MACHUPICHU 1


                  第4日 12月31日(日)
  mc5時00分 朝 食5時00分より   場所  1Fレストラン 集合時間6時30分  場所 ロビー

 昨日高山病にかかった女性3名も、本日のマチュピチ観光にはそれなりの覚悟で参加された。6時30分小型バスでサン・ペドロ駅に向かう。大晦日の早朝、雨が降るなかを土地の人たちが一家総出で、路上の店開きの準備に大わらわであった。正月には黄色で家を飾る風習があるそうで、黄色の花が目立つ。日本の菊に似た花もあった。 狭い道路で、露店のテントと対向車に阻まれ前に進めなくなったため、歩いて駅に向かった。
 7時30分、我々が利用したアウトバコンは、スチュウワデスのような制服を着た女性が、パーサーのような男性と一緒に昇降口で出迎えていた。座席は指定席で、飲み物・軽食・果物のサービスがあり、早朝5時からホテルで無理に朝食をとる必要はなかった。2両編成のスウィッチバック方式の列車は、簡単に進行方向が変わり、いらいらすることもなく順調にマチュピチに向かった。
 窓の外の風景は、マチュピチに近づくにつれ緑が多くなり、木々には蘭科の植物の宿り木姿がめだった。3時間で、アグアス・カリエンテス駅に着いた。土産物を売る女性や子供に取り囲まれながら、登山バスに乗り込んだ。登山バスは、乗り合いで、我々以外にもたくさんの客を乗せて11時に山に向かった。途中少年を1人乗せたので、彼がグッバイボーイだろうと想像した。
 いろは坂を30分かけてマチュピチの入り口に着いた。予想より温度が高いため、着衣や荷物を入り口で預ける人が多かった。
 これから、14時30分の集合まで心ゆくまでマチュピチの遺跡を楽しんだ。
 帰りに谷底にきれいな虹がかかっていたのが印象的であった。集合後、すぐにバスは、出発し、グッバイボーイの悲しそうな叫び声を効きながら駅に戻った。駅の近くのレストランでバイキング方式の昼食(15時をすぎていた)を頂いたが、果物をたくさん食べた。土産物を買い15時50分アウトバコンに戻りクスコへと向かった。途中車内便所のしきりの戸が開かなくなり、隣の列車に飛び移って用便をするというおまけもあった。 帰りは、後ろにたくさんの車両を連結し、登りと言うこともあってクスコに戻ったら20時をすぎていた。
 大晦日の夕食は、フォルクローレを聞きながらペルー料理をレストランで頂いた。ホテルに戻ったのは22時30分頃だった。
 大晦日のカウントダウンパーティーを現地旅行社のサービスで行うこととなっており、本日クスコに着いた6名の旅行グループと合同で23時過ぎよりロビーの横の部屋で、シャンパンを飲みながら始めた。
 3人のバンドは、他のグループのガイドとその友達でメキシコ音楽が得意なようであった。入倉さんの肝いりでとても良い思い出ができた。終わったのは24時30分くらいであった。



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