Nazuca 2


地上絵のパイロット アエロコンドル社を利用 地上絵のある砂漠 砂漠も緑が多くなった 地上に写る飛行機の影
博物館所蔵品 2000年以上前の作品 絵柄がユニーク 魚の絵 人物
鵜が魚をくわえている 鬼のような顔 鳥の絵も多い 女性裸像 文化の伝承結び文字
人骨でできた笛 鳥の羽でできたポンチョ 頭蓋骨の手術跡 妊婦のミイラ 長い髪の頭蓋骨


 ナスカの地上絵はイカの空港から遊覧飛行(30分程度)で見ることができる。パイロットが「左 宇宙人」と言えば左側の座席の人が眺める
ことができる。右側の座席の人は、旋回を待ち「右 宇宙人」の案内で窓から眺めることとなる。
 写真とかビデオを写そうと構えると視野が狭く、肝心の地上絵を見逃すこととなる。私は、ビデオを地上に向けたまま撮影状態にしておき自分の目で眺めていた。帰宅した後ビデオを再生したらほとんど写っていなかった。こんなことなら、撮影しなければ良かったと反省している。
 リマに帰る飛行機の時間待ちのため、イカの小さな博物館を訪れた。収蔵品は、プレインカ時代の焼き物・布製品・ミイラ・人骨等であったが内容は素晴らしいものだった。
 鳥や魚・両棲類などを描いた陶器の製品は、ほほえましく豊かな気持ちを浮かべさせるものが多く、これらが紀元前の作品であることが信じられない気持ちだ。西洋の文化と全く違った文化が南米で花開いていたのだ。
 彼らは、スペインの侵略により豊で暖かい文化は滅ぼされ、財宝は奪われてしまった。現在も貧困な生活をおくっている現地の人々にスペインはじめ西欧文明国は、どのような償いをしたか?疑問である。  


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