同じような人が多くいた。


太平洋フェリーきそ

太平洋フェリーきそ 太平洋フェリーきそ

乗船してしばらくボ〜としていたら
どっと疲れが出て来た。
遊んできただけなので誰にも言えない。
風呂に入った後ビールを飲み晩御飯を食ベる
ほろ酔い気分で船内を散策
人が少ないのでイス席はどこも空いていた。


十八日目(5月23日)

太平洋フェリーきそ 太平洋フェリーきそ 太平洋フェリーきそ

朝6時いつもの様に目が覚めた。
今日は一日中フェリーの中なので
仙台港で一時下船するか考え中。
7時15分、気仙沼と石巻の間を航行中
船外に出て散歩、天気は快晴
世間はウイークデーだが私はホリデー


散策

太平洋フェリーきそ 太平洋フェリーきそ 太平洋フェリーきそ

続いて船内を散歩しながら
恒例の船長服を着こみ写真を撮った。
行き帰りで船が違ったので色々比較すると
「きそ」の方が「いしかり」より古いが
一等や二等客室の一般客にとっては
カップ麺にお湯を注ぐ給湯室や食事する場所が
5階に集中しているので効率が良く便利だ。


仙台港

仙台港 仙台港 仙台港

朝10時ジャストに仙台港に到着。
フェリーが岸壁に接岸する様子を見ていると
操舵技術の高さに驚くと同時に楽しくなってくる
また、下で着岸を待っている関係者の姿が
アリンコの様に小さく見えるので
余計に巨大な船に乗っているなと思う


一時下船

東日本大震災 東日本大震災 東日本大震災

一時下船して食料等の仕入れに行く
イオンまでは15分も歩けば着くので余裕だ
再乗船まで二時間ほど時間があるので
2011年3月11日に東日本大震災で
起きた津波のすごさを目の当たりにした
当時は時間を忘れてテレビを見ていた。


昼ごはん

仙台港待合室 仙台港待合室

買い物を済ませ冷たいビールと弁当を持ち
仙台港まで急いで戻る
早く飲みたいのを我慢しながら待合室へ
心待ちしていた缶ビールのふたを開けると
ブシュッと良い音がして泡がこぼれた
すかさず口に持っていき一気に飲む
冷たいビールが「のどちんこ」を潤した。


再乗船

仙台港 仙台港 仙台港

昼の12時になり再乗船が始まった。
仙台港から乗る人が多くいたのには驚いたが
年配の方々ばかりだったのは団体旅行か?
皆さん高い部屋の6階へ行かれたが
乗ったことないので羨ましい
でもお金が無いし
何度も利用する私は一等か二等で良い


すれ違い

きそ船内 すれ違い 兄弟船(いしかり)

仙台港を12時50分に出発してから
しばらくすると館内放送が入り午後2時30分頃に
兄弟船(いしかり)とすれ違うと案内があった。
待ってましたと云わんばかりに客が甲板に出て来た
俺もそのうちの一人である。
北海道へ行く時と違って天気が良いので
遠くからでも視界に入ってきて待ち遠しい


エール交換

兄弟船(いしかり) 兄弟船(いしかり) 兄弟船(いしかり)

お互いに無事を祈って汽笛を鳴らし
エール交換が始まった。
こういう儀式は何度見てもあきないし
たぶんどこのフェリー会社も行っていると思う
ただ、家に帰るときにいつも思うが
出来る事なら北海道行のフェリーに
飛び移りたい気持ちが半端ない。


ディナーショー

ディナーショー ディナーショー

午後八時、自分が知っている中で
太平洋フェリーだけがサービスで行っている
無料のディナーショーが始まった。
昨日と同じ津軽三味線の演奏だったが
曲目が違うので退屈しのぎにはちょうど良い
最後にはアンコールの呼びかけに応じて
リクエスト曲「帰って来いよ」を弾いてくれた。


最後の夜

最後の夜 最後の夜

晩御飯を食べ終わってから
最後の夜の雰囲気を楽しむために
船外に出て夜空を見上げる
ロマンチックになって感傷的になる
楽しかった北海道ドライブ旅の思い出が
走馬灯のように駆け巡っている
夢の続きをいつまでも見ていたい気分だ。


最終日(5月24日)

日の出時間 日の出時間 日の出時間

最終日の早朝
昨夜に日の出時間が04時37分と放送があったので
4時に起きて甲板に出て太陽が出るのを待った
クソ寒い中、洋上で待つのは辛かった。
結局、雲が多く日の出は拝めなかったが
静岡沖と言う事で富士山は拝めた。


部屋割り

部屋割り 部屋割り 部屋割り

部屋番号を確認してベッドに行った時
一番奥だった為にエンジンの真上だった。
震動が激しくて電動マッサージ機に
お世話になっている気分だった
ぐっすり寝てしまえば問題なかったが
起きている時には落ち着かなかった。


名古屋港

名古屋港 名古屋港 名古屋港

海の色が青から薄茶色に変わってくると
名古屋港まであと少しで到着する
金城ふ頭は埋立地なので名港東、中央、西と
三本の橋(名港トリトン)が見えてくる
フェリーの船内放送が
到着時に流れる「海上のシネマ」に変わると
だんだんと淋しくなってくる。


クライマックス

太平洋フェリー 太平洋フェリー 太平洋フェリー

太平洋フェリーの帰着港は金城ふ頭なので
終盤に最後の見ごたえがある
名港西大橋の下を通過するときに
フェリーの甲板から見ていると
橋との距離が全く無いように見えてしまう
太平洋フェリーに乗って旅をするときの
クライマックスのショーと思える。


旅の終わり

太平洋フェリー 太平洋フェリー 太平洋フェリー

10時30分名古屋港に無事到着した。
旅行期間が19日間という長いようで
短かった北海道の旅が終わった。
後は家に帰るだけだが
旅行は家まで帰った時が終了なので
安全運転で家路に着いた。
※今回の旅の全走行距離は3,770Kmだった。


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