<若いお母さんへ>

15才を過ぎてしまった貴女、特に若いお母さんにお願いがあります。

小さな子供だった頃、泣く泣く嫌いな食べ物を食べさせられたでしょ。
特に学校では、理不尽にも、少ない時間で
一定の食べ物を好き嫌いなく全部食べさせられた、ニガイ思い出があるはずです。
ましてや、親となった今でも、やはり本音を言えば、
遠慮したい食べ物があるはずです。

話は突然変りますが、私には3人の子供がいますが、
小さな頃には、あるひとつのことについては「天才だ」と思った事が良くありました。
勿論、それ以外のことについては、こりゃダメだとも思いましたがね。
親バカの代表でしょうか。

しかし、宇宙的に言えば、
人間は何かしらの才能を持った天才で生まれて来ることは間違いありません。
でも頭が良くて、親の期待に答える子を天才とはいいませんからね。
そこのところだけは間違えないで下さいね。
親としては、潜んでいるその子の才能をどう伸ばしてあげるのかが、
務めといえます。

どうしてか、日本人は個性を認めません。
ひとと違っていることに本能的な恐れを感じてしまいます。
ですから、子育てに自信がない親は育児書を頼る事になります。1
歳児はこうでなければならない、3歳児はこうでなければならない。
もし遅れているようだと、隣の子に負けたと、子供を叱ってしまいます。

もうやめましょうよ。
あなたのお子様は世界にたった1人の人間です。
他の子と違っていなければ存在価値がないのです。
違っているからこそ、あなたの子として、あなたと巡り会ったのです。


その子供は、この地球上に何かをしに生まれて来るのです。
仕事といってしまってもいいでしょう。
それには、その子の才能を伸ばしてあげなければなりません。
ファーストフードや炭酸飲料に走らなければ
子供の「好き」と「嫌い」を認めてあげることです。

あなたの子は、何回も言いますが天才です
自信を持ちましょう。
全部、平均点を取る事ほど、つまらない事はないのです。
たったひとつでも良いところを見つけてあげて
、どんどん誉めてあげるのです。
子供は、たったひとつのことに、天才であればよいのだとは思いませんか?

子育てで格闘中のお母さんに御願いがあります。
ちょっと考え方を変えてみてください。

個性があるのだから、ゆっくりしか食べられない子もいます。
それを叱ってしまうのは
廻りの親や先生にとって都合が悪いからだけで、
早食いよりどれほど体に良いことでしょう。
少ししか食べれない子がいますが、
ュースや甘いお菓子の食べ過ぎ
だけを注意してあげれば何の問題もありません。
良く見ていると、食べ物相性の通りに
ちゃんとその子にとって必要な食べ物は、
毎日ひたすら食べていることに気が付くでしょう。

最後に責任を取るのは親であるお母さん、あなたしかありません。
あなたがお子様のことを良く観察し、個性を見つけ出し、
守ってあげなければなりません。
せめて食べることを通じてでも、自信を持って、
「この子はこれでいいの」と言ってあげて下さい。
御願いします。お母さん、私は
貴女に期待しますよ。



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