「ユニセフ子ども物語」  1組

バングラデシュ人民共和国

全員:今からカブ隊の発表を始めます。

2組 組長:今日、たくさんの募金を、ありがとうございました。

2組 副長:ユニセフでは、この募金を使って色々な活動をしています。

1組 組長:その中で2つの例を発表します。

1組 副長:最初に1組がバングラデシュの活動を発表します。


――― ユレカがそうじをしている。 ―――

ナレーター:彼女はユレカ。10才で住み込みのお手伝いさんをしています。

               朝5時半に起きて、そうじ、せんたく、食事の用意とおおいそがしで1日がすぎ、

               ねるのは、いつも夜の12時です。

ユレカ     :お父さん、お母さんに会いたいな。この前会ったのはいつだったっけ。今月のお給料の180円は

               届いたかなぁ。

――― 置いてある新聞を見て ―――

ユレカ     :何て書いてあるか、さっぱりわからない。

主人       :またさぼってるな。早く水くみにおいき。早くしないと、ごはんぬきだよ。

――― 駆け足で退場する。退場の直前にアカンベーをする。 ―――

ナレーター:町には、物売りの子どもたちがいます。ラフィックは袋を売っています。1枚3円の袋を6円で

               売って、食べ物を買うお金をかせいでいます。

――― ラフィック入場 ―――

ラフィック :袋いらんか〜。袋いらんか〜。なかなか売れないな。

               でも前にいた工場よりはましだ。だって給料がもらえない時あったし、すぐになぐられるんだもの。

               いつもあざだらけだったなぁ。

――― 男がいそぎあしでとおり過ぎようとする。 ―――

ラフィック :おじさん、袋いらんか。

――― 男はいらないといってとおり過ぎる。 ―――

――― 男がまた反対側からいそぎあしでとおり過ぎようとする。 ―――

――― これをもう1回繰り返し、最後にラフィックはおじさんにタックルしてつかまえ、

やっと1枚買ってもらう。 ―――

ナレーター:ほんとうは、こんなことはしていません。

町にはもっと色々な物売りの子どもたちがいます。ア、あそこにいるのは、新聞うりのタイラです。

               道に出て車に新聞を売っています。らんぼうな運転をする車もいて危ないです。

タイラ      :バングラデシュニュース、バングラデシュニュース

ナレーター:ア、あぶない。

――― タイラは突き飛ばされるようにころぶ ―――

タイラ      :コラー、気をつけろ。あぶなかったなぁ。もし大けがしてうれなくなったらうえじにだ。

               お父さんが病気になる前は良かったよな。だって学校いけたもん。あの時は楽しかったなぁ。

――― 車に乗った人がきて、信号で止まる ―――

タイラ      :バングラデシュニュース。

           :1枚くれ。

――― 男はおさつを出す。 ―――

――― タイラはおつりをさがしている。 ―――

           :オーイ、信号が青になったじゃないか。はやくしろ。

――― タイラはまださがしている。 ―――

           :まーいいや。つりはとっておけ。

――― 男が行ってから、タイラはニヤとして。 ―――

タイラ      :ヤッター。作戦成功。

ナレーター:本当はこんなズルはしていません。○○君がバングラデシュにいたらしたかもしれないけど。

――― 「ユニセフ」と書いたボードをつけた人が入る ―――

ユニセフ  :子どもたち集まれ。

――― 子どもたちあつまる。 ―――

ユニセフ  :君たちは、もう働いてはいけない。

子どもたち:そしたら食べ物を買えなくなっちゃう。

ユニセフ:今までの給料と同じお金をあげます。そして学校へいくのです。

子どもたち:ワーイ、ヤッター。

ナレーター:まだひとにぎりの子どもたちですが、こうして学校にいけるようになりました。

               皆さんのごきょうりょくで、また何人かが学校にいけるでしょう。

               これで1組の発表を終わります。