いよいよ念願の東北ツーリングが実現する。 苦節60年この日を待ち望み、テンションもピークになるはずが、
そうも行かない状況が次々に現れた。 まずは、天候。 曇天や雨ばかりの日々が続いた8月も終わり、ようやく晴天が
続く予報が出たにもかかわらず、ここに来て、一気に予報が変わり福島方面は雨マークばかりになってしまった。
さらに当初計画のローカル道での東北侵入ルートは、詳細にルート検討をした結果、まったく無理だと判明!
初日のたかが700km弱の福島・会津までのコースでさえ、その遠さに驚くばかりだ。 日本は大きい。
結局、雨でバイクは諦め車、そしてロッジモーティブさんお勧めの、ニコニコ・国道252号もまたの機会に持ち越し。
まっ、今回は車での観光ツーリング、これから先の東北みちのく旅のプロローグみたいことになった。
[1日目] 新潟経由〜福島・鶴ヶ城〜野口英世青春通り〜東山温泉 のち
新潟 米山S.A
会津 <鶴ヶ城>到着 1日目の陽が沈む前にここに来たかった。
思いの他良い天気。
鶴ヶ城は美しい。 やはり会津若松のシンボルだ。
野口英世青春通り
昔ながらの趣のあるレンガ道。 良い雰囲気だね。
<東山温泉> 到着。 まんず無事1日目が終了した。
[2日目] 磐梯山ゴールドライン〜裏磐梯〜五色沼〜西吾妻スカイバレー
〜山形/米沢・上杉神社〜小野川温泉 のち
<磐梯山ゴールドライン> 憧れの道だったが天気は冴えない。
五色沼を散策
次々に綺麗な沼が現れ、その景色に魅了される。
これ晴れていたら最高の景色だが、雨が降っていないだけでも有り難い。
しかし散策が終わると同時に土砂降りになった。 まぁ、良かったということだな。
雨の<桧原湖> この先<天元台>に向かう予定だったが、これではダメ! 予定を変更して一気に山形に入る。
<上杉神社> 到着
境内は広い。 見何処も盛り沢山。
園内には立派は博物館。 有料だったが特別展示もあり戦国絵巻を堪能。
(ただしほとんどが撮影禁止だと)
<小野川温泉> 夜景 2日目は、ほとんど雨で残念な1日。 そのぶん、のんびりと米沢ラーメンや米沢牛も
頂いたから良いか。 それにしてもここの温泉湯はめちゃ気持ちえがった。 こんな感触は初めてだ。 最高!
[3日目] 西吾妻スカイバレー裏磐梯レークライン〜猪苗代湖〜大内宿 時々
のち
小野川温泉の朝 とりあえず雨は上がった。 今日は、良い天気になって欲しい。
温泉そばにある <田んぼアート> やはりここは伊達政宗だね。
昨日は霧で何も見えなかったが、あらためて<西吾妻スカイバレー>
<西吾妻スカイバレー> 裏磐梯を望む 相変わらず雲が多い。
<桧原湖> 自然の湖はいいね。癒し度満点。
<裏磐梯レークライン> 小野川湖を眼下に望む
<裏磐梯レークライン> 今度は秋元湖。 素晴らしい景色の連続だ。
<中津川渓谷> レストハウス 今時どこにもこういう輩はいるもんだ。 おじいちゃんは悲しいよ。
気を取り直して、一面の蕎麦畑 広大な畑だけど人は見かけない。
磐梯山と蕎麦畑 そこいらの観光地よりずっと美しい!
<猪苗代湖> 周回道路
猪苗代湖と磐梯山 風が気持ち良い。
国道118号沿い風景 <孤高の一本松> こんな道はバイクで走りたかった。
<大内宿>到着。 岐阜や長野にも当時の宿場町はあるが、ここは全てが茅葺民家。 江戸時代の風情がそのまま残っている。
<大内宿>展望台 素晴らしいね。
新潟 米山S.A
今回の東北ツーリング。 東北の入り口にようやく立っただけだが、中部には無い、新鮮な景色に遭遇することが出来た。
当初の全日雨の天気予報も、雨は2日目と最終日だけとなり、どうにか美景も楽しめた。
しかし、風を感じない車ツーリングは、こうも達成感が薄いものかと、今更ながら痛感する。 帰りの高速では新潟から
長野道に入ると土砂降りの連続。 それも夜中の12時過ぎのS.Aには雨宿りのバイクが沢山立ち往生していた。
暗闇の中あの川のような路面を走ることは危険そのもの。 ふと、車であったことに安堵する一方、車は快適で便利な
乗り物ではあるが、安住の室内では旅心や自由度、そしてなにより達成感が大きく削がれることも事実なのだろう。
今回の走行距離
km 黄昏度 五色沼/猪苗代・蕎麦畑
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