<はじめに>

食べ物相性占い「初級コース」をお散歩していただき、ありがとうございました。初級コースでは出来るだけわかりやすい言葉を選びましたので、かなり曖昧な文章になってしまいました。ですから読まれた方は、もどかしさを感じられたかと思います。

「上級コース」では、もっと詳しく食べ物相性について知りたいという人の為に、かなり突っ込んでお話をするつもりです。しかしながら原理を説明すればするほど、食べ物相性は今までの常識とかけ離れているために、最初はわけがわからなくなる事を私も経験しています。よって、<はじめに>の章では正確では無いかもしれませんが、例え話として「24タイプ占い」を説明してみます。この方が「あっ、そうか」と感じてもらえるかも知れません。

(食べ物相性占いの概念)
この占いは「無病息災」を目的とする「健康法」ではありません。病気をしないことが本当に 「幸せ」とは言い切れないからです。病気が教えてくれることが、いっぱいあります。
現実に作者であるこの私が、若い頃からのグルメと肉好きの為にすでにボロボロの体になっています。もう少し早く神様に出会い、食べ物相性を教えてもらっていたらと悔やまれます。でもこの後悔は間違っているのです。

体の何処にも変調や痛みが無かったとしたら、人間は自ら考えるということを止めてしまうでしょう。苦しいから何故だろうかとか、どうしたら直せるんだろうかということを考え始めます。そしてその時食べ方や運動法を自ら試してみて、病気の体にはこういう風に効くんだということを体験できるのです。病気のお陰です。

もう治らない体になってみますと、幸せと健康とは何の関係もないことを思い知らされます。
夢を捨てず、気力充実して毎日を感謝して生きることは、病気持ちの体にだって出来るのです。そんな毎日は「幸せ」以外の何ものでも有りません。最後には「心」です。

あなたの心、精神力は、あなたの体の一つ一つの細胞が生み出しています。どう生きるのかはあなたの頭脳が考えますが、気力は細胞全体が奮い起こしているのです。それだけにあなたは細胞の中の吸引元素と旋回元素を理解しなくてはならないのです、

<吸引元素と旋回元素>
吸引元素はあなたの中で足りなくなるミネラル
旋回元素はあなたの中で余ってくるミネラルと、各生まれ日の食べ物相性の項目で説明していますが、ここではもっと具体的な例え話に置き換えてみます。

吸引元素は、燃料と考えて下さい。車がガソリンや軽油や電気で走るように、人間も一人一人がそれぞれに違った燃料で生きてゆくということです。例えば吸引元素がカルシウムである人は、燃料がカルシウムなのです。ですからいつもカルシウムが足りません。燃料切れになれば元気は出ませんよね。

一方、旋回元素とは車が出す排気ガスのようなもので、あなたの細胞からどんどん出てきてしまいますので、体全体にとっては処理に困ってしまう元素になります。細胞にとっては必要不可欠なのですが、余り過ぎが血液を汚す事になってしまいます。あなたは排ガス規制をしなくてはなりません。

しかしこの説明は、正確ではありません。あくまでも神様は、「24の元素バランスと吸引旋回」を私に教えてくれたのです。勝手な自己解釈は許されるものではありません。ですから正確な理解が求められましたが、同時に、こんな馬鹿なことは信じるべきではないとも思いました。この占いを初めて読んだ貴方もそう感じたでしょう。

こんなもん信じれるもんか!作者である私としても最初は皆様とまったく同じでした。
その頃私は、「宇宙には見えないけれど神と呼ばれる存在の方がいらっしゃる」と思い始めていました。人間には真空はなにも無いように見えるけど、実際は確認されないなにかで埋め尽くされているということ知ったからです。
でも拝んで何かを期待しようとは考えません。信じた者だけが救われるという不公平さが、どうしても納得できなかったのです。

それでもとうとう最後には決心して「あなたを信じます」と口に出して言葉にしてしまいました。直後、そのせいかどうかわかりませんが、突然にやってきた「波動」に30分間ゆさぶられました。それ以降不思議な体験が続いています。

しかし心から神を信じたとはいえ、その神が私に教えた「24通りの元素バランス」は到底信じられるものではありませんでした。このへんのいきさつは、<終わりに>で書いていますので読んでみて下さい。

「こんな現代栄養学を無視するようなことは、信じられません」として、受け取りを拒絶しました。がやはり気にかかりますので、それから15年間、コツコツと会う人会う人に誕生日と食べ物の好き嫌いを聞いてきました。
その結果、「占い」の通りの、一見偏食としか思えないような食事をしている人が、すこぶる「健康」で「才能」をいかんなく発揮していて、どの世界でもリーダーとなっていました。「占い」は「当たっていた」のです。
食べ物の好き嫌いを当てた時、よく言われました。「君はうちの食卓を見ていたのかね」と。

ところが体調不良で、やる気もなく、夢を失い、投げやりな人生を送っている人は、全員が、「占い」は「当たっていない」と言うのです。
しかも学校で学んだ通り、好き嫌い無く何でも栄養を考えて食べよう、理想の食事をしようと努力している人が、かえって心身共に不健康の森に迷い込んでしまっていました。
自然な食べ物相性に逆らっているのです。
好き嫌いはよくないものだと思い込んでしまっています。

私は、このことを「まことしやかな正論」と名付けます。

しかし、「占い」は「占い」です。科学的に証明が出来ません。
ですから、何も好き好んで世間を騒がせることもなかろうと放っておいたのですが、「ルナのひとみちゃん」や「24才のひとみちゃん」や数多くの「ひとみちゃん」が、
「おじさん、このことを早く皆に報せなきゃダメ。でないとかわいそうな子供が一杯できちゃう」と私のお尻をひっぱたきました。

非難の嵐が吹き荒れることを覚悟して、ここに公開します。


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