2014年04月06日(日)                              
三重・和歌山 丸山千枚田〜橋杭岩 

4月を迎えたが、折からの寒波襲来で、寒い朝になった。  今日は久々、三重方面に出掛ける。 とは言え三重
方面は見何処が少ない訳ではなく、行き帰りの東名阪の自然渋滞が、なんとも嫌気。 まぁ、朝の渋滞は時刻を
ずらせば回避出来るが、帰りの午後4時〜7時くらいの集中は、なんともしがたい。

しかし、今日は別。 遠く和歌山・橋杭岩を目指す。 この辺りを帰りに通過するのは午後9時以降の計算だ。

伊勢湾岸〜東名阪〜伊勢自動車道〜紀勢自動車道〜紀伊長島I.C〜国道42号
熊野方面は高速やバイパスが整備されて、ほんま便利でストレスなしのツーリングが可能になった。

最初に花の窟神社を散策してみる。


国道42号傍らだが、以前はそのまま通り過ぎていた。 しかし、こうして立ち寄ってみると、新鮮な気持ちになる。


道の対岸は、<七里御浜> 延々続く玉石の海岸は、見るのも歩くのも、とっても心地良い。

次は 丸山千枚田に向かう。 国道42号〜国道311号  案内板に従い山間路に入ると・・


<丸山千枚田> 到着。 まだ田植えの準備も始まっていなくて、景色は殺風景だが、ちょうど桜が満開だ。



 
しかしそれより、人がまったくいないということが、一番の景色だ。 イベントなら別だが、棚田に人混みは似合わない。

 
途中あちこちで桜が満開だった。

国道311号〜県道780号  夕陽の丘を経由して布引の滝に向かう。


<夕陽の丘> ここも桜が満開。 偶然良い時期来れた思いがする。

 
こんな奥まった場所、さすがに人も疎らだ。

さらに脇道に入り、狭路の山間道を進むと・・

 
<荒滝>  ほぉ、こんなんもあるんだ。   もくもくと暗い山間を走る


ようやく <布引の滝> 遠望  おぉ!これか・・。 階段があるので早速下まで降りてみる。


日本滝百選 <布引の滝> まさに音もなく流れ落ちる滝は、名前の如く、布がすべり落ちるようだ。

さて、再び海岸線に向かう

 
熊野川の流れは穏やか。 山間を無事抜けた思いもあり、すこしほっとする。

国道168号〜国道42号  そして目指すは<橋杭岩>。 
 
しかし、今日は雲の流れが速く、もう2回ほど、小雨にやられた。 国道に出る手前では、かなり強い降り方で、この先
心配だった。 しかし、海岸に出ると、一気に雲は消え、青空が広がっている。 ウキウキする。 あとは、潮の状態が
どうかだ。 もちろん、満干の時刻など調べているはずもなく、運任せ。

かなり遠くから、奇岩が見え始める。 初めてのところだが、説明がなくても、それと分る迫力だ。 そして・・


ズゴゴゴーーン  凄い絶景が現れた。 さらに干潮とは、なんという幸運か。

 
浜に降りて橋杭岩を散策する。 偶然とはいえ、この干潮が最大だということだった。 


やっとここまで来ることが出来た。 素晴らしい景色をありがとう。



今日の橋杭岩ツーリング。 初訪地の感動は、やはり達成感があるものだ。  さらに絶景ポイントでは、快晴に恵まれ、
最高の景色を味わえた。 この先、潮岬も周りたかったが、日帰りではここで、精一杯。 少し残念な思いもある。 

国道42号〜紀伊長島I.C〜紀勢自動車道〜伊勢自動車道〜東名阪〜伊勢湾岸〜帰宅

本日の走行距離  km           黄昏度 橋杭岩