1.あいさつ
愛知県の職員を辞して4年がたちました。全国のトマト生産者に出会う機会も多くありました
昨年は宮崎県、徳島県、兵庫県、大阪府もちろん愛知県でも多くの生産者に会う機会がありました。資材高騰や黄化葉巻病で奮闘されている状況は頭が垂れる思いでいっぱいです。いい仕事をしてもらいたいと思う毎日です。
2008年4月
近頃人の前で話をする機会は農産物直売所の研修会、家庭菜園の講義さらに農業大学校の講義、地域の自治体のアグリスクールの講義などが多くなています。
話をすることで考えをまとめることが、頭の健康に役立つと思って、できる限り要望にこたえて、話す機会を減らさないようにしています。
しかし振り返ってみると、日本の農業はどこへいってしまったの、の感じが付きまといます。自分の食べるものは自分で作る、農業がそれだけになってしまえば残念です。産業としての農業に、関係した試験研究で長い生活を過ごしてきたものにとっては、これからの日本の農業がどこへ行くのか不安でたまりません。
今年になって私と同じ現役を終えた人たちを集めて、野菜栽培指導者の研究会を始めようと思っています。家庭菜園や企業の農業参入での野菜栽培や国際協力に培った知識や技術を再度使えないものかと考えています。最後のページに会の趣旨を示しました、ぜひ多くの人に使っていただければと思っています
2012年 4月 菅原眞治