「インディアンの民話」        出展:「アフロ・アメリカンの民話」P98

小さい男の子が大きくなろうとする

 

全員:今から○組の発表を始めます。

組長:題目は「小さい男の子が大きくなろうとする」です。

    (題目の書いてあるボードを持つ。劇中はどこか舞台に置く。

 

ナレーター:昔、背の小さい男の子が住んでしました。

        小さいのがいやで、人並みに大きくなりたいと思っていました。

男の子    :どうしてボクはこんなに小さいんだろう。

人並みに大きくなりたいなぁー。

       んー。んー。 ア!、そうだ、馬さんに聞いてみよう。

――― 馬さんのところに行く。 ―――

男の子    :馬さん、どうすればあなたのように大きくなれますか?

馬さん     :とうもろこしをどっさり食べて、

       走って走って走り回って20kmは走るんだ。

       そうすれば私のようにおおきくなるよ。

――― 馬は布の中に隠れる ―――

男の子  :うん、わかった。

――― 男の子はとうもろこしをムシャムシャ食べて走るを2回繰り返し、倒れこむ。 ―――

男の子    :食べ過ぎておなかをこわすは、足はおれるは、もうボクはだめだ。

       どうしてだめだったんだろー。

――― 男の子は少しねころんだあと、ムクッと起き上がり ―――

ラフィック :そうだ!バッファローのおじさんならだいじょうぶだ、バッファローおじさんにきてみよう。

――― バッファローが布から顔をだす。 ―――

男の子  :バッファローのおじさん、どうすればあなたのように大きくなれますか?

バッファロー:草をうんと食べて、たくさん吠えるんだ。

――― バッファローが布の中に隠れる ―――

――― 男の子は草をムシャムシャ食べて、たくさん吠えた。モー、モー、モー、そして倒れこむ。

ナレーター:食べ過ぎておなかをこわすし、のどは痛いし、もうボクはだめだ。

       どうしてだめだったんだろー。

――― 男の子は少しねころんだあと、ムクッと起き上がり ―――

男の子  :そうだ!なんでも知ってるほうほうふくろうさんにきいてみよう。

――― ふくろうが布から顔をだす。 ―――

男の子  :ほうほうふくろうさん、どうすれば大きくなれますか?

ふくろう  :おまえはなぜおおきくなりたいのかね。(おじいさんのように)

男の子  :人と戦って勝てるように、大きくなりたいんだ。

ふくろう  :今まで、おまえさんに戦いをしかけたものがいるかね。

男の子  :いない。

ふくろう  :それなら大きくならなくても良いな。

男の子  :んーー。 けれど、遠くまで見えるように大きくなりたいのです。

ふくろう  :木に登ればそのてっぺんから遠くまで見えるじゃないか。

        よいかね、つまりこういうことだ。

                おまえさんは体を大きくしなければならない理由はなにもないのだ。

                だが、のうみそをもっと大きくしなければならない理由はりっぱにあるようだね。

              (大きな声で)

 

ナレーター:これで男の子があきらめたかどうかはわかりませんが、行動するまえにすこし考える事も

        大事だよね。

 

――― 全員集合 ―――

全員:これで○組の発表を終わります。