九州
ようこそ!ぐるり九州の旅へ

06年8月


今までゴルフやスキー等で重宝していたランドクルーザー80が
排気ガス規制のため車検を受けることが出来なくなったので
前から欲しかったトヨタのアルファードを新調した。
7月末に納車されたので今年の夏休みは九州へ行くことにした。
ただ、自宅を夜の11時に出発して名古屋ICから高速に乗ったが
順調に走れたのは、ほんの少しだけだった。







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大渋滞(初日)

名神高速 中国自動車道

一宮ICから神戸JCまで渋滞していて
京都を通過する時には夜が明けてきた。
中国自動車道に入っても渋滞が続いていて
トイレを探したが途中にはSAも無かった。
偶然にも中央分離帯付近で事故処理していた警察官に
トイレの場所を聞くと高速道路から出ないと
無い事を聞き結局降りる羽目になった。
高い料金を取るくせに最低限のサービスが無い事に頭にくる。


ウエルサンピア福山

ウォータースライダー付き ウエルサンピア福山

再び高速に乗って福山東で降りてホテルに到着
値段が安かったので期待していなかったが
ホテルは立派でゴルフ練習場やプールまであり
チョッとびっくりした。
チェックイン後に市内に夕食を食べに行き
腹いっぱい飲んで食べた後ホテルに戻り爆睡した。


大和ミュージアム(二日目)

大和ミュージアム 戦艦陸奥の主砲身

呉市の大和ミュージアムに行き
戦艦大和の模型(10分の1)を見学。
屋外には戦艦「陸奥」の主砲身や
潜水調査船「しんかい」などの実物も展示されている。
広島の原爆ドームも見たかったが
時間や駐車場が無くて素通りしてしまったので
家に帰ってから何故見学しなかったのか今でも悔やまれる。


展示品

人間魚雷 ゼロ戦 戦艦大和の模型

展示室の零式艦上戦闘機や人間魚雷「回天」
特殊潜航艇「海龍」などはすべて本物だそうだ
厳島神社は駐車場が満車の為
車を止めることが出来ず遠くから見るだけだった。


九州へ

関門橋 ホテルかんざき

今日中に九州まで行きたいので再度高速に乗るが
関門大橋に近づくと渋滞になった。
後で理由が解ったが本州の山口県側で
盛大な花火大会が開催されると聞き妙に納得した自分がいた。
関門海峡大橋から先の九州自動車道は順調に流れ
佐賀県の国民年金保養センターには
夕方前に無事到着した。


長崎平和公園(三日目)

平和祈念像 平和の泉 乙女の像

平和の泉の石碑には
「のどが乾いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが
一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとう油の浮いたまま飲みました」

書いてあったのを読み涙が止まらなかった。


長崎原爆資料館

長崎原爆館 止まっている時計 実物大の原子爆弾 平和祈念館 追悼空間

平和公園で恒久平和を祈った後に長崎原爆館を見学。
広島の原爆ドームほど悲惨な物は展示して無いが
戦争や原爆投下は二度とあってはならない。
このような展示館は
戦争を知らない子供たちに見学してもらうべきだ。
また、1945年8月9日11時02分で止まっている時計は
展示品の中で特に印象に残った。


あぁ〜長崎は今日も晴れだった♪♪

観光船 九十九島 希望号

九十九島の遊覧船観光はこんなものかな?という感じで
場所は違ってもみんな同じ景色(仙台の松島等)に見えるし
記憶も全く残ってないのが残念だ。
ちなみに九十九(くじゅうく)とは
数がたくさんあるという意味で使われる例え言葉で
実際の島の数は208もあるそうだ。


雲仙

かんぱーい お糸地獄 雲仙

今晩の宿泊地である島原半島に向かった。
国道206号は渋滞していて
雲仙に着いた時には午後4時を過ぎていたので
先にホテルにチェックインしてから付近を散策した。
雲仙地獄で食べた温泉たまごは美味しかった?(ほんまかいな)
お糸地獄は不貞をした上に夫を殺したお糸という女性を
処刑した場所であると書いてあった。


普賢岳(四日目)

普賢岳 普賢岳

次の日
島原半島からフェリーで熊本に渡る前に雲仙普賢岳を撮った。
十数年前に大噴火した時に被害状況をテレビで見たが
今日は天気も良く綺麗な普賢岳が撮れた。


鹿児島

道の駅たるみず 道の駅たるみず 桜島をバックに

熊本から高速に乗って一気に鹿児島に向かった。
大隅半島から桜島に入りフェリーで薩摩半島に渡るつもりだ。
桜島を見るのは今回で二度目だが
前に来た時は噴火中だったので火山灰でよく見えなかった
今日は穏やかで天気も良く
道の駅「たるみず」から見る桜島はとても綺麗に見えた。


桜島

薩摩半島へ フェリーから 溶岩がゴロゴロ

過去の噴火で山頂部分が吹き飛んだが
特徴ある山の姿は気に入っている。
国道220号から別れて桜島に入り国道224号に入ると
道路には相変わらず噴火で飛び散った溶岩がたくさん残っていた。
二時間程過ごしてから薩摩半島(フェリーで40分位)に渡ったが
何故かフェリーでうどんを食べている人が多かった。


城山公園

西郷隆盛が隠れていた洞窟 城山から見る桜島

西郷隆盛が隠れていた有名な城山を見学した
観光客用に造られていたので実際の洞窟は違っていると思う。
城山の頂上までゆっくり歩いて数分で着いた
ここから見る桜島も綺麗だったが
ライトアップされたら夜はもっと良さそうに思えた。
また、駐車場の脇にある土産屋では
お釣りを100円札でくれるが
何故こんなにたくさんあるのか不思議だ。


知覧

知覧特攻基地 特攻像「とこしえに」

間違えて知覧武家屋敷に入ってしまった
何となく雰囲気が違ったので入場券売り場で確認して
一度は見学したかった知覧特攻基地に向かった。
知覧は昭和17年大刀洗陸軍飛行学校の知覧分教場として開設され
昭和20年本土最南端航空基地として沖縄戦の特攻基地となって
多くの若者がここから飛び立っていった。


特攻平和会館

特攻平和会館 三角兵舎 三角兵舎

特攻平和会館には零式戦闘機や特攻隊員として
若い命を終えた1,035名の遺影、遺書、遺品等が展示され
特攻平和観音堂には1,026柱の特攻隊員の霊が祀られていている。
平和会館で特攻隊の置手紙を読むうちに涙があふれてきたが
ここは撮影禁止のため写真は無い。


指宿

国民休暇村 指宿 指宿

今日からの二日間は指宿国民休暇村で泊まる予定だ。
国道226号沿いにあった公園で休憩したが
錦江湾は内海なのに想像出来ないほど綺麗で
ヤシの木もあちこちにあり南国ムード一杯だった。
指宿と言えば砂風呂で前から絶対入ろうと思っていたが
現地に到着するとあまりの気温の高さに
わざわざ熱い砂風呂入ろうと思わなくなりパスした。


知林ヶ島(五日目)

魚見岳から 知林ヶ島

国民休暇村から車で約20分程で行くことが出来る魚見岳からは
指宿海岸や知林ヶ島をはじめとする指宿市内を一望することができる。
道路が狭かったので登って行くときに不安がよぎったが
到着した時には絶景が待っていた。
8月のため観光客は我が家族だけだったが
指宿では花見ポイントとして多くの人々が訪れるそうだ。


フラワーパーク

開聞岳 フラワーパーク フラワーパーク

フラワーパーク鹿児島は温室のような設備はなくて
そのままの状態で屋外に植え込んでいたのは
さすがに本州最南端である。
その為にいかにも南国ムードが自然体で目に心地良く
日常から抜け出して別世界で遊ぶような楽しい空間だった。
フラワーパークからの景色はお気に入りで
鹿児島へ来た人はぜひ寄って堪能してください。
絶対にお勧めです。


開聞岳

長崎鼻より 開聞岳山麓より 西大山駅駐車場

薩摩富士とも呼ばれる開聞岳は標高924m。
日本最南端の駅(西大山駅)から見る開聞岳は
左右の形が均等で実にかっこいい
西大山駅は北側に漬物工場があるだけで
周囲には畑が広がっている。
このため秘境駅とも言われているそうだが
周辺は平坦で国道226号もそばを通っているため
アクセスは容易である。


池田湖

イッシー 池田湖

池田湖は周囲を深い緑に囲まれた九州最大のカルデラ湖である。
20年ほど前に観光ツアーで来た時に
ガイドさんがバスは止まりませんが
謎の怪獣イッシーがいるとの噂があるので
ぜひ見てくださいという案内があり目を凝らして見ていたが
残念ながら見逃してしまった。
今回とても楽しみにして行ったが思わず「がっかり」
バスが止まらず車窓からの意味がよく解った。(笑い)


熊本(六日目)

阿蘇おさるの里 どれだけ飛べるか 記念撮影

台風が近づいているので二日間宿泊する予定だった
指宿の国民休暇村をキャンセルして鹿児島を後にした。
阿蘇おさるの里は平成3年に見て以来二回目だが
今回も無理難題のアドリブに答えてくれて面白かった。
退場時には、いっしょに写真を撮ってくれるサービスもある。
日光猿回し劇場と同じ経営?だと思うが
日光は観客席の段々が低くて後ろの席では見難いので
小さな子供は阿蘇をお勧めする。


熊本城

熊本城 忍者? 加藤清正

加藤清正が建造した熊本城
見学した時は工事中のため全部見る事が出来なかったが
日本三名城の一つとされ
「清正流(せいしょうりゅう)」と呼ばれる石垣の上に
御殿、大天守・小天守、五階櫓などが詰め込んだように建てられ
一大名の城としては「日本一」だと思う。
ん・・・何故か石垣に上に忍者がいる??
ちなみに石垣の高さは20メートルあるそうだ。


阿蘇

米塚 阿蘇

阿蘇のホテルを急遽予約して阿蘇山を観光したが
天気が悪い為に山頂へ行く事が出来なくて
噴火口を拝見することができなかった。
修学旅行を含めて阿蘇へ来るのは三度目だが
天気が良かったのは三年前に来た時だけで
今回も阿蘇山系の素晴らしい景色を堪能できなかったが
風が強いので雲の流れが早く時折見える景色に急いで写真を撮った。


大分

竜巻地獄 かまど地獄 血の池地獄

阿蘇からやまなみハイウエイで大分県に入るつもりが
国道212号に入ってしまい
戻るのも面倒なので結局九重ICから別府を目指す。
到着したのが午後4時くらいだったが
八カ所の地獄めぐりの切符を購入して全部見た。


海地獄

海地獄 コバルトブルー

別府地獄のなかでも
最大の海地獄はコバルトブルーの色をしていて
地獄というのがふさわしくないように感じた。
ちなみに池の青色は
温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためと
記してあった。


地獄めぐり

なぜか毘沙門天が 鬼山地獄 白池地獄

鬼山地獄は熱湯や熱泥での地獄ではなく
地熱を利用して繁殖させた
約100頭のワニによる「地獄」である
他の7地獄とは意味合いが違うが
毘沙門天の像があったのには違和感を覚えた。


湯布院

街並み 由布岳? 由布院駅

湯布院はプロ野球の選手がシーズンオフに
疲れを取る為に湯治に来ている場所だし
有名な温泉に浸りかったので是非来たかった。
ただ天候があまり良くなかったので
早めに宿にチェックインした。


宿泊ホテル

由布山荘 由布山荘 観光辻馬車

真夏なのにホテルにはクーラーが無かった。
涼しいはずだからと理由を言われたが
暑がりなので無理やり扇風機を貸して貰った
確かに夜は涼しかったが納得できない。(怒)
風雨が激しくなり観光する気にならず福岡に向かった。
高速道路では台風の影響か車が横倒しになっていたので
通行止めならない事を願い安全運転で走行した。


福岡(七日目)

大宰府天満宮 大宰府天満宮 神牛

福岡県に入るころには風も弱まってきて
大宰府天満宮に無事到着した。
さっそく学問の神様にお願いしたが子供たちの態度では
頭が良くなる可能性は無いかも知れない・・・
また境内のあちこちで見ることができる神牛は
菅原道真の遺骸を牛車に乗せて進んでいたところ
急に牛が伏してその地に遺骸を葬りした事からきている。


恐竜博物館

恐竜博物館 恐竜博物館

雨が降っていたのでスペースワールドは止めて恐竜博物館に入る。
実物大に再現された太古のジオラマの中を
恐竜ロボットや昆虫がリアルに動くエンパイラマ館は迫力満点!と
うたわれている。(こんなものかな?という感じ)
誰が造ったか解らないが箱物はやっぱり面白くない。


門司レトロ

関門海峡 門司レトロハイマート 旧・大阪商船

今夜の新門司発大阪行きフェリーで帰る予定なので
台風の影響も無く出港すると聞きひとまずほっとした。
出発まで門司レトロを観光したが
子供たちは興味が無く退屈そうだった。
高層ビルのレトロハイマートの展望室からの景色は素晴らしく
ビルの中をぐるりと一周したときに巌流島を発見
全く知らなかったので思わずニヤリとした。


巌流島

勝負だ 巌流島 桟橋

いわずと知れた
佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の地だ。
門司港から巌流島までは
日に5便が運行されており15分程で着いた。
ここには二度と来れないと思い
心と目にしっかり焼き付けた。


新門司港

阪九フェリー 受付カウンター

さぁ!この後はフェリーに乗るだけだ。
新門司港は門司港から小さな山を一つ越えた所にあり
車で20分も走れば到着した
フェリーはすでに着岸しており改めて大きさに感動した。
乗船手続きを終えて客室に行き荷物を整理して風呂に直行
部屋に戻りビールを3本(500ミリ缶)ほど飲んで疲れを取った。


兵庫(八日目)

明石海峡大橋 夜明けのデッキから

二等客室は狭くてゆっくり出来なかった。
夜遅くデッキに出たが誰もいなかったので
すぐに戻り結局長イスで一夜を過ごした
明石海峡大橋の夜景を見たかったので
夜明け前にデッキに出た。


神戸港

誰もいないデッキ 航路図 神戸港

朝早く神戸港に到着した。
寝不足ぎみだが
後は自宅に向かって高速道路を走るだけだ。
今回の旅は愛知県から鹿児島までと
16府県を走り抜けても
全走行距離は2,500キロと少なかった。


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