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初日
カッパを着て家を午後7時30分に出発
名神と北陸道を
時々雨が降る中を順調に走り
9時45分新日本海フェリーターミナルに到着
去年と違ってバイクが多い
楽しみだ!!
新日本海フェリー
今年から出航時間が30分程早くなり
午後11時15分フェリーに乗船
心ウキウキ感が半端ない。
半年前から計画していたので
年金生活に入る65歳のご褒美である
さぁ、バケーションを楽しもう。
二日目
料金はツーリストAだが
コロナの関係で廻りに誰も居なくて
一人部屋並になったおかげで
こんなに遅くまで寝ていたのは久しぶりだ。
今日は一日中フェリーで過ごすので
早速、この先の楽しみを思いビールで乾杯。
(ルネッサンス)
新潟沖
午前9時30分新潟沖に入ると
太陽がさんさんと輝いてきた
今回の旅を象徴しているようだ。
船上に出ると旅の雰囲気が一気に増す
この先ずーと天候に恵まれますように
神様と仏様にお願いした。???
(絶対ウソだと思う)
新日本海フェリー
10時05分頃に船内アナウンスがあり
敦賀行きの新日本海フェリーとすれ違う
お互いに汽笛を鳴らして挨拶する
行きと帰りでテンションが違うのは仕方がないが
天気は快晴、気分は最高!!
ちなみに新日本海フェリーは高速船の為
船外の船尾しか出ることが出来ません。
津軽半島
船内でじっとしているのも飽きた。
やることが全くない
すでに風呂も二度入ったし
ウロウロするにも飽きたので
午後4時頃外に出ると竜飛岬が見えてきた
風力発電用の大きな風車が視界に!
到着
定刻の20時30分に苫小牧港に到着。
下船するときに先頭だったおかげで
車両甲板の扉が開くのを初めて見た。
また、去年は国道235号の森林の途中で
雨カッパを着ている時クマが出そうで怖かった為
今年は高速で千歳ICまで走り午後9時15分に無事到着。
今回は一人部屋が用意してあった。
三日目
毎度のことながら朝5時に目が覚めた
さぁ!ツーリングの始まりだ
ルートをどうするか迷ったが
去年と同じ地球岬の見学からスタート
今年は去年と違って視界良好だった。
※正式名称「チキウ岬」である
昭和新山
好天の中、二十年ぶりに昭和新山に行った。
相変わらず所々噴煙を上げているのが見えた時
いきなり、おじさんに呼ばれ駐車料金を徴収
バイクは金200円だったが
コロナの関係で500円の商品券がもらえたので
有効に消費するためにソフトクリームを食べた。
洞爺湖
去年は雨の中通り過ぎただけだったが
湖畔沿いをツーリングしながら景色を楽しむ
切手のフレーム写真を撮るために寄ったが
最後までどこにあるのか判らなかった。
考えることは皆同じなのですれ違うバイクの多いこと
手を挙げてヤエーと挨拶するだけでも大変
それはそれで楽しいけれどね
国道276号線
昨夜フェリーから降りる時
前方が何となく暗いことに気が付いた。
ヘッドライトのロービームが切れていたので
修理する為に札幌の二輪館に向かった。
国道453号線沿いに写真ポイントがあったので
少し立ち寄って景色を眺めた。
羊蹄山?かな・・・山の名前はわからない。
滝野すずらん丘陵公園
タイミング良く空いていたので
修理が意外と早く終わった。
午後三時と時間がまだ早いので
ユーチューブで見たことがある
滝野すずらん丘陵公園を見学しながら
千歳のRHに向かうことにした。
モアイ像
去年?ここでもクマが出たので
恐る恐る入場したが観光客も結構いて拍子抜けした。
何故ここに20体ほどのモアイ像があるのか不思議だが
気にしたのは最初だけで誰かに聞くこともできない
廻りを見渡すと他にも大仏の頭が見えたが
結局傍まで行くのは諦めた。
又、モアイ像は九州の「サンメッセ日南」にもあるが
数は7体だけしかない
支笏湖
支笏湖をマジマジと見るのはいつ以来だろう?
30年以上前に遡るが遥か遠い記憶しかないし
国道453号線は
支笏湖を右手に眺めながら走れるのは良いけれど
道路の状態がデコボコで、あまり楽しくない
ただし本州と違って信号が無いのは助かるが・・・
四日目
目が覚めると予想通り雨が降っていた。
天気予報とにらめっこしていると
ニセコ方面が雨が少ない予想なので
朝9時とゆっくりスタート
喜茂別に入ると晴れ間が出てきた
持っている男だとつくづく思う!!
羊蹄山ビューポイントに到着
早速写真を撮るがカメラには映ってない。
ニセコ駅
ニセコには両手両足を足しても
足りないくらい来たことがあるが
駅に来たのは初めてだ。
小さな駅だが雰囲気があるし
目の前には豪華な温泉施設があった。
急ぐ旅では無いので金500円を払い入浴
昼間なので誰も居なく大きな浴槽を
独り占めしてゆっくり過ごした。
道の駅「ニセコ・ニュープラザ」
雨が降ったり止んだり太陽が出たりして
そのたびにカッパを着たりするので忙しい
バイクの旅は解っていてもこれが面倒だ。
羊蹄山は残念なことに雲がかかり見えなかったが
スキー場があるニセコ・アンヌプリは確認できた。
道の駅「ニセコ・ニュープラザ」で昼ご飯を食べた
みたらし団子は美味かったが
うどんは・・・言い直そう(美味しくなかった)
ニセコ大橋
道の駅の観光地図を見ると
写真スポットと記してあったので
ちょっと寄り道
黄色の橋は今まで見たことが無かった。
ニセコのシンボルカラーかな?
羊蹄山
若いころ年間2回は滑りに来ていた
ニセコスキー場にやって来た
道道631号沿いにマンションが多く出来ていて
ずいぶん様変わりしていた。
コンビニに寄り景色を眺めていると
羊蹄山に後光がさして輝いていた。
しかし変わったなぁ〜
道の駅「ふき出し公園」
ここに来たのも15年ぶりぐらいだ。
通年で6.5度書いてあったので
真夏の時期なら冷たくて美味しい水だが
今日の天候では、ごく普通の水だった
売店のソフトクリームも〇〇牧場の
ソフトと書いてあった割には
水っぽくてガッカリ
ライダーハウス千歳
ライダーハウスに戻り晩御飯を食べる
ここで夜を過ごすのも三日目となったが
天候の関係で自由気ままの旅なので
これも、また良しとしよう
まだ、午後7時前だが早くも出来上がり
眠りについた。
五日目
今日は道北に向かってひたすら走る
走行距離は450kmくらいだが
札幌市内は混むので朝6時に宿を出発
今まで一度も走ったことが無い
江別西で高速を降り日本海に出た
最初の見学地は去年と同じ黄金岬である。
おびら鰊番屋
毎度お馴染みの「おびら鰊番屋」で休憩。
去年と違って観光客が少ないし
バイクも一台もいないので何か寂しい
今年はオホーツク海に高気圧が居座っていて
道内は、すぐれない天候が続いている
しばらく続くそうでガッカリだ。
苫前町郷土資料館
見学したかった苫前町郷土資料館に入る
天気が良ければ素通りしてしまうが
今日は予定通り資料館を見学
とままえの農・林・漁業の紹介だったが
目当ては羆の恐ろしさを体感したかった。
ヒグマ
中では羆の恐ろしさを映画にした
三国廉太郎主演の羆嵐(くまあらし)の上演
しばらく見ていたが、やはり怖い
途中で退席して三毛別事件現場も見たくなった
資料館の人に安全を確認してから
現場に向かった。
三毛別事件現場
資料館から20km程奥に入った古丹別という所に
三毛別事件現場が再現されている。
現場までは道路も舗装してあるので良いが
200m手前から砂利道なので違う意味で怖い
他に誰か居れば良いと思ったが誰も居ない
もちろん携帯の電波も入らない。
三毛別事件現場A
今にもクマが出てきそうな雰囲気が漂っているので
エンジンを思い切り吹かして人の存在を示し
出口方向にバイクの向きを変え恐々と見学
思うに車や多人数なら何とかなるが
バイク乗りが一人で来るところでは無い
本当はゆっくり見学したいが
そそくさと写真を撮り足早に退散した。
時間にして2〜3分くらいだと思う。
初山別キャンプ場
当初はここでキャンプする予定だったが
時間も早いし稚内まで行くことにして
宿を取った(スマフォは便利だ)
ただ、今後のために場内を見学
景色も素晴らしく温泉もあるので良い
これで無料なんて考えられない。
オロロンライン
待望のオロロンラインに入り
(本当は留萌くらい)からだが
オトンルイ風力発電の巨大な風車群だ
今年で最後なのかどれも動いてない
壊す前に見納めになるかも
北緯45度
北半球のど真ん中にやって来た。
せっかくの記念モニュメントが
寂れていてガッカリした
今回は誰も停まって居なかったので
手入れをしてほしいと思う。
利尻富士
待望の利尻富士が見えてきた。
一年ぶりの景色だが今年は全景が見えない
天候に恵まれない今年の北海道である
オロロンラインは何度走っても楽しい
さぁ、稚内まで後100km位だ。
北防波堤ドーム
午後4時稚内市に入った
宿に行く前に北防波堤ドームを見学
歴史を感じる独特の建築物だ
昔と違ってキャンプは禁止になっている
しかし道幅が広いし車は少ない。
ライダーには天国だね!!
簡易ホテル「モシリパ」
場所が解りにくかったが稚内の宿に到着
簡易ベッドだが綺麗な建物である
バイクも屋根付きの場所に駐車できたし
風呂がついて一泊3,500円だ。
ちなみにモシリパの意味を聞いたが忘れた。
六日目
このまま南下しても天気が悪そうなので
最後まで迷ったがもう一泊して
利尻島と礼文島を見学する予定だったが
寝坊して礼文行きのフェリーに遅刻
利尻島だけにして出航時間まで稚内を散策
日本最北端の駅で記念撮影。
ハートランドフェリー
稚内港の利尻島行きのハートランドフェリーだ。
二等客室が往復で5,100円と割高だが仕方がない
自分のバイクで行けば後2万円くらい必要なので
現地でレンタルバイクを借りる予定だ
出航は11時10分なので利尻島観光の妄想をする。
鴛泊港
フェリー内で1時間30分程過ごすが暇だ。
小さなフェリーなので船内の散策もする気がない
妄想も飽きてきたが眠ることも出来ない中で
12時50分やっと利尻島に到着。
フリータイム3,000円でバイクを借りる
さあ!初の利尻島見学へ
姫沼
島内一周55Kmを時計回りで出発
すぐに姫沼に到着した。
前を観光バスが走っていたので
ちょっと期待したが
ごく普通の綺麗な沼だった。
オタトマリ沼
テレビで放送される利尻島の風景写真だ
寂れた雰囲気の国道沿いであるが
もう少し先に行けば綺麗な家が点々と建っていた
そしてオタトマリ沼に到着
一番の見学地らしく茶店と広い駐車場があった
本来なら正面に利尻富士がデーンと構えているが
今日は残念。
仙法志御崎海岸
仙法志御崎海岸に到着
ここも本来なら看板のような場所だが
今日の天候では仕方がない
絶対リベンジしようと思って
写真だけ撮った。
沓形岬
小さな島なので一時間ほど走っただけで
島の反対側の沓形岬に着いた。
また、沓形港には礼文島と行き交う
フェリーターミナルがあるが
ちょっと寂しい感じがした。
沓形岬公園キャンプ場
沓形岬には小さなキャンプ場があり
キャンパーも数組いた。
入場料金は500円と記してあった。
他にもキャンプ場は在ったが誰も居なかった
最盛期は満員になるかもしれないが
誰も居ないキャンプ場はちょっと怖い。
礼文島が・・・
しばらく走ると国道沿いに
素晴らしい利尻島の風景を映した
看板が至る場所にあり
残念な気持ちで写真を撮った。
左手には礼文島が、かすかに確認できた。
ポンモシリ島
最後に見学地ポンモシリ島に到着
風景がカムイ岬に似ているような気がした
天気が良ければブルーの海が綺麗だと思う
贅沢は言えないが
これも旅の一部分なので仕方がない。
鴛泊港
午後4時半と早かったが
島を一周して鴛泊港に帰ってきた。
ゆっくり観光しても二時間少々だが
寒くてカッパを持ってきて正解だった。
フェリーターミナルで出発まで
退屈な時間を過ごした。
七日目
七日目の朝、雨は降ってないが微妙な天気だが
今日は網走に宿を取っているので
一気に南下する予定で朝の7時に出発し
最初はノシャップ岬に行った。
相変わらず誰も居ない
観光地として終わっている感じがする
もう一つインパクトが欲しい。
宗谷丘陵
宗谷岬に向かう途中で
白い貝殻の道を走る予定だったが
通り過ぎてしまった。
どちらでも良かったので
このまま宗谷丘陵を走って
宗谷岬に向かった。
宗谷岬
曇っているし寒いので観光客は少ない
土産屋の前の温度計を確認すると13度しかない
去年より0.5度低いが雨が降っていないので
体感温度は、それほどでも無い
バスツアーも一台だけなので
例年なら記念写真を撮るのに苦労するが
今日は好きなだけポーズを取った。
さるふつ公園
オホーツク海を左手に眺めながら南下する
最初に出てくるのは日本最北端の村の
道の駅も併設されているお馴染みの猿払村である
パークゴルフ場があり大きな敷地が確保されている
キャンプ場も併設されているが誰も居なかった。
エサヌカ線
ライダーの誰もが走ってみたいというエサヌカ線だ
廻りには何も無く直線道路が5Km以上続く
牛の放牧と牧草ロールが点在していて
写真映えするのだが
天気がすぐれないのでしょうがない。
クッチャロ湖
天気が悪いので行ってもしょうがないが
大人気のキャンプ場の様子を見がてら
白鳥の湖のクッチャロ湖を見学
中途半端な時間の為に
キャンパーも数組しか居なかった
記念写真だけ撮って退散。
紋別
流氷ツアーの出発地、紋別へやってきた。
ここには無料のキャンプ場があり人気が高く
すでに多くのテントが張ってあった
初代のガリンコ号も陸地に展示されていたので
氷を割って進むスクリューをじっと見つめる。
モニュメント
すぐ近くにはアザラシの飼育観光施設である
とっかりランドやカニの爪のモニュメントがあり
ライダーが来た記念に写真を撮る
ただ、砂利が敷き詰められているので
バイクを横付けするのに注意が必要。
いもだんご村
網走の宿「いもだんご村」には
予定通り午後5時到着した。
狭い屋根裏が就寝場所の格安の宿だが
綺麗に整理されており風呂もついていた
ただ、場所はわかりにくいが
宿の奥様のお迎えがあり温かみを感じた。
八日目
予報通りに快晴の朝を迎えたので
早めの朝6時に出発して知床半島を目指す
最初の訪問地は当然「天に続く道」だ
ただし展望からの景色は、たいしたことが無い
歩道橋みたいに道路をまたいでくれると
ありがたい思う。
天に続く道"
駐車場は斜面になっており車専用なので
天に続く道の前でバイクを停め写真を撮る
通常なら観光客が多く順番待ちのスポットだが
朝早かったのか今日は誰も居なかった
ポーズを変えて写真を撮りまくるが
結局帰るまで誰も来なかったのは
ちょっと寂しかった。
オシンコシンの滝
知床峠に行く国道の途中にあり
大型バスが何台も停まれる広い駐車場がある
オシンコシンの滝を見学
階段の上まで行くと水しぶきがかかるくらい
水量が豊富な滝だが
今年は例年より少なく感じた。
プユニ岬
知床の街並みとオホーツ海がマッチして
見晴らしがとても良いプユニ岬である
駐車禁止の場所だが夕方になると
観光客の多くが車を停めて見学する場所だが
昼間は誰もが素通りしていく場所でもある。
知床峠
知床峠の駐車場に向かう
バイクだし観光客や車も少ないので
羆と出会わないように願いながら走り
峠の駐車場に無事到着した。
晴れていても羅臼岳は見えなかったが
国後島は雲海の向こう側に、はっきり見えた。
羅臼岳
雲の流れを見ながら羅臼岳が見えるまで休憩
結局一時間ほど待ったが
羅臼岳の中腹に来ると雲がかかって見えない
名残惜しかったが諦めて峠越えした。
野付半島
ガスが濃くて怖かったが
無事に羅臼側に降りて道の駅で休憩
次に目指すは一度も走ったことが無い野付半島だ。
今まで通り過ぎることが多かった場所だが
なぜか急に行きたくなった
理由はトドワラを見たかった為だ。
ただ、冬服に着替えたくらい寒かった。
根室へ
最果ての地とうたっている根室に向かう
去年走った時に撮り忘れた
国道44号の道路に書かれている
北海道でも根室しか無い
「シカ注意」の道の写真を撮りたかった為だ。
納沙布岬
午後12時30分気分爽快の中
今日の一押しである納沙布岬に来た
去年と違って快晴の青空が広がっていている
早速、納沙布岬の看板の前で写真を撮っている時に
他の人が来たのでバイクを移動しようと試みたところ
倒れそうになり必死にこらえた。フー(汗)
荷物を含めた総重量が
軽く300sを超えているので助かった。
北方四島
初めて歯舞諸島をこの目で確認した。
戦後ドサクサに紛れてソ連に占領されて
そのままになっている場所だ。
政治家の情けなさが目に浮かぶが
日本の常識は世界に通用しないのだ。
キャンプ場へ
今回のツーリングで初めてキャンプ場を利用した
いつもなら半分以上はキャンプなのに
今年は天候にすぐれないので仕方がない
場所は去年も利用した別海町の「ふれあいキャンプ場」だ
全面芝生に覆われて温泉も近くにあり便利だ
値段も700円と安く本州では考えられないが
今年は夜中に北キツネ?がキャンキャン鳴いて煩かった。
※熊で無かったので良かったが・・・
九日目
九日目の朝、目が覚めると又も曇っていた
雨は降ってないが今年はついてない
最初に向かうは地球が丸く見える開陽台だ。
毎度お馴染みの景色だが視界は悪くない
只、年は跨ぐが一年の間に三回来たことになるが
悔しいことに今回が一番良かった。(泣く)
道の駅「摩周」
次に目指すはルート的には摩周湖だ。
見えないことは覚悟していたが
近づくにしたがってガスで視界がゼロ近い
駐車料金を払うのも勿体ないので
引き返し道の駅「摩周」で休憩
行く当てのないバイクが多く居た。
双岳台
行きたかった美幌峠を泣く泣くパスして
天気の良い方へ行こうと雨雲レーダーで確認
内陸の阿寒湖方面に行く事に決定。
国道241号沿いの双岳台にて
目の前に迫る雄大な雄阿寒岳を見学
晴れていてよかったと思った瞬間である。
阿寒湖
通常ならパスする場所だが
今日は暇なのでちょっと寄り道し
護岸を軽く散策
豪華なホテルが多い割には
ツアーの観光客は少なく閑散としていた。
オンネトー
半年ぶりにオンネトーにやって来た。
天候によって変化する湖面の色や
湖に映る阿寒富士や雌阿寒岳を
眺めていると心が癒される
ただ、去年の冬前に展望台が
木造から鉄骨に変わってしまったので
ロマンが無くなったような気がした。
足寄
足寄町の道の駅に向かう時
国道241号線沿いに変わったオブジェが出来ていた
通り過ぎたが引き返して写真撮影
足寄に着くと雨が降ってきたので雨宿り
美味しそうなソフトクリームを食べて
時間を過ごす。
ナイタイ高原
ツーリングマップルの
お勧めコースであるナイタイ高原を走行
広大な敷地面積でバイクで走っても30分位かかり
想像できないくらい広い1700ha(東京ドーム358個分)
まるでヨーロッパを走っている気分だ
※行ったことないけど
観光客は若い人が多く
年配者には向かない場所である。
ライダーハウス「カフェPit」"
タウシュベツ橋梁にも行きたかったが
夕方になると怖いので中止して
帯広のライダーハウスに向かった
コロナの影響もあり一人部屋が用意され
屋根付きの駐車場もある
これで千円とはほんまに安い。
テントの設営もいらないしね!!
十日目
早くも北海道ツーリング最終日がやってきた
天気が良さそうな富良野&美瑛を
廻ることにして宿を朝7時に出発
相変わらず狩勝峠はガスで何も見えず素通り
最初は鉄道屋の撮影地である幌舞駅
※正式の駅名は幾寅駅だが
幌舞駅
駅舎に入ると高倉健さんになったような気分
映画のワンシーンのようにポーズを取り
一人悦に入る(ハハハ)
今年は観光客が少ないので誰も来ない
写真を撮るには良いが
一抹の不安がよぎるのも確かだ。
南ふらの
道の駅「南ふらの」で休憩後
美瑛に向かうために「かなやま湖」経由で
行こうとしたが妙な胸騒ぎが・・・
クマ出没の看板が何か所もあり
道路の真ん中に、でかくて新しい羆の糞が二個もあった
子連れのクマだと思って急いで引き返し難を逃れた
道が細くUターンが出来ないので
バイクの切り返し中は怖くて仕方がなかった。
美瑛
一気に美瑛まで走るが
想像以上に国道237号が混んでいた
パッチワークの路まで二時間近くかかり
ケン&メリーの木に到着したのは10時過ぎていた
昔懐かしい場所だが
木の前にあった売店(グリーンのケンメリのセダン)が
無くなっていたし形も全体が微妙に違った
※左は18年前に来た時の写真
青い池
大人気の青い池に到着。
バイクを停めるのも苦労するくらいの
すごい車とたくさんの観光客だ。
思えば今日は日曜日なので当然か
初見学なので楽しみに丘を駆け上がると
目の前に青い池が現れ目に焼き付けた。
感想はバスクリンを入れた風呂みたい
怒られるかな・・・
ファーム富田
ファーム富田には20年ぶりに来た。
当時の建物や雰囲気はすっかり変わっていたが
ラベンダーアイスは当時のままの味だった。
子供たちがアイスクリームの場所から
離れなかったのを思い出した。
ラベンダー畑を見学する場所が変わっていて
自然観が無くなったような気がした。
※四季彩の丘の方が自然な花畑の気がする。
桂沢湖
夜は走りたくない国道452号で夕張方面へ
途中の桂沢湖の恐竜を見たかったので寄り道
有名な場所だと思っていたが
着いた時に誰も居なくて閉鎖されているかと思った
何かクマでも出そうな雰囲気で
長居する場所ではないと足早に去った。
夕張
携帯の電波は入らないし
道路脇からクマが出そうな国道452号を
無事走り切り夕張のジューバロ湖で休憩
天気が良ければ湖面に映る夕張岳が見えるはず・・
あいにくの天気で残念な結果だったが
夕張といえばメロンが思い浮かべるほど
メロン熊も町おこしで有名なので
当然記念写真を撮った。
苫小牧港
まだまだ時間は早かったが
雨が激しくなって来たのでどこにも寄らず
太平洋フェリー乗り場の苫小牧港に到着
今回の旅も天候には恵まれなかったが
事故等にあわず無事終了した。
ただ、フェリーをバックにした写真が無いので
場所を変えながら暇つぶしした。
また、何もない苫小牧東港と違って
食料の仕入れには困らないのは助かる。
太平洋フェリー
チェックインを済ませ船内に乗り込む
毎度のことながらフェリーに乗船すると
旅が終わったことが走馬灯のように移り替わり
今回の旅の反省をしながら早速ビールを飲む。
心の中で来年も絶対来るぞ〜と誓い
ほっと一息(溜息かな?)した。
十一日目
通常通りスマホのアラームで目が覚めた。
明日の朝までフェリーの中なので何もすることが無い
船(きそ)にはコインランドリーも無く
Wi-Fiも有料でサービスも悪かった。
船内の探検や船上に出たりして気を紛らわすが
長くは続かない。
来年は往復とも新日本海フェリーに決めた。
仙台港
仙台港には定刻通り到着した。
船から遠くに見えても20分も歩けば着くので
一時下船してイオンまで食料を仕入れに行く
目前の橋げたには
東日本大震災の時に、この高さまで
津波が来たことを知らせる目印が目に付き
もう10年経ったのかと思った。
(まだ10年かな?)
仙台港フェリーふ頭
船内に戻れるのに一時間以上あるので
暑い中14年前と何処が変わったのか
記憶を元に廻りを散策した
当然ターミナルビルは綺麗になっていたし
宮城県の観光図の場所も新しくなっていた。
また、その日停泊していたフェリーも
確か沖に逃げて助かったとの記憶もある。
仙台港ターミナル
北海道と打って変わって気温が高く暑いので
ターミナルビルに逃げ込みホット一息
ふと下を覗くと津波が7.2mの高さまで来た目印が・・・
震災の怖さが、またまた巡ってきた。
立ち直るにはどうすればいいのか?
私は細々としか協力出来ないが
観光してお金を落とすしかないと思う。
出航
時間が12時50分になり
船舶止めロープがはずされ
搭乗口も遠ざかり船が出航した
この手の現場を見るのが何故か好きだ。
色々な乗り物に乗るのも好きだし
旅行した気がするのも一理あると思う
太平洋フェリー「きそ」
やることが無いのでイオンで仕入れた
カップ麺とビールを軽く食べる
ライダーもいないので話をする人もいない
盛り上がらないビールで一人乾杯の音頭
観光客は多くても困るが少ないと寂しい
早くコロナが収束して知らない人と
旅話で盛り上がりたい。
太平洋フェリー「いしかり」
午後2時過ぎ姉妹船「いしかり」とすれ違う
お互いに船上に出て汽笛がなり
エールを交換する
帰る時にいつも思うことだが
あちらの船に飛び移りたい気分になる
しかも来週から北海道は晴天が続くのだ
ちょっと悔しい(だいぶだが・・・)。
福島沖
船内を見渡すと客が少ない
皆さん仙台で下船されたからだろう
多ければ席取りに苦労するし
逆に少なければ寂しい気持ちがする
船上に出ると空気が美味くて
海風がさわやかに吹いていて爽快
太陽の有難さを感じる。
風呂
ちょっと早かったが風呂に入る
誰も居なかったので写真をパチリ
大きな湯舟を独り占め出来たが
長湯が出来ない性格なので
せっかくの泡風呂も数分で退散
時間は、たっぷりあるのにね!
晩御飯
午後7時、晩御飯の時間だ。
フェリーのバイキングは高いし
コロナの関係で生ビールも販売中止みたい
私的にはカップラーメンとおにぎりがあれば良い
幸いビールの自販機だけは販売していたので
今回の旅でこんなによる遅くまで
何本もビールを飲んだのは初めてだ。
最終日
最終日は朝早く目が覚めたので
朝ぶろに入った後景色を見に船上へ
午前6時頃に静岡県沖を通過
船速19,7ノット(約36.5Km)と表示
※新日本海フェリーは30ノットなので
遥かに早い高速船である為に
横のデッキには出ることができない。
伊良湖沖
午前8時愛知県の伊良湖岬沖を航行
渥美半島ツーリングの時に
陸から見る景色と違って新鮮だ。
映画(釣りバカ日誌2)の撮影現場になった
伊良湖ビューホテルがしっかり確認できた。
レインボーブリッジ
伊勢湾に入り後二時間ほどで
伊勢湾岸道路(第二東名)にかかる
レインボーブリッジの真下を通過するが
太平洋フェリーの醍醐味は
この瞬間を写真に収めることなので
楽しみだ。
しかし何時見てもギリギリだ。
名古屋港
名古屋港には定刻通り到着して
長いようで短かった北海道ツーリングが終わった。
今回の旅はキャンプ場で過ごす予定だったが
結局フェリー3泊、RH4泊、ホテル3泊
そしてキャンプ場1泊の旅だった。
※走行距離は3,000km弱
ガソリン給油は155リットルだった。
そして全費用は13万5000円かかった。