「インディアンの民話」        出展:「ムースの大だいこ」絵本

ムースの大だいこ

 

全員:今から○組の発表を始めます。

組長:題目は「ムースの大だいこ」です。

    (題目の書いてあるボードを持つ。劇中はどこか舞台に置く。

 

ナレーター:アメリカ大陸のずっと北の方、大きな森と川とみずうみと氷のへいげんが広がっているところに、

インディアンの人々が住んでいました。インディアンの人々は、ムースという大きな

       しかや、トナカイやビーバーややまあらしや鳥や魚をとってくらしていました。

男1        :酋長、今年はいつもよりずっと寒くてこごえそうだ。えものが全然とれなくて、       

              食べ物もほとんどなくなってしまった。どうしたらいいだろうか?

酋長       :んーー(考える)。 こまった。 あとはメディスンマンにきくしかなさそうだ。

――― ふたりそろって一度退場。また入場し、メディスンマンのところに行く ―――

ナレーター:メディスンマンは、森のひみつを知り、人々にふりかかるさいなんをうちまかす力を持っています。

 

酋長       :もう食べ物がぜんぜんなくなってしまった。どうしたらいいだろうか。

メディスンマン:んーー(考える)。 ムースの大だいこにきいてみよう(おもおもしく)。

――― ムースの大だいこを準備する ―――

――― メディスンマンは大だいこを、ドンドンといいながら打ち続ける。 ―――

 

ナレーター:たいこを打ちはじめて1日がすぎました。

――― 人がひとり加わる ―――

ナレーター:たいこを打ちはじめて2日がすぎました。

――― 人がまたひとり加わる ―――

ナレーター:たいこを打ちはじめて3日がすぎました。

――― 紙をめくってムースの大群が森の中にいる絵を出す。 ―――

 

男2  :ア! たいこの中にムースのたいぐんが見えるぞ。あの場所ならわかる。

              さあいくぞ。

――― みんな、走って退場。 ―――

――― 1匹のおおきなムースの絵を出す ―――

――― 男1が来て、弓矢でムースをうってしとめる。そしてさる。 ―――

――― 布を落とす ―――

ナレーター:かりはぶじに終わりました。

――― 男1が戻ってきて、布に向かって手を合わせる。 ―――

男1        :これでおなかをすかせた子どもたちにおいしいムースのにくを、おなかいっぱいたべさせてやれる。

       ありがとう。

ナレーター:人々は村に帰ると、いちばんいい肉は、男がいなくてりょうに出られなかったかぞくに分け、

       あとはみんなでびょうどうに分けられました。

              そうなんです。かれらは、弱いもののことをいつも考え、そしてびょうどうであったのです。

 

――― 全員集合 ―――

全員:これで○組の発表を終わります。