2013年07月14日(日)                                        
長野 千人塚〜横川渓谷・蛇石 

今年の梅雨明けは、7月8日。 その早さに驚く。  そしてギラギラ・・っと強烈な日差しが照りつける。
例年梅雨明け一週間は、猛烈な暑さが続くが、今年も例外ではなかった。 連日35度越えの猛暑、気持ち良い暑さだ。

梅雨明け初走りは、諏訪湖そばの辰野町。  国道19号と国道153号に挟まれた山奥。 正直ここは、なにもないから、
いつもは高速で、諏訪まで抜けるか、あるいは、一般道なら権兵衛トンネルで行き来出来る。 だから、この辺りは、
目的がないと通ることすらない、空白域だった。

ただし、以前より一点?だけ気になっている場所がある。 それは <横川の蛇石>。 一見の価値ありらしい。

豊明I.C〜伊勢湾岸〜東海環状〜豊田勘八I.C〜国道153号(裏道経由)
いつもの如く、あちこち散策しながら目的地に向かう。  こんな時、小回りが効くスクーターは、ほんに便利な乗り物だ。  

 
最初は<沢城湖>  国道153号、飯田I.C近くから、山間にしばらく入ったところにある。


以前から、国道の看板が気になっていて、初めて寄ってみた。 正直、来る価値は無かったな。  
まっ・・キャンプと釣りが趣味の方なら、また楽しいのだろうけど。 でも、日曜の朝にだれもいないキャンプ場って・・。
 
国道153号〜フルーツライン 

 
<千人塚公園> 


天気が良ければ、中央アルプスが、目前に見えるけど、今日は雲に隠れてる。

 
それでも、ここは広々としている。


<緑の散歩道> あるくと感触がソフトで気持ち良い。

さっ・・次は一気に北上して、分水嶺公園に向かう。

 
<善知鳥峠> 分水嶺公園  


出会いと別れ、あるいは人生とか運命とか・・。 分水嶺の前に立つと不思議な想いが錯綜する。

さて・・いよいよ、横川・蛇石に向かう。        国道153号〜県道201号

 
途中、<横川・かやぶきの館>  ようするに、日帰り温泉 (宿泊も出来るみたい)

そして県道201号は行き止まりになり、ここが目的地、横川の蛇石だ。

 
早速、歩いて行ってみる。 ものの1〜2分。


おぉ・・ まるで、蛇が横たわっているようだね。 川の中に、もう一匹いる。


見ようによっては、恐竜の骨みたいだが、ほんに珍しい石だ。 

 
ここは、キャンプ場もあって、場内はこんな山奥の行き止まりだけど、賑わっていて驚いた。
林間の狭いキャンプ場だが、無料ということで、混雑しているのか、あるいは、デイキャンプだけかも知れない。

すぐ隣には静かな、場所もあった。


今日は、トチノキの下でお弁当。  自然に抱かれてるようで、最高のランチになった。
途中、ご婦人にもらった、おやきも美味しかったな。  ありがとう・・。

帰りは萱野高原に寄って行くつもりが、暗雲垂れ込めて来た。 先ほどから、ポツリポツリと来ていたが、一気に来そうだ。
慌てて合羽を着込み、雨雲に突っ込む  雷とともに、凄い雨、土砂降りになった。 横を軽四のおばさんが、まったく
意に介せず通り過ぎる。 ときにバイクは不便な乗り物になる。  

雨が止んだので、帰りも気になる案内看板に従う。  国道153号から、少し高台に入って行くと・・。


高森町 <やまぶき公園> 場所的に南アルプスが見渡せるかと思ってきたけど、ちと違った。 でも・・


途中の高台から見る、町の風景は素敵だった。 南アルプスは雲に隠れているが、この開放感は素晴らしい。


久しぶりのスクーターツーリング。 沢城湖に始まり〜千人塚公園〜分水嶺〜蛇石。 新しい景色にもいっぱい出会えた。  
歳のせいか、こんな軽量バイクが、Uターンを含め自由気ままに走れて、一番楽しいのかも知れない。 特に横川・蛇石へは
狭路の砂利道。 駐車場は傾斜まで付いて、大型バイクでは躊躇せざるを得ないだろう。  積載抜群、高速巡航問題なし、
燃費も35kmと、まさに旅ツーリングに打ってつけバイクだと改めて思った。 

国道153号〜国道257号〜県道11号〜ローカル道〜豊田環八I.C〜東海環状〜伊勢湾岸〜帰宅

本日の走行距離   km        黄昏度  横川・トチノキ