たけぼんの2歳の頃

抗てんかん剤
たけぼんが今までに飲んだ薬はリボトリール、バレリン
アレビアチンです。
この頃は相変わらず発作は頻繁でかなりの量の薬を服用していたせいか、ふらつきや食欲減退、吐き気といった副作用がでてしまいました。
2種類以上の薬を飲むと相互作用で薬の血中濃度が
あがってしまい、そのため副作用がでてしまう事があるので、このさじかげんは本当に微妙で難しいと思います。
       
        
  

大切な命
療育施設で知りあい、一緒に親子教室に通っていた子が
亡くなりました。風邪をこじらせて教室は休んではいたものの突然の知らせにただ驚くばかりでした。
このあとにも何人かの子共達が亡くなっています。
みんな弱くて小さい身体で病気と戦って力尽きていきます。
我が子を失った親の気持ちは計りしれませんが、子共達は短い命の中で私たちに残していってくれたものがあるはずです。
そのメッセージをしっかりと受け止めていくことが大切なのだと思います。きっと、どのお母さんも我が子として生まれてきてくれた事に感謝しているのではないでしょうか。
   

いつも一緒
点頭てんかんの発作はシリーズから単発の形に変わってきました。
そして、少しずつですが私の事も意識してくれるようになり、「おいで」と言うと手を出してくれるのがすごく嬉しくて何度も繰り返し家族で抱っこしたりしていました。
たけぼんがお腹の中にいるときに保母資格を取りました。
夏の暑い時にお腹の中のたけぼんと一緒に岐阜までも受験に行き頑張った事が今の私の支えにもなっています。
あの時一緒に頑張ってこれたんだから、この先つらい事があっても頑張っていけそうな気がするのです。なんと言ってもお母さんは誰よりもたけぼんとのつきあいは一番長いのだから。




                         

ひかりの家
来年には3歳になるので、上の子達の場合なら年少としてどこかの保育園にでも入園するのだろうけど、まだ歩けない壮流は行けるはずもなくどうすればいいのか悩んでいました。
最初、私と主人と壮流、それに市の家庭相談員さんとひかりの家に見学に行ったのですが、そこにはたくさんの大人と子供がいました。
誰が先生かお母さんなのかもわからないのですが みんなの顔がすごく元気で「こんにちわ」って声をかけて受け入れてくれるのが自然に入っていけそうでこの風景がとっても気に入ったのです。
ここなら親子で楽しく過ごせそうだと思いこの年の11月からこの母子通園施設に通い始めました。