日時計

  職員室の南側に、モニュメントが立っている。それは、日時計である。日時計といっても、いろいろあるのだが、東郷小学校にあるのは、矢橋式日時計といわれるもので、矢橋徳太郎考案のものである。昭和49年3月に設置されたものである。結構、古くなっており、文字盤も見づらいが、しっかりと、東郷小学校の歴史、そして時を刻んでいる。

矢橋式日時計 全体像
正面から見た日時計
側面から見た日時計
背面から見た日時計


一口メモ(日時計)

  最初に作られた時計は、日時計である。今から、5000年から6000年ぐらい前の古代エジプト人が作ったといわれている。でも、その日時計を作った人の名前、またその後にできた水時計を作った人の名前は、わかっていない。でも、その後にできた砂時計を作った人の名前は、わかっている。その人の名前は、フランス人のルイドブランドというお坊さんである。
 それでは、日本で最初に作られた時計はというと、やはり日時計なのであるが、作った人の名前は、わかっていない。でも、記録に残っている日本の時計の歴史は、660年の天智天皇が作った濡刻(ろうこく)といわれる水時計である。