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初日
朝9時15分家を出発
高速道路が工事中で渋滞情報が出ていたので
国道で西名阪の亀山インターまで走る
17:00出航なので時間はたっぷりと余裕だ
午後2時大阪南港に到着
乗船時間まで暇なので廻りを散歩
フェリーが数隻停泊していたが他には何もない。
乗船
午後4時になり乗船開始になった
早く並んだおかげで真っ先に風呂へ直行
すぐにビールを飲み始め
二か月ぶりの旅の始まりを楽しんだ
船内ではWi-Fiが使えたが余り繋がらなかった
展望デッキからオレンジフェリーが見えたが
今までにない光景だった。
明石海峡大橋
午後18時10分明石海峡大橋の下を通過
この瞬間を見たさに展望デッキまで上がるが
考えることは同じで、あっという間に客であふれた
去年の12月に四国に行って以来だが
海上から見ると景色が全く違う
中々経験しないので見ごたえがあった
でも本音は滅茶苦茶寒くて参った。
二日目
寝る場所は16人部屋のツーリストである
個室感覚だが船が古いので
ベッドの入り口が低くて頭を何度もぶった。
朝5時30分に定刻通り新門司港に到着
下船が始まり久しぶりに九州の地に降りた
外は真っ暗だが寒くはないし天気は良い
急いでは無いのでフェリーと記念写真を撮る
大宰府天満宮
今回の旅行も入念に下調べして計画を組み
最初に大宰府天満宮に向かった。
当然高速道路は使わずに下道を走る
ナビの設定に従って二時間弱で到着した。
引退しても人生は死ぬまで勉強だ
(ほんまかいな?)
改装中
大宰府天満宮に来たのは三回目である
本殿は改装中で拝むことが出来なかったが
牛の頭を撫でて願いを祈願した
前回は三年目のゴールデンウイークだったので
参拝客でいっぱいだったが
今日は朝早かったので数人いただけだった。
日本本土最西端
今回の旅で一番行きたかった場所が
日本本土最西端の神崎鼻に行って
東西南北を制覇する事だった。
大宰府からは高速道路を走り佐々インターで降りる
県道18号から脇道に入ると道が細くなり
漁師町の横を通り過ぎて、やっと到着した。
ただ、駐車場は車5台分しかない
神崎鼻(こうざきばな)
坂道をほんの少しだけ登り本土最西端へ
待望の神崎鼻のモニュメントが見えた
これで念願だった東端、西端、南端、北端と
観光して四極コンプリート出来た為
この地点で大満足している自分が居た
最も見たかった場所でポーズ決め写真を撮る
他には誰も居なかったので爽快で気分最高だった。
道の駅「させぼっくす99)
日本本土最西端の証明書だが
神崎鼻の場所では頂く事が出来ない
近くに何も無いので
道の駅「させぼっくす99)に寄るか
平日なら「矢岳簡易郵便局」で
証拠写真を提出してもらうシステムだ
※ダムカードと同じである
長崎平和公園
次の見学地は長崎平和公園だ
ここは19年ぶり二回目の訪問である
下道で2時間ぐらいかかる予定だったが
意外と空いていて早く着いた
ここで煩い中国人の団体がいてがっかり
日本に向けてミサイルを設置している国が
何故かソ連から送られたモニュメントもあった
長崎原爆資料館
長崎原爆資料館を見学した
平和公園のすぐ横に造ればいいのに
車で3分以上かかった。
ここは静かに見学する場所なので
ウルサイ中国人はいなかった。
ただ、資料館は地下に有って螺旋状に回るので
地上にある駐車場の場所が解らなくなった。
雲仙
二度目の雲仙、通り沿いの駐車場は満車だったが
少し奥に入れば空いていて五百円で駐車出来た。
ただし観光案内マップが無かった為に
温泉地獄の場所が解らず不親切で気分が悪い
温泉卵の売り場だけはすぐに解ったが・・・(怒)
観光地として生き残ろうと思えば
営業努力が足りないのは明白だと思う
雲仙温泉地獄
あきらめて帰ろうと思っていたら
道路の向こうから人が歩いて来るではないか
もしかしてと思ってそちらに行くと温泉地獄があり
前回(19年前)来た時に、このホテルで
宿泊した記憶が蘇ってきた。
何故か立ち入り禁止の場所に猫が入り込み
寝転んでいたが熱くないのか不思議だ。
AZホテル雲仙
今晩の宿はAZホテル長崎雲仙店である
新門司港で下船してから460Km走った。
今回の旅行は五泊とも各地のAZホテルで予約した
一泊朝食付きでシングルが4,800円と
お得感満載のチェーングループである
去年の四国旅で初めてAZホテルを利用したが
残念なことに今年(2025年)の6月から千円アップする
三日目
三日目は朝7時20分に宿を出発
九商フェリーで熊本に向かうために島原港に行った
ホテルから近いと思っていたが
以外にも30q以上あり50分位かかった
出発の待機駐車場には1台しか拍子抜け
8時45分の出発時には10台になっていた
※ちなみに値段は3,900円だった。
九商フェリー
真っ先に客室に行くとすでに先客がいた
うわさの「くまモン」が一番良い席に座っていた
記念写真を撮ったのは言うまでもない。
出航してしばらくたつと
平成2年11月17日に噴火して43人が犠牲になった
雲仙普賢岳が真後ろに見えた。
後で調べたら198年ぶりと記してあった
曾木公園
一時間で熊本港に到着した
最初は熊本城を見学しようと思ったが
急遽中止して鹿児島に向かう
フェリーを降りてから国道と県道や山道を
経由して三時間で曾木の滝に着いた
鹿児島観光ベスト10に入っていることを
WEBで知り見学したかった場所である
曾木の滝
公園になっている広い場所なので
駐車場で滝の方向をスマフォで探していたら
親切な「Bigママ」が教えてくれた
やっぱり田舎の人は優しい
目の前に現れた滝にしばらく見とれていた。
川幅は300mくらいあり滝がいくつもあって
このような壮大な滝は初めて見た。
霧島神宮
次は、さらに山の中へ行くと感じる霧島神宮へ
道幅は狭くないが対向車とは出会わなかったし
ナビの案内が無ければたどり着けない場所
道路の名前が黄金ロードなのはシャレか?
ここに来たのは40年ぶりくらいだと思う
今まで鹿児島県の観光地と言えば
海側しか興味がなかったのは事実だ。
城山公園展望所
午後三時過ぎ鹿児島市内の城山公園へ
今回も高速道路を使わずに下道を走った為
最初は良かったが二時間以上かかった
市内に入ると渋滞と車の多さにちょっとびっくり
城山公園に着いたのは17時を過ぎていた
展望所から桜島が噴火しているように見えたが
以前に記念写真を撮った西郷隆盛像は解らなかった。
AZホテル鹿児島喜入店
城山公園からホテルまでも渋滞にあったが
無事にAZホテル鹿児島喜入店に到着
すぐにチェックインしシャワーを浴びて
ビールを一気に流し込む
フタを開けるときにプシューと音がして
のどちんこにアルコールが触れて気分爽快
楽しくなければ旅行してても面白くない。
四日目
最初に行く知覧特攻平和会館が9時オープンなので
ゆっくりと朝8時に出発。
途中で、ものすごいでっかい屋久杉を発見
何かのモニュメントに見えたので立ち寄ると
手づくりで工芸品を作っている専門店だった
今まで見たことが無いほど大きい杉で
木の廻りは10m以上ありそうだった。
知覧会館
思ったより早く到着したので会館の外を見学
色々考えさせられる建築物があり
戦後80年近くなる為に風化している物や
残さなければいけないものが新しく造られていた
特に記憶に残ったのが
特攻前の訓練の為に寝泊まりした三角兵舎だ
当時とは違うが何故か涙が出て来た
特攻平和会館
平和会館の中は撮影禁止なので写真は無いが
遺書等を読んでいると三度目でも辛い
何故、二十歳前後の若者が
死ななければならなかったのか
当時は世の中がそのような風習だったが
今の平和な日本を見て
戦後生まれで良かったと思う
池田湖
池田湖と言えばイッシーである
大昔の来た時はもっと大きかった気がしたが
あれは、もしかして本物だったのかな?
池の周囲も綺麗になっていたが
もう少し怖そうな雰囲気が漂っていたが
観光地化されていたので
なんか面白くない
瀬平公園
国道226号線沿いにある富士見PA(瀬平公園)
真正面に開聞岳を見ることが出来る
今日は残念だが雲がかかっていて全体が見えない
これも旅なので仕方がない
ただ、視界が良かったのは救いかな
三年前に来た時は晴れて綺麗に見えた。
長崎鼻
手前のフラワーパークまで来たことがあるが
先端まで来たのは初めてだと思う
駐車場は道路沿いに数か所あって
酒屋が経営しており土産を買えば無料になる
先端までは駐車場から5分ほど歩くが
こちらからも開聞岳が綺麗に見える
また、浦島太郎伝説がここにもあった。
西大山駅
本土最南端のJR駅の西大山駅だ
道路が来る度に整備されてきている
近まで来た時に丁度電車がやってきたので
急いできたが駐車場が満車で空いてない
車のナンバーもレだったので
知る人は知っている人気の場所だ
なんきゅうフェリー
薩摩半島の観光が早く終わって迷っていたが
丁度13:00発のフェリーに間に合ったので
明日行く予定だった佐多岬に急遽行く事にして
大隅半島に渡る山川港へ急いで向かった
小さなフェリーなので予約が無ければ
乗船できないかと思ったが乗れた
運賃は3,400円だが現金しか使えない。
大隅半島
一時間ほどで大隅半島の根占港に着いた
ナビを設定すると佐多岬まで1時間30分と出た
天気は良さそうなのですぐに出発
シーサイドライン(国道269号)は
右手に海を見ながらの景色も良く気分爽快
信号が無いので時間通りに
佐多岬の無料キャンプ場入り口に到着
北緯31度
佐多岬に向かう途中で南の方向が
雲が薄くなって良くなっているようだ
予報では15時くらいに薄日がさすと言っていたが
その通りに天気が良くなってきて有難い
つくづく「持っている男」だと思う
誰もいない北緯31度のモニュメント前で
ポーズを変えて写真を撮りまくった。
佐多岬
予定より30分早く午後3時過ぎに到着した
今回で四度目になるので勝手知ったる場所だ
車を見ると本土最南端を目標に
レンタカーを除き全国津々浦々から来ていた
特に札幌ナンバーの車がいたので
思わず遠くからご苦労様と言葉をかけた。
最南端証明書
売店で最南端証明書を発行して頂いた
今回で四度目だが今まで証明書は貰わなかった
何故だろう?興味が無かっただけかな
それとも知らなっかっただけかも
去年から急に悔しくなって来た為に
再度挑戦したのだ。
最北端まで2700q
今日は垂水のホテルなので
途中休憩を多くして景色を楽しんだ
何処に何があるか解っているので楽だ
その中で最北端の稚内まで2,700qの看板が
最も気に入っている
北海道には何度も行っているが
逆の看板にはお目にかかったことは無い
AZホテル垂水
午後6時前にAZホテル垂水に到着
部屋から丁度桜島が見えたので最高
丁度噴火していた為に
黒い灰が出ているのも確認できた。
40年前に初めて来た時も噴火して
鹿児島市内のホテルから
初日だけ出れなかった事を思い出した。
五日目
朝8時出発、最初に車に栄養を与えるためにGSへ
薩摩半島はガソリンが高かったが大隅半島は安い
日本石油の備蓄基地が薩摩側にあるのに
下手したら値段が20円くらい違った。
鹿屋航空基地資料館が9時から開くが
オープン前だったのでしばらく待ったが
駐車場が閉鎖していたので参った。
鹿屋航空基地資料館
オープンと同時に鹿屋航空基地資料館へ
入場は無料だが何処から来たのか
調査する為に記帳させられた。
ここで初めて機雷の実物模型を見たが
でかいが当てはまる程大きかった。
館内は零戦までは写真を撮る事が出来るが
他は特攻隊員の遺影や個人情報の為に撮影不可
志布志市役所
鹿児島県最後の見学場所の志布志市役所
三年前もお邪魔したが
今日は平日の為か駐車場が混んでいた
もしかして確定申告の期日が始まったかも
お門違いの自分は一生懸命ポーズを取っていた
恥ずかしいと思ったがそうでもなかった。
※(志布志市、志布志町、志布志の、志布志支所)
国道220号
宮崎県の都井岬に行こうと国道220号線を走る
途中にカメラポイントが数か所あった
旅行者としては車を停めて景色を見るわな
確かに海は綺麗だし景色も素晴らしい
でも他に何かあるわけでもないので
写真を撮り景色を脳に記憶させ後にした。
都井岬へ
宮崎県の串間に入ると
早くも田植えが始まっていた。
そんなことは別にして都井岬へ
自然馬保護の為に車は400円を徴収された
バイクは100円だが保護を名目するなら
人間の数で値段を決めるべきだと思う
心の中で思っているだけだが
御崎馬
現存する日本在来馬の一つ御崎馬が
都井岬にはたくさんいる
車や人間なんか眼中に無いと云わんばかりに
道路を歩いて夢中にエサを食べている
体長・体高ともに130cm内外で
思っていたより小さい
前回見た時は遠かったので解らなかった。
道の駅「なんごう」
帰りは串間まで戻らず海沿いの国道448号を走行
最初は道に迷ったのかと思ったが
山の中走るより景色も良かったので
結局こちらの方が早かったというオチ
道の駅「なんごう」でマンゴーソフトを食べる
前回美味かった記憶があったが今日は?
♪なんでだろう♪ナンデダロウ♪
鵜戸神宮
鵜戸神宮は宮崎の観光ベスト10に入っているが
今まで何度も国道220号を走ったが
混んでいた為に参拝はしたことが無かった。
駐車場まですれ違い困難な道が1.5Kmほど続き
祝祭日などは一方通行になり
手前にある駐車場までしか行けない事や
警備員がいる原因が分かった。
鵜戸神宮本殿
駐車場から5分ほど歩いていくと
想像通りの荒波が押し寄せる場所にあった
スリルがあって良くもこんな所に造った物だと感心
本殿はトンネルの中に有ったけれども
参拝客は外の景色の方がお気に入りみたいだ。
※スリルという点では北海道に太田神社があるが
超急な階段が続くので絶対に行きたくない。
道の駅「フェニックス」
道の駅「フェニックス」は必ず寄る場所だ
鬼の洗濯岩があり景色も素晴らしい
ただ、バイパスが出来ているので
目的を設定しないと通り過ぎてしまう
ツーリング族に人気がある場所で
バイクがたくさん集まっていた
自分も三年前のGWにはたむろしていた。
AZホテル宮崎延岡店
AZホテル宮崎延岡店をナビで設定したら
国道を走ると到着まで4時間と出た
たった110qなのにそんな馬鹿なと思ったが
国道10号がこんな渋滞しているなんて
想像していなかったのだ
あきらめて西都ICから高速に乗り無事到着
やっぱり2時間かかった。
六日目
今日も結構ハードな距離を走るので
ホテルを7時に出てガソリンスタンドへ
セルフが無かったのでフルサービスの店に入った
値段を聞くとハイオクは207円と云われた
めちゃ高いしどうしようか迷ったが
まだ半分以上残っているので
熊本で入れることにして高千穂峡へ
真名井の滝
三年前は歩道が工事中だったが完成していた。
ボート待ちの客が列をつくっていたが
カップルは似合うけれど
一人だと淋しいので乗らなかった。
朝早く空いているうちに記念写真を撮った
心なしか真名井の滝の水量が多く感じたのは
昨晩の雨のせいかな?
県境(高千穂峡の看板)
阿蘇に向かって快適な325号を走る
ツーリングまっぷるには
ハイペースな快走路と書いてあった
確かに適度なカーブが続いて走りやすかった
熊本との県境で強烈な人形を見つけたので
思わず急ブレーキをかけて見学
道路沿いなので駐車場があると有難い
阿蘇パノラマライン
今回初めて南阿蘇から阿蘇市まで
阿蘇パノラマラインを縦断して抜けた
途中から霧が出て視界が悪くなってきたが
頂上の駐車場に来ると視界は良い
ただ、滅茶苦茶寒かったせいか
観光客も少なくツアーバスも居なかった
阿蘇中岳噴火
期待していた中岳火口はガスが出ていて
阿蘇山公園道路が閉鎖されて通行止めだった
22年前に来た時は火口まで見学出来た
ここで噴火口に人間の死体があると
云われた都市伝説があった時代だ。
草千里まで下りて来ると
火口から有毒ガスが出ているのが良くわかる
道の駅「原尻の滝」
時計を見るとまだ午前11時である
当初の予定より一時間も早かったので
大分県竹田市の原尻の滝に向かった
WEBでは大分県のベスト5に入っていて
旅行前から行きたかった場所である
道の駅も併設しているので
解りやすい場所だ
原尻の滝
道の駅で昼ご飯を食べてから原尻の滝を見学
団体の観光ツアーもあるみたいで
俺の苦手な吊り橋もあった
渡ろうと思ったが足がすくんであきらめた
ナイアガラと言われる滝は全国にあるが
原尻の滝はなるほどなと思った。
本場には行った事が無いけれど(笑)
上流からの景色
原尻の滝をまじかに見れて良かったが
上流まで行くと全く雰囲気が違った
そこら辺の田舎にある何の変哲もない川だ
柵が無い為に滝の上まで行くことが出来るが
ビビりなのでそんな度胸は全くない
素晴らしい景色は少し離れた所で見るのが良い
やまなみハイウエイ
最後まで迷ったが
右手と左手でじゃんけんをして(アホ)
左手が勝ったので大分市方面にはいかずに
県道11号のやまなみハイウエイに行った
旅行は好きだが街に行くのは興味ない
車やバイクが好きなので
ドライブして楽しい田舎道が良い
狭霧台(由布岳)
湯布院の狭霧台にやってきた。
昔は全く知らなかったので素通りした場所だ
今はユーチューブに多くの映像がある
平日なので車は少なかったが
駐車場は満車で観光客がたくさんいた
願わくば快晴の由布岳をバックに
写真を撮りたかった。
別府地獄めぐり
別府と言えば地獄めぐり
駐車場は無料だが満車で観光バスも多い
観光客も日本人より韓国人が多かった
入場券が値上がって2,400円となっていた
午後3時に着いたが見学は夕方の5時まで
今日は絶対全部見ようと思ったが
歩く距離が広いので無理かな
AZホテル大分別府駅前店
車で移動したので7地獄を全部見る事が出来たが
血の池地獄等の二ヶ所が離れているので
見終わったのは終了直前の17時少し前だった
今日はCoCo一番の持ち帰り弁当を買って
AZホテル大分別府駅前店が行ったが
何と駅前と言う事で駐車場がない
結局有料駐車場に停めることになった。
七日目
一度は行きたかった第二次世界大戦の末期に
人間魚雷回天の実物模型が展示されている
日出町(ひじまち)にある回転公園に向かった
ホテルから一時間弱で到着したが
公園までの道が細くて長く感じた。
誰もいなかったが綺麗に整備されていて
修学旅行生も見学に来ると書いてあった。
人間魚雷回転
実物は長さ14.75mあり人間と比べてみても解る程大きい
説明を拝見したが8月12日に弾薬と共に人間が入り
出撃待機命令を受けたが8月15日に
出撃しないまま終戦になったと記してある
九州は戦争の遺物が多く展示されているので
人の命が簡単に奪われたかを身にしみて感じた。
未来永劫に平和を願う
回転神社
公園のすぐ近くには回転神社があった
回天の3分の1の模型や海中から引き上げられた
九三式魚雷後部なども奉納されている
神社へは斜度がきつい上り坂になっていて
わざわざ車でも大丈夫と看板に書いてあるが
マニュアルミッション車では辛かった。
門司港へ
国道10号を3時間かけて門司港に到着した。
車は多いが流れは良いので走りやすい
途中で休憩を入れて初めての土地をドライブ
高速を走れば早く着くが
時間に余裕があれば目的地まで下道を走る
それが旅の楽しさだと思っている
下関港
巌流島へ渡島する方法を調べたら
現在は門司港から出航していなくて
下関港まで行かないと行く事が出来ない
ただ、関門トンネルが渋滞で全く動かない
イライラがマックスになり
結局一時間以上無駄にしたので
下関港へは関門海峡大橋で行く事になった。
巌流島
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地
巌流島に19年ぶりにやって来た。
巌流島の見学は往復の乗船時間を含めても
一時間あれば充分である
小さい島で決闘のモニュメントしか無いし
半分は立ち入り禁止になっているから
新門司港へ
帰りは関門トンネルで門司まで行った
九州最後に門司レトロを見学しようと思ったら
下関へ渡る道路が関門トンネルで、まだ大渋滞で
門司レトロの方まで車の列が伸びていた為に
観光をあきらめて新門司港に向かった
時間が早かったので一便の「きたきゅうしゅう」と
二便の「きょうと」が同時に見えたのはラッキーかな。
出航
午後19時50分発の大洋フェリーだが
18時には乗船が始まった。
フェリーの旅は何度も利用しているが
二時間も前から乗船したのは初めての経験だ。
すぐに風呂に入って旅の疲れを取り
のどちんこにビールを流し込み晩御飯を食べた。
ほろ酔い気分で艦板に出て九州との別れを告げた
最終日
九州へ来た時の一便のフェリーと違って
ベッドの大きさは同じだが間口が広いので
頭をぶつけなかったのは助かった
朝の5時までぐっすりと寝れた
目が覚めれば何もすることが無いので
フェリーの中をウロウロ散歩
6時40分明石海峡大橋が見える所まで来た
明石海峡大橋
朝の7時20分通常より10分遅れで
明石海峡大橋を通過する案内放送があり
それを一目見届けようとデッキには
大勢の人が上がってきた
外は滅茶苦茶寒く風邪をひきそうだったので
風のあたらない場所を探してその時を待った
大阪南港
大阪南港には定刻の8時30分に到着した
赤いラインが入った
オレンジフェリーが真っ先に目に入った
ただ、到着後に人だけは降りれたが
車両と共に乗船した人は下船が出来ない
車の中で30分以上待たされて
下船できたのは9時を過ぎていた。
旅行後記
七泊八日の九州旅は八日間の内
九州内で三日間は雨の予報が出ていたが
幸いにも夜のうちに雨が降っただけで
昼間は天気になり、つくづく持っている男だ思う
また、今回の旅の全走行距離は2,000kmで
その内450kmが家と大阪南港までの往復なので
九州を一周した走行距離が1,550kmとなり
広さが北海道の半分だと言う事が良く解った。