2014年12月05日(金)〜08(月)                 
沖縄 沖縄本島一周 

今日から4日間の沖縄旅行に出掛ける。 これと言って、沖縄に興味や、目的があるわけでもないが、最近は
ネット格安個人ツアーも多く、とっても行き易い。 えっ!こんな値段で3泊4日しかも往復の航空券付きなの?
いやはや正直驚きである。 まさに下駄履きでエメラルドグリーンの海や首里城を見る感覚である。

[1日目] 中部空港那覇空港〜ムーンオーシャン宜野湾ホテル  


ちょうどこれから乗る、JTA便がゲートに入った。 ジンベイザメの機体が印象的だ。

 
定刻の午後2時の離陸。 見下ろせは、伊勢湾〜そして今年訪れた、和歌山・橋杭岩が見えて来た。
ほんま上空からの景色は実に面白い。そしてじきに九州上空だ。 
さらに今日はプロトレックで飛行機の高度確認をしてみた。当然、機内は気圧を調整しているから、まったく違う数値だが、
時計は高度2100mを記録していた。 実際は高度1万メートルとのことだが、時計の数値がどんどん上がっていくのは、
奇妙な光景だった。 離陸から1時間半過ぎ早くも、機体は高度を下げ始めた。

 
沖縄・アメリカ軍住宅街が見える。 人生初めて見る沖縄の景色だ。
早速、予約していたレンタカーを借り、本日の宿に向かう。 沖縄と言えばレンタカー。 いやそれしか観光地を
周る術はない。 それにしても、何処をみても「わ」ナンバーばかりで驚く。 

 
「ムーンオーシャン宜野湾」 到着。 今日は予約の関係で、ホテルがエグゼクティブスイートを用意してくれた。
えーー! 格安料金にもかかわらず、恐縮する。 贅沢な露天や部屋が3つもあり、沖縄第1夜を満喫した。


[2日目] 首里城〜御菓子御殿〜残波岬〜万座毛〜琉球村〜ブセナ海中公園   時々

今日は朝一で首里城に向かう。 沖縄と言えば・・というほどメジャーな所。 空いているうちに廻ろうと思う。


首里城公園・到着 まずは「守礼門」

 
狙いは大正解! 園内を順路に従い散策する


これがメインの「首里城」だ。


「園比屋武御嶽石門」
1時間半ほど散策して首里城公園をあとにする。 それにしても修学旅行生が多かったな。 定番なのかもしれないが
真剣見ている奴は記憶にない。 外に出れば、すでに公園に向かう道は大渋滞となっていた。 凄い人だね。

次は 「御菓子御殿」 観光地ではない。 普通のお土産屋だ。 

 
なんという立派な入り口。 首里城も真っ青だ。 
早めに土産を買って宅急便。 ほぼ手ぶらで旅行が出来るとは便利な世の中だ。 しかも配送料無料とは有り難い。
さっ、ここからは、どんどん廻るよ。 まずは予定通り、本島西側海岸を北上していくことにする。

 
<残波岬> 灯台は有料。 冗談でしょ! はい・・パスします。


車中で途中エメラルドグリーンの海がみえたが、ここはそうでもない。 荒涼とした海岸にしか見えない。

 
<琉球村> 到着

 
定番の民族舞踊だね。 一緒に踊ったり、記念撮影もしてもらい楽しいひと時だった。


沖縄といえば、こんな景色が何処にでもあると思っていたけど、こういう佇まいは、施設にしかなかった。
まぁ、地元で言えば、明治村や大正村も同じことだと思った。

 
<万座毛>


これがメインの岩礁。 どんより雲が残念だ。

 
<ブセナ海中公園>


ようやく天気が良くなり、海の色が綺麗だ。

 
海中塔に向かう橋。


<ゆりかし海岸> エメラルドグリーンの海に遭遇した。 素晴らしい、やっと沖縄らしい海の色だ。

 
本日の宿 「リザンシーパーク谷茶ベイ」到着。 ここで連泊する。
通された部屋は、駐車場側で海は見えず。 格安料金、これが本当の姿と納得する。 しか〜〜〜〜し!
夕方になると、フロントから団体予約の手違いで、部屋を変わって欲しい旨。 あ・・そう・・。 で、変わった部屋がなんと
最上階オーシャンビューのリゾートルーム4人部屋。 ありえない!昨日に続いて、今日も・・。 さらにここでは連泊だ。
目の前に広がる海が曇天にもかかわらず、めちゃ綺麗に見えた。


[3日目] 美ら海水族館〜古宇利島〜辺戸岬〜万座毛〜リザンシーパーク谷茶ベイ  時々

朝、目覚めると、眼下にエメラルドグリーンの海が広がっている。 なんと言う贅沢な景色だろう。
自分がお金持ちになったと勘違いしそうだ。  日頃の不運がこんなところで報われるとは・・。
・・って、何も不運は感じていませんでした。


夏になればこの海岸は混んでいるのだろうけど、静かな海岸は心落ち着く。
さぁ、今日も勢力的に廻るよ。 特に今日は連泊だから、遅いホテル入りでも問題なく、安気だ。

まずは、美ら海水族館に向かう。


<海洋博公園>  遠くに伊江島を望む。


<美ら海水族館> これがあのJTA機体のジンベエザメだ。

 
<海洋博公園> を散策

これからは西の海岸線を沿って、北端まで向かう。 今回の沖縄旅行で、最長ルートになる。 それでも100キロちょっと。
いつものツーリングに比べれば知れた距離である。

 
古宇利大橋に向かう途中のワルミ大橋。 沖縄には島を繋ぐ近代的で立派な橋がいくつもある。


遠くに古宇利大橋を眺める。 正直綺麗過ぎる!


今回の旅行で、この辺りが一番綺麗だった。 もちろん、青空が広がっていたこともあるが。

 
<古宇利島>


展望台に上がってみる。


眼下に<古宇利大橋>


橋上からの景色  エメラルドグリーンの海がめちゃ綺麗だ。

さらに海岸線を北上する。
海の青さがなくなると同時に、車も減りだした。 そして・・


最北の地 <辺戸岬> 到着。

 
ここは静かだ。 やはり北方面は観光地が少なく、あまり人気がないのだろう。 まして海岸が切り立っていて
マリンスポーツにも向いていないようだ。


今日は良い天気。 遥かかなたに<与論島>がよく見える。
帰路に着く。 思っていたほど時間は掛からなかった。 のんびり反対側海岸線でホテルに向かう。
同じ道でも良いが、本島一周という私の拘りだ。


今日はそこそこ走りました。 帰り着けば綺麗な夕焼けが1日の終わりを告げてる。
充実した日だったな。

 
今日も外に出て、夕食。 3日目になると、名物の沖縄料理は、ほとんど口にした。
さて、今日は何にしよう・・。


[4日目] 海中道路〜平安座島〜浜比嘉島〜知念岬公園〜琉球ガラス村〜
                          瀬長島〜那覇空港〜中部空港
  のち

沖縄旅行も最終日。 今日の目覚めも最高だ。 バルコニーに出れば、最上階でも波の音が聞こえてくる。
まさにリゾート。 私には、あまりに似つかわしくない言葉だが、それも今日でおしまいだ。
残念なのは今日の天気予報。 曇りから雨、まっ・・これまでの好天に感謝しよう。


朝一で海岸を散歩してみる。

 
数分歩けば、海の遊歩道に出る。 お世話になった、谷茶ベイ全景


気持ちの良い遊歩道だ。 夏になれば、相当な人出らしい。

今日は東海岸に出て、グルッと南端を周り、那覇空港に向かう。 出発便は夜の8時過ぎの離陸。
遅い理由は、安いから。 この時刻の飛行機は安い!空いている!お得便なのである。
その分、今日も目いっぱい遊び走り回るつもりだ。

 
今日の最初は海中道路


海の中の快走四車線道路。 このまま進んで<平安座島>に入る。

さらに 浜比嘉大橋を結んで、<浜比嘉島>

 
<浜比嘉島> と大橋。 この橋も立派です。


写真を撮っていたら島の子供が寄ってきた。 ”写真撮って!” 
ハイハイ、いくらでも撮るけど、送る術がないのです。 ゴメンなさい。


島の海はめちゃ綺麗だ。 曇天でもこの青さは、素晴らしい。 さすが沖縄、奥へ入ればまだまだ
昔の風情に触れることが出来る。

 
今度は<知念岬>


岬の向こうに広がる海が素晴らしいとのことだが、曇天でそれほどの感動はなかった。
そしてじきに雨が降り出した。  さらに南下する。


<嘉屋武岬> 到着

 
ここが沖縄本島、南端になる。 雨が強くなってきた。

 
次は<琉球ガラス村> テレビで見た覚えがある。 体験実習は人気があるようだ。


最後に瀬長島に行って飛行機の離発着を眺めるつもりも、雨が強くて写真は撮れなかった。

 
<那覇空港>到着。 そして離陸。 ありがとう、さようなら沖縄。 空港ターミナルが雨に濡れていた。

人生初の沖縄旅行。 その印象と言えば、美しい海や、数々の絶景。 さらに沖縄名物料理と尽きない。 
一方「わ」ナンバーの多さと、聞こえてくる言葉が、お隣の国のものばかりで、少し驚いた。

それにしてもホテルのゴージャスぶりには、幸運だった。 しかし帰りの機内で、家内が1万円足りないと言っている。
どうやら間違いないみたいで、居酒屋で払い間違えたようだ。 2人とも酔っているししかたない。 ホテルの幸運を
少し沖縄に返せたということで良いじゃないの・・。 そうそう・・そうだね。 納得する切り替えは、めちゃ早かった。

飛行機は偏西風に乗り、時速1000km。 行きより30分も早く、中部空港に滑り込んだ。 今回も良い旅が出来ました。