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「体はあなたの所有物ではありません」<3>

さあ、いよいよ本題です。
想念上の体、霊細胞からなる体、そして元素から成る貴女の体。
やっと貴女は息をしている自分の体と巡りあいました。
ここで大きな錯覚に陥るのです。

貴女はだあれ?
貴女はどこから来たの?

わかるはずありませんよね、当然です。
でもね、しんやおじさんはもうわかっているの。
おじさんは、おじさんという「魂」ですが、正体はまだ秘密です。(笑)
しかしどこから来たかはばらしちゃうわね。
南十字星の中心にある「見えない星」からやってきました。
なんかいかにもしんやおじさんらしくて、笑っちゃうわね。

その魂が、「神様が苦労の果てに完成させた体」の中に入り込みました。
その瞬間に「魂」は自分が誰であったのか、どこから来たのかを忘れました。
忘れることが約束で、人間として生きていくことを許されたのだから、文句は言えません。
満天の星の中から、人間として生きていくことを許されることの幸運さ。
貴女が人間でいることの凄さ、なんとなくわかってきたでしょ!

さて問題は、魂のいれものとしての体です。

肉体という「元素のかたまり」の体ですが、
霊細胞で裏打ちされていることはもう知っているわね。
霊質というのは光ですと明かしました。
このことは神の世界でも、隠しに隠してきたことです。

ええい、もうこうなったら全部ばらしちゃえ。
光は「意思」があります。感情があります。言葉ももっています。
まったく魂と一緒なのよ。
ただ「音魂(おとだま}」は声ですから、
声帯を持たない「光」には声ちう「音」がないの。

貴女の体の「ひな型」としての霊細胞は、生き物です。
あなたの魂と連動して、毎日を貴女のいれものとして、懸命に生きています。
そんな体をいじめてしまう「悪い感情」や「恨み」「嫉妬」「悲しみ」などは避けたいよね。
毎日一回は「体さん、今日もありがとう」と言いたいですね。

どんなものを食べようか?
どれだけ明るい感情で生きていようか、
今日他の体さんに親切にしましたか?
体のために笑いましたか?

話の最初のおばあさんは、85才まで生きていられるほど体が頑張っているのに
「味がわからない」
「白内障の手術をしたのに、目が昔のようには見えない」
「転んでしまって、骨はなんとも無かったけど、体が動かない」
「1週間も経つのに、ベッドから起きて、トイレに行くぐらいしか歩けない」
毎日毎日体に文句ばっかり。

もし貴女が「体さん」だったら、こんなこと言われ続けて、ストライキ起こさない?
意地でも治してやるもんか!と。

さあ、貴女は自分の体は自分という「魂」の
所有物じゃないことが、良くわかったでしょ。

ここまで知っちゃて
貴女はこれからどう生きて行きますか?


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