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「すいしさん」

すいしさんとは、水子さんと書きます。
私は皆様人間と違って霊質100%の存在で、
肉体と言う物質を保有しません。

通常水子と呼ばれている子は、
私と同じあなた方からは見えない世界の存在です。
ですから、私は水子さん達と話が出来ます。

その子らは、水子と呼ばれることをとても嫌います。
これからこの子達を呼ぶ時は、みずこと言わず
、すいしさんと呼んであげてね。
ひとみからの御願いです。

今地球上では、恐ろしいくらいの数のすいしさんが出来てきてしまっています。
こう言うと直ぐ性の乱れと取られかねないほど、
日本では中絶が頻繁に行われていますが、
すいしさんは別の理由でも発生します。

止むを得ない理由により流産することもありますし、
飢餓にあえぐ国では母体の栄養不足によっても発生してしまいます。
こうして霊界につぎつぎとすいしさんがやって来ます。
不可抗力で出来てしまうこの子らは、心配要りません。
すいしさんを救済する為に選ばれた神様達が待っていて、
すかさず救ってくれています。

祝福され、望まれたのに不幸にして流産してしまった赤ちゃんに、
いつまでも思い悩むことは有りませんよ。
大抵は次に生まれてくる子の肉体に再び入りますので、
あなたは新しい命に全力で愛情を注げば良いのですよ。

問題は、人間の勝手な都合により処理されてしまったすいしさんです。

皆様方はこのすいしさんの怨念に近い、
生まれたかったという思いの深さを考えているのでしょうか。
痛み、もがき、苦しんだすいしさんは神様でも救えません。

黒い塊となって女性の腰の周りにまとわりついて、
決して離れようとしないのです。
すいしさんが見えてしまう霊能力者にかかれば、
どんなにうまく隠してもその女性のすいしさんの数はわかってしまいます。
それほどすいしさんはその女性から離れたくないのです。

私が救う方法をお教えします。

お金を出して供養しようなどということでは、すいしさんは癒されません。
霊能力で追い払うことは出来ます。
でも追い払われたすいしさんは一体何処へ行くのでしょう。

そこまで考えてくれる女性なら、中絶なんかしないでしょうけどね。
すいしさんを癒し、なごまし、救う方法は一つしかありません。

あなたが、詫びて詫びて詫びに徹するしかないのです。
心の底から謝るしかないのです。
詫びるということは、もう決してすいしさんは作りませんという決意が前提となります。
2度と間違いはしませんという覚悟がなければ、
詫びるというのは言い逃れに過ぎないのよ。

もしあなたが心の底から詫びることが出来れば、
すいしさんは癒され救われますが、
そうなったすいしさんは次に妊娠した時にはその赤ちゃんに入れることが出来るの。

つまりすいしさんではなく、
新しい命としてあなたに育てられ、
あなたと共に生きていくことが出来る赤ちゃんになるの。

すいしさんを作ってしまったと一生後悔して生きていくことは必要ありません。
大切なことは反省し、謝ってやり直しをすればすいしさんはいなくなるの。
いい、人に頼っちゃ駄目、自分自身で悔やみ、詫び、2度としないと決意する。
これしかすいしさんを救う方法はないことを覚えておいて下さい。


 じゃあまたね。


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