学童安全観世音菩薩像


  東郷小学校には、まだまだいろいろある。ちょうど、校長室の横の方から、歩道橋があるのだが、その歩道橋の手前に、学童安全観世音菩薩像がある。まさに、学童の安全を見守っているかのごとくである。そして像の裏側に、建造された日付等が、書いてある。
ちょうど、この像が立っている所は、和合から三好へぬける道路の少しカーブしている部分に位置している。まさに、安全を願ったものであろう。
また、この道路を三好の方に向かっていくと、三好森下の交差点でも、同じような像が立っている。東郷小学校の像と関連性があるかないかは、わからないが不思議な感じがする。

正面の観世音菩薩像 側面の観世音菩薩像 背面の観世音菩薩像
東郷小学校の観世音菩薩像 三好森下の観世音菩薩像


(ひとくちメモ)  観世音菩薩とは・・・

  観音が最初に仏教の経典の中に現れるのは、法華経観世音菩薩普門品第25においてです。中心になっているのは、観世音菩薩への賛歌と、観音様のご利益の話です。ただただ、困ったときに観音様の名前を心に称えれば、降りかかった危難を救ってくださり、大概の願いを聞いてくださるという大変ありがたいお話しなのです。そして、それぞれの不安を一掃してくれて、無限の安心を与えてくださるという存在が、観音様なのです。また、「念彼観音力」という言葉がありますが、これは、「彼の観世音菩薩を念じれば・・」という意味で、自分の中の潜在意識の中に観世音菩薩はいて、自分の潜在パワーを発動させるということなのだそうです。なお、観世音菩薩の原名は「アヴァローキテーシュヴァラ」です。