1月4日
イスタンブール(ドルマバフチェ宮殿・国立考古学博物館)


本日は唯一の自由行動日。トルコ出発前から計画を練る。最初にホテル(ハイアット・リジェンシー)の近くにあるドルマバチェフ宮殿に徒歩で訪れる。宮殿観光後タクシーでガラタ橋に行き魚釣りをする。魚釣り後、グランドバザールで買い物をし、国立考古学博物館へ向かう。こんな計画で臨んだのだが、ハプニングが3件。1つは、ガラタ橋へ行くタクシーがメーターを夜間料金設定のまま進もうとしたので注意するがなかなか承知しない。口論の末しぶしぶ納得させ、ガラタ橋まで行かせたが、料金の支払いでごまかされる。(なにせ○○万トルコリラとかで、お札を数えていたらひったくられた)。次は、博物館で係員から特別サービスを受け、鑑賞を一段と楽しんだことだ。3件目は、夕食後ハマムに行っておきた。寝かされた大理石の台がやたらに熱く、帰って背中を鏡で見たら赤く腫れ火傷をしていたことだ。言葉が通じないため我慢した結果だった。


ドルマバフチェ宮殿 1843年から10年以上かけて31代目のスルタンが造営した。大理石を用いたバロック様式とオスマン様式を折衷させた壮麗な建築物で、ボスポラス海峡に美しい姿を映している。内部は撮影禁止のため入り口だけの写真だ。


宮殿入口(帰りには人が並んでいた) 門の上部の美しい装飾 衛兵の姿勢を正す上官


ガラタ橋の釣り ガラタ橋では多くの人が釣りをしている。太い投げ竿のようなしっかりした竿を使っているが、獲物は10cm程の小鯵だった。日本から持っていったサビキ仕掛けを出して準備していると、”ヤーパン ヤーパン”と集まってくる。私の折りたたみ竿を見て一斉に笑い出す。しかし、引き出して長くすると”オー”とどよめきに変わる。仕掛けをおろすや早くも当たり。釣り上げると驚きの様子。釣った魚を隣に差し上げると、小エビのエサをくれる。20匹程度釣ったところで満足して終了する。(写真は、釣りに夢中で写さなかった)


国立考古学博物館


アレキサンダー大王の石棺



現在のレバノン領のシドンで発掘された大理石造りの石棺で、ギリシャ神殿を模し、周りはギリシャとペルシャの戦闘の様子や、獅子狩りを描いた彫刻が施されている。上の4枚ずつの写真は棺の左右の浮き彫りで左の2枚がアレキサンダーと云われている。


リチアの石棺
2頭のスフィンクスとケンタウロスが美しい


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