週末は久しぶりに、山歩きに出かける。 体力造りに始めた登山も、ここ数年激減して、昨年はとうとうゼロ!
老体に気合を入れて、以前から行きたかった信州・八方池に登ってみる。
そして、もう一つは私的空白域、高ボッチ高原。 入り口がよく分からず、一度断念したことがあるが、
その前に、その名前から丘の上の小さな展望台と思っていた。 しかし、今回訪れてみたら・・
[1日目] 高ボッチ高原〜大王わさび農場〜アルプスあずみの公園〜穂高 時々
国道153号〜飯田山本I.C〜中央道〜長野道〜安曇野I.C〜県道20号(まず目指すは高ボッチ)
しかしここからが、よく分からなかった。 そして今回は、ロングクラブツーリングさんのHPをしっかり頭に入れてきた。
でも、一回間違えた。 なるほど、入り口は、これが頂上に向かう道とは思えない狭さだ。(こりゃ民家の路地だ)
そして、道が広がると同時に、両側の展望が開けた。 おぉ・・! ここ、ひょってしてスゲェとこかも。
<高ボッチ高原> パノラマ展望台到着。 真正面に北アルプスの峰々。
見渡せば、めちゃ広い。
隣には鉢伏山
反対側には散策道が続いている。 早速上がってみる。
高原のさらに高台といったところだろうか。
眼下には諏訪湖。 残念ながら、もやっているが、この開放感は素晴らしい。
高ボッチ、小さな高台だと思っていたが、大間違いだった。
さらに少し移動すれば・・
高ボッチ牧場 またまた、おぉ・・牧場と北アルプスのコントラストが見事だ。
さらにこの奥には、鉢伏山登山道や山荘もあるらしいが、有料駐車場らしく、今日はここで止めた。
気持ち良く高ボッチ高原を降りる。 当たり前だが、帰りも狭い道。
道の駅 <小坂田公園> 飯食って、次は安曇野定番 <大王わさび農場>に向かう。
国道20号〜国道19号 この辺りで一番つまらない道だと思う。 生活道路は味気ない。
<大王わさび農場>
しかし湧水郡の清流は素晴らしいが、平日でもこの人出・・
さらにこの時期は、日除けシートが全面に掛けられ、わさび田の美景はまったくない。 まっ、いいか。
今回の目的でもないし。わさび入りソフトクリームを食べ次に向かう。 国道19号〜県道306号〜ローカル道
今日、最後の行き先は、以前から、気になっていて、一度訪れてみたかったところ。 それは・・
<アルプスあずみの公園> 珍しい国営公園。 そして入場料もちゃんと要る。 (大人410円)
園内はだだっ広い。 施設もしっかり充実している。 さすがに国営公園だ。
空中回廊も超立派!
定期便か、トロッコバスも走っているが、平日の夕方なのか誰も乗っていない。 走らす必要があるのかな?
トップシーズンの休日なら、かなりの人出だと思うが、さっきの大王わさび農場とあまりに対照的だ。
園内をのんびりグルットと一周、本日の宿に向かう。 まぁ、空いていて良かったな。 園内は完璧に綺麗、案内も丁寧だし。
ちなみに、ここは「大町・松川地区」 他に「掘金・穂高地区」もあるようだ。 機会があれば、またそっちも立ち寄ってみたい。
そして毎度おなじみ<穂高カイザーベルク>到着。 今回もタダ券でね。 (バイク買い過ぎじゃね?)
ビールしっかり飲んで、温泉入って明日の鋭気を養います。 さぁ、早朝から久々山歩きだ。
[2日目] 白馬〜八方尾根〜八方池〜みみずくの湯
目覚めと同時に外を眺める。 快晴だ! 山歩きの気持ちが逸る。 一番早い朝食を済ませ、一路白馬を目指す。
途中「アートライン」からの田園風景も素敵だ。 道は一本道、国道148号を北上するだけ。 ほんとは、
黒菱林道で第三リフト乗り場まで駆け上がりたいが、まだ冬の通行止。下からリフトで登って行くことにする。
八方尾根駐車場からまずは第一ゴンドラリフト〜そして第二リフト
どんどん景色が変わる。 そして次々に絶景が現れる。
さらに第三リフト。 この時期の残雪は見事だ。 気温も一気に下がり始めた。
さあ、山歩き開始。 ここからは往復約4時間の道程だ。
<第一ケルン> 一点の雲さえない快晴!
はぁ、はぁ・・急斜面をどんどん登る。
こりゃ、たまらん。 写真ばかり撮っていては、いつになったら頂上に着くことやら・・
<第二ケルン> 美し過ぎる!
<八方ケルン> 〜 <第三ケルン>
そして頂上、八方池に到着。 しかし、まだ池面は雪に覆われている。 少し残念な気持ちもあるが、これだけの
快晴の下、絶景を見せてもらって、満足至極。
もちろん、池にアルプスが映るころには、残雪は僅かになるだろう。 しかし、それもまた絶景だと思う。
次回は是非とも夏の八方池も眺めたいものだ。 もちろんその時は、黒菱林道で終点まで駆け上がりたい。
それにしても、下界では早くも、30度越えの日々。 この雪景色は見事というしかない。
最後に地元 「みみずくの湯」 で汗を流し今回の旅は終了した。
今回の八方尾根ツーリング。 高ボッチの広大な景観に魅了され、さらに八方尾根では、快晴の下で残雪絶景に
感動した。 特に八方尾根の景観は、常連さんによれば、ここまで綺麗に見える日は年に数回程度だとか。
たしかに山歩きの醍醐味と言える、この帰りの第二ケルンの風景は一生の思い出となる一枚のような気がする。
今回の走行距離
km
残雪の八方尾根
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長野 高ボッチ〜安曇野〜八方尾根