メタセコイヤ


  二宮金次郎の像を見て右手の方を見ると、校舎の近くに、大きい木が、高くそびえたっている。なんとこの木は、この東郷小学校の敷地に、15本もある。この木こそが、生きている化石といわれているメタセコイヤである。
このメタセコイヤは、今から45年程前に、当時の東郷小学校の児童が、配られたメタセコイヤの苗(1m50cm)を植えたそうである。今では、3階建ての校舎よりも高くなっている。

このページでもまた、メタセコイヤの四季の様子を紹介していきます。

夕暮れのメタセコイヤ(平成14年5月)
メタセコイヤの実 メタセコイヤの葉


生きた化石 メタセコイヤ------ひとくちメモ


  メタセコイヤは、裸子植物のスギ科の落葉高木に分類されます。高さは、25〜35メートルで、「アケボノスギ」とも呼ばれています。中国原産で、メタセコイヤの化石は1941年、和歌山県において発見されました。アメリカ西海岸に生息するセコイヤスギと似てはいるものの、ちがう点が多くあるので、メタセコイヤ(変わったセコイヤ)と名づけられました。今から、200万年前に絶滅したと考えられていましたが、1945年に中国で自生木(じせいぼく)が見つかり、「生きた化石」として、全世界に紹介されました。

紅葉のメタセコイヤ(平成14年11月)
落葉のメタセコイヤ(平成15年2月)