「インディアンの民話」        出展:「アフロ・アメリカンの民話」P269

井戸におちたライオン

 

全員:今から○組の発表を始めます。

組長:題目は「井戸に落ちたライオン」です。

    (題目の書いてあるボードを持つ。劇中はどこか舞台に置く。)

 

ナレーター:昔、平和な村にらんぼうなライオンが住みつきました。

        ライオンは毎日食べ物をもってこないと、皆を食べちゃうといいました。

        皆はしかたなく、毎日くじ引きに当たった人が食べ物になりにいくことになりました。

 

うさぎ      :短いわらを引いた人が当たりだよ。

しか        :あたりませんように。(くじを引く)) セーフ。

ぶた       :どーか、あたりませんように。(当たる) ウワー、待ってー、助けてー

やぎ       :だめだ、さあ行け。

――― ぶたはしぶしぶ出かけて行った ―――

 

ナレーター:次の日

やぎ       :今日はボクがクジをつくったよ。

しか        :あたりませんように。(くじをひく)  セーフ。

うさぎ      :(ひょいとくじをひく)。 ウワー

               とうとうボクの番になったか。皆さようなら。(と言って去る)

 

――― しか、やぎも退場。 ―――

――― うさぎが入場して、歩きながら ―――

うさぎ      :んーー。何とか食べられない方法はないものかなー。

               んー。んー。 ア! そうだ! 家の井戸を使おう。井戸をのぞくと・・・ ウフフ(笑う)。

ナレーター:うさぎさんは、何かひらめいたようです。

 

――― うさぎは退場する。―――

ナレーター:ここはライオンのうちです。

――― ライオンがいる。そこにうさぎが入場する。 ―――

 

うさぎ      :ライオンさん、ライオンさん、あなたの昼ごはんがきましたよ。

ライオン  :なんと、これは小さい昼ごはんがきたな。(ライオンは腕とけいをみながら)もう2時だ。

               おなかペコペコで、おまえだけでは足りないぞ。

うさぎ      :そうです。こんな小さいボクを食べても、よけいおなかがすくだけです。

               私の家に肉がどっさりありますからおいで下さい。

ライオン  :よし行ってやろう。もし無かったらしかたない、おまえを食ってやるからな。ガオー。

――― ふたりは歩いて去る。 ―――

ナレーター:ここはうさぎさんのうちです。

――― 井戸がある。  そこにふたりが入場 ―――

 

うさぎ  :あの井戸です。(走りよる)

うさぎ      :(中をのぞいて) 何てことだ、あいつがあなた様の肉をたべています。

――― うさぎのかわりにライオンが井戸をのぞく ―――

ライオン  :おまえはだれだ?

こだま     :おまえはだれだ?(ライオンの人が響くような言い方で言う)

ライオン  :おまえはだれだといっているのだ。

こだま     :おまえはだれだといっているのだ。(ライオンの人がおなじように言う)

ライオン  :んー。肉盗人め。あいつをさきにくってやる!

――― ライオンは井戸に飛び込む。 うさぎは井戸のとびらを閉めてカギをしめる ―――

うさぎ      :やったー。ライオンをやっつけたぞ。これで平和な村にもどれるぞ。

ナレーター:うさぎさんはがんばりましたね。皆も、どんな困難にも負けない力をつけようね。

 

――― 全員集合 ―――

全員:これで○組の発表を終わります。